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登山靴
2017.11.07
サロモン シェルター&ディーマックス 冬山登山靴

サロモン シェルター&ディーマックス 冬山登山靴

冬のハイキングやキャンプは、夏とは違った良さがあります。虫に悩まされることはないし、雪があれば空気の振動を雪が吸収することで、静かな世界を堪能できます。また冬にアウトドアを楽しむ人口が、そもそも少ないので、自分だけの時間を楽しむことができる。冬こそアウトドアが最高に満喫できる時期だと思ってます。

僕が冬のアウトドア遊びで好きなのは、低山のハイキングやキャンプです。危険が伴うような標高の高い山へはあんまりいきません。そんな時には暖かな食事や焚火にあたって暖をとりながらお酒を楽しむ。そんな時間が大好きです。

赤城山地蔵岳

しかしながら冬のハイキングやキャンプで一番悩ましいのが足の冷え、足の濡れ、足場の悪さによる怪我なんです。アウトドア用に、別でシューズを1足持っていくのも非常に億劫なので、家を出た時から山の中まで1足でまかなえる。いわゆる普段使いもできる、最適なシューズを今回は紹介したいと思います。

サロモン『SHELTER(シェルター)CS WP』

サロモン シェルター

冬に出番がとにかく多くなるのは、サロモンのウィンターシューズ『SHELTER(シェルター)CS WP』です。

サロモンってスキーギアの開発に長けていて、長い歴史の中で多くの経験を積んでいると思うんです。特に暖かさ、濡れない機能性、滑らないグリップに関しては定評があって、SHELTER(シェルター)も、この3つの特徴をサロモン独自のテクノロジーでカバーしてくれています。

サロモン シェルターの暖かさの秘密

サロモン シェルター

暖かいシューズと簡単にいっても、そこには大きなこだわりが潜んでいるんです。暖かさと比較してみるべき特徴には2つあると思ってます。

1つは重量です。とにかく暖かさを求めてシューズの厚みを出すと重量が嵩みます。サロモンのシェルターは、なんと重量390グラム(27cm)と軽量にも関わらず、しっかりとした暖かさを提供してくれます。

カタログには以下の温度域での使用と記述されてます。

サロモン 冬 アウトドアシューズ 機能性

・止まっている状態で足が冷たくならない程度:-2℃
・軽く運動をしている状態で足が冷たくならない程度:-7℃
・ハードな運動をしている状態で足が冷たくならない程度:-15℃

ハイキング仕様で考えれば、充分な温度域で、これ以上を求めてもハイキングではオーバースペックだし、これ以下でも心配というちょうど良い仕様だと感じてます。

サロモン シェルター
サロモン シェルターのアッパー

もう1つは通気性です。暖かさが高いだけだと、どうしても足が蒸れてきて、靴ずれを起こすなどトラブルがつきまといます。サロモンのシェルターは、SOFT SHELL DRY(ソフトシェルドライ)と自社開発のClimatherm(クライマサーモ)というインサレーションを組み合わせて、通気性のみならず、疎水性、いわゆる水に強く、速乾性が高いので、足のトラブルに見舞われることが非常に少なく安心です。

サロモン シェルターの濡れない秘密

サロモン シェルターの防水性

濡れない機能性となると、目を向けたくなるのはアッパーでしょうか?サロモンのシェルターのアッパーには、自社開発の防水透湿素材CLIMA SALOMON WATER PROOF(クライマサロモンウォータープルーフ)を採用しており、透湿性と柔軟性を発揮しながら防水性能を兼ね備えているんです。

サロモン シェルターの防水性

防水のメンブレンが固いとシューズの柔軟性が損なわれ、ハイキング時に歩きにくくなりがちなんですが、そういった心配は全くないです。『これ防水するシューズなの?』と疑いたくなるほどに歩きやすいから、普段からも積極的に使えるんです。

サロモン シェルターの滑らない秘密

サロモン シェルターのグリップ

グリップ力においては、サロモンのトレイルランのシューズを愛用していたので、そもそも安心感がありました。ここでも多くのテストと培った経験が活かされているなあ、と感じます。アウターソールは、冬の路面を想定して専用開発されたWinter Contagrip(ウインターコンタグリップ)を採用しています。

サロモン シェルターのタン

これは雪、濡れた路面でグリップ性能を発揮してくれるので、安全で快適な歩きを楽しめます。滑りそうというシーンにおいても安心して足運びができるのは、長い距離を歩いた後の疲れが全く違っているなあ、という実感があります。

冬の凍った路面に出向くという方であれば、Winter Contagrip&スパイクピン仕様という、SHELTER SPIKES(シェルター スパイクス)というラインナップもあるのでチェックしてみることをおすすめします。

サロモンの新作ウィンターシューズ『DEEMAX(ディーマックス)3 TS WP』

サロモン ディーマックス

ここまでサロモンのウィンターシューズ、シェルターを紹介してきましたが、もう1つウィンターシューズで新作の『DEEMAX(ディーマックス)3 TS WP』という、なんともスタイリッシュなモデルで、非常に履き心地がよく、これも愛用しているので紹介したいと思います。

サロモン ディーマックス
サロモン ディーマックスの防水性

暖かさにおいてはサロモンのシェルター同様に、ハイキングにちょうどいいスペックで、信頼性の高いThinsulate(シンサレート)の採用で、通気性・疎水性・速乾性に優れています。

サロモン グリップ

グリップ力においてもサロモンのシェルター同様の、Winter Contagripを採用しているので、安全で快適な冬のハイキングを楽しめます。

サロモン ディーマックス

サロモンのディーマックスが、シェルターとの違いによる一番の特徴は、その見た目からもわかる通り、クイックレースとベルクロストラップ仕様が採用されていることです。

サロモン ディーマックスのタン

クイックレースシステムは、とにかく素早い脱ぎ履きが可能で、冬の場合だと指が悴んで、紐を結びづらいとか、解けづらいとかいうときに、とっても便利です。

サロモン 冬 アウトドアシューズ
写真左がディーマックス、右がシェルター

またベルクロストラップがあることで、雪の進入を防ぐことができるんです。『この時期、ちょっと雪が心配だな』なんていう時には、シェルターではなくディーマックスを履こうというように、使い分けています。

サロモン シェルター&ディーマックスのデザイン性

サロモン 冬 アウトドアシューズ

僕がアウトドアギアやウェアで重要視していることの1つに『普段から使う』という視点があります。

普段の生活の、その延長線上にアウトドアがあると、アウトドアが特別な時間にならないと思うんです。アウトドアギアやウェアを使う時が、山に行くとき、キャンプやハイキングに出かける時だけってなると、その時にストレスを生み出しやすくなってしまうと思います。

普段から使っていれば『慣れ』て『馴染んで』くるので、この考え方はいままでの経験上、なかなか良いと思ってます。

サロモン 冬 アウトドアシューズ

そういう意味でサロモンのシェルター&ディーマックスは、デザイン性においてはブラックを基調としていて、ビジネスシーンから普段まで対応できる良さがあるんです。ツルツルした路面でも、これらのシューズのおかげで転ぶ心配もなければ、冷たい雨や雪の季節も快適に過ごすことが出来ます。

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