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【アウトドア道具】登山初心者さんにおすすめ!最も長く使用している買って良かったアイテム10選

【アウトドア道具】登山初心者さんにおすすめ!最も長く使用している買って良かったアイテム10選

登山やキャンプで使用できるアウトドア道具には便利なものが多いですよね。日常生活はもちろん登山、キャンプ、旅行など様々なシーンで役立つ「これぞ逸品」と思う道具を紹介します。

道具を紹介するだけでなく、それぞれの道具について登山中に知っておくと便利な使い方についても紹介します。

マグカップ「Wildoフォールダーカップ」

Wildoのフォールダーカップは折りたためてコンパクトにすることができて、重量は約25gです。小さくて軽いと使いづらいアイテムが多い中、Wildoのフォールダーカップは飲みやすくて持ちやすくて、熱いものを入れても素手で持てるし、口をつけても火傷しない、実用性を追求して無駄をそぎ落としたファンクショナルビューティーに優れたアイテムです。

計量カップにも使用するのに便利で、例えば320mlのお湯が必要なカップラーメンを作る時、150mlのお湯が必要なコーンクリームスープを作る時に、一度フォールダーカップにお水を入れて、そのお水をクッカーに移してお湯を作ることで、無駄な燃料を使わずに済むし、登山で大事なお水を無駄なく上手に使えます。

Wildoのフォールダーカップのビッグをお椀やお皿代わりに愛用していますが、このビッグにスタッキングして持ち歩くことができるので、登山ではセットで使うことが多いです。

財布『山旅ダイニーマ製3つ折り軽量ウォレット』

軽くて耐久性が高い、そして小さいのにも関わらず収納力に優れ、小銭や財布を出し入れしやすいデザインを取り入れたダイニーマ製の3つ折り財布です。山小屋で現金が必需品になるし、何かあった時のために保険証も携帯しておきたいです。大きな財布だと収納の邪魔になるので小さい財布が便利です。

この財布はお札を出し入れしやすい大きなポケットがあり、カードを収納するポケットは3つ別々で設けられているので整理整頓しやすいです。例えばクレジットカード類、銀行カード類、保険証と免許とマイナンバーカードというように整理することができます。

お札やカードを収納すると財布が浮いてしまってポケットなどに収納しづらいのですが、スナップボタンが付いているのでしっかりと固定して持ち歩くことができる以外に、中心にオレンジ色のループが備わっていてこの場所にカラビナを取り付けてキーループなどに取り付けておくことができます。これによって登山中になくす心配もありません。

タオル『セームタオル』

セームタオルは最初は自動車の洗車拭き上げ用に開発された歴史があり、優れた吸水性に注目したスポーツ用品メーカーがタオルに転用したのが始まりです。セームタオルとは鹿やヤギなどの皮をなめしたもののことを指し、ミズノやSpeedoなどのスポーツメーカーから出ているセームタオルはPVAスポンジからできています。だから乾くとカチカチになるものもあるのですが僕が使っているSpeedoのセームタオルは乾いても柔らかくて肌あたりも優しいので、汗拭き、テントの結露拭きに活用しています。

濡れた状態でしっかりと絞るとほとんど乾いた状態に戻すことができて、併用して使っているパックタオルのウルトラライトと比較しても吸水性が高いので、結露が生じやすい場所や季節では手放せないアイテムです。僕が持っているSpeedoのセームタオルは約18×9cmのサイズで約1500円ぐらいで、パックタオルの半額ぐらいで購入することができます。

僕はこれを真ん中でカットして、ハンカチ、結露拭き用というように使い分けています。

サコッシュ『山旅ダイニーマ製ULサコッシュ』

日帰り登山から縦走登山、普段使いまで幅広いシーンで活躍してくれるサコッシュです。頻繁に使用するスマートフォンの出し入れがしやすく、紙地図、財布、鍵、行動食、サングラス、ボールペン、リップクリームなど細かなものを収納して取り出しやすいデザインです。

ポケットは全部で4つ備えられており、メインのポケットは上部が大きく開口するため中のものが取り出しやすく、ダブルジッパーなので左右どちらからでも開閉することができます。

メインポケット内には蓋の裏に透明なポケットが備わっているので、ここにボールペンや車の鍵などを収納しておくことができます。

フロントポケットにはキーループが付いているので貴重品、財布を収納しておくのにちょうど良い大きさです。

体側にはクッション性と汗の乾きが早い通気性を備えたストレッチ素材が備わっており、この部分に様々な大きさのスマートフォンを収納しておくことができます。最も体に近い位置にあるのでスマートフォンのバイブレーションに気づきやすいのもポイントです。

僕が登山に出かける時は、利き手側にボトルホルダー、反対側にショルダーポケットをザックのショルダーハーネスに取り付けています。ボトルホルダーには水筒を収納して、ショルダーポケットには行動食、日焼け止め、リップクリーム、虫除けスプレーを収納して、サコッシュにスマートフォン、紙地図、財布を収納しています。

いづれのアイテムも山旅のもので、ダイニーマとX-PAC製なので水に濡れても保水して重くなるようなこともないし、サコッシュにおいては完全防水ではありませんが、止水ファスナーを備えているので中のものを濡らしづらく、小雨程度であれば濡れては困るものを収納しておいても安心です。

サングラス『アイボルCONLON2』

登山中は目に紫外線が入るだけで体全身が日焼けしてしまうし、照り返しによって登山道が見えづらく危険が生じる場合もあるので、サングラスにはある程度のお金をかけて、フィット感に優れ目に優しいレンズを使うようにしています。

僕が使用しているサングラスのフレームはアイボルCONLON2で、汗をかいても滑りづらく、トレイルランニングなどのハードな動きにもしっかりとフィットし続けてくれる滑り止めとノーズパッドがお気に入りです。

レンズはTALEXのトゥルービュー・ゴルフを使っています。このレンズはゴルフ以外にランニングや登山におすすめで緑が非常に綺麗に見えるレンズです。レンズを通して見る世界もトゥルービューという名の通り、ナチュラルな視界で、特にガレ場がある登山道でしっかりと凹凸を確認して歩くことができるので、非常に歩きやすいです。

レンズケースはセミハードタイプの中でも非常にコンパクトなSWANSのものを使っています。このレンズケースは単体でも購入することができます。

エマージェンシーキット『山旅X-PAC製ファーストエイドキットポーチ』

赤いX-PAC21という耐久性が高く保水しない素材で作られたファーストエイドキットポーチです。素早く中の物を取り出せるようにダブルジッパーで、どちらからも開閉が可能で、ジッパータブにホイッスルが付属されているので助けを呼ぶ時に使用することができます。

キューブ型だからポーチを開けた時に中のものを探し出しやすく、たくさんのファーストエイドキットを収納しておくことができます。登山以外で最も多く使用する可能性が高い絆創膏を十字部分に入れておくことができるので、探す手間を省くことができます。

上で紹介した山旅のサコッシュのストラップをファーストエイドキットポーチに取り付けて肩掛けすることもできます。キャンプ場で子供と遊ぶときにファーストエイドキットを携帯するのにも便利です。

ふきん『ミクロスターあっちこっちふきん』

商品名にもあるように、あっちこっち綺麗にすることができる便利なふきんです。水で洗ったらすぐに汚れが取れ、乾きも早く登山中に何度でも使用することができます。例えば汚れたクッカーを拭けば、使う前と同様にまで綺麗になるし、スマートフォンをタッチパネル部分を拭けば指紋が全て拭き取れるし、サングラスのレンズやスキーレンズ、ベタベタするカトラリーなど様々なものをきれいにするのになくてはならないアイテムの一つです。

通常タイプの他に厚手タイプがあって、厚手タイプの方が柔らかく拭きやすいです。通常タイプが15gで厚手タイプが21gで重さはそんなに気になりません。

クッカー『エバニューTi570Cup』

エバニューのチタンカップの中でも0.3㎜の超薄板を使用した軽量性に優れたチタンカップです。同じエバニューの400FDやガス缶をスタッキングすることができる登山装備の軽量化に便利なクッカーです。

このクッカーを持って行く時は装備の軽量化を重視する時で、お湯を使った食事がメインになることが多いです。Ti570cupの内側には160ml/330ml/450mlと開発者がこだわったメモリが付けられています。160mlはアルファ米を作る為のお湯の量。330mlはカップヌードルリフィルを作る為のお湯の量、450mlは最大のお湯を沸かすのにこれ以上入れてしまうと溢れちゃうよという、実行最大容量のメモリとなっています。

これを覚えておくと大事な水を無駄にせず必要なお湯の量を作るのに便利です。

またエバニューの製品を記事でレビューするときに聞いたエバニュー開発者からの情報を紹介すると、8ozは1人分のコーヒーをペーパードリップで淹れる場合は、豆15~20gに対して湯量240ml(約8oz)が基本的な水と豆の配分。15ozは2人分のほうじ茶、番茶で、茶葉5gに対して熱湯440ml(約15oz)が基本的な茶葉とお湯の配分。

朝はコーヒー、夕食後は一保堂のほうじ茶を2杯分淹れて、まったり。というのが、Ti570cupの開発者の行動パターンのようで、このカップを手に入れたら是非試してみたい楽しみ方です。

クッカーの中に固形燃料、五徳、ライター、マグカップを収納して蓋をして持ち歩くと蓋が外れてしまいます。そこで活用しているのは山旅ダイニーマ製クッカーケースです。このクッカーケースはエバニューTi570Cupを収納しやすいように、開口部が底部より広がっていてクッカーの出し入れがしやすくて、必須装備であるヘッドライトと組み合わせて使えばランタンシェードにもなる一石二鳥なアイテムです。4グラムと超軽量です。

水筒『プラティパスとOKスパウト』

水を持ち運ぶのに多くの方が使っているプラティパス。意外と知られていないのが小さく丸めて持ち運べるボトルは20年以上前はプラティパスだけでした。とにかく壊れづらく、手荒に使っても穴が空きづらい丈夫なソフトボトルです。

プラティパスを使っている人はたくさんいるので水場に置き忘れると、自分のものであることが分からなくなっちゃうので、落書きをして自分のものであることがわかるようにしています。

容量は1.8リットルタイプのものを夏場に活用、秋冬など汗をかくことが少ない登山では1リットルタイプのものと使い分けています。1〜2月のスキーツアでは水が凍ってしまうことを防ぐために300ミリリットルサイズのOKスパウトに水を入れてハードシェルジャケットの内側ポケットに収納しています。こうすることで体温で凍らないようにすることができます。

プラティパスはペットボトルの蓋を活用することができます。これを応用して僕は蓋の中心に小さな穴を開けたものをファーストエイドキットに加えています。これは細くて勢いのある水を傷口に当てて手を使わずに汚れを取るために使用します。こうすることで大切な水を少量に抑えることもできます。

またプッシュプルキャップを使うことで水が勢いよくドバッとプラティパスから流れ出すことを防いで、クッカーに必要な容量の水だけを入れることが容易になります。

プラティパスの栓に輪ゴムを取り付けると、グラティパスを使わない時に折りたたんで固定しておくことができるので便利です。

テントマット・座布団『山旅ULマット1.5cm厚』

テントマット兼座布団には山旅ULマット1.5cm厚が便利です。このマットは1.5cmの厚みがあるのにも関わらず180cmでわずか215gとものすごく軽量です。例えばサーマレストのZライトソルがおおよそ同じサイズで410gあることを考えると約半分の重さです。

価格もサーマレストのZライトソルが9900円なのに対し8500円で購入することができるのでコストパフォーマンスにも優れています。独立気泡の発泡体のため吸水せず、表面がフラットなので凹んだ部分に水が貯まらないので、雨の日に外付けしていても、誤って水をこぼしてもサッと拭くだけですぐに使用できます。

エアマットと違って空気を膨らます手間がないので、すぐに取り出してゴロンと休憩したり、手荒に扱っても空気が抜けるリスクもないので岩場の上に敷いて座布団のように使えます。とても軽いので強い風に飛ばされないように注意が必要です。

底冷えが心配な方はエマージェンシーシートをテント内に敷く、アルミ蒸着したタイベックなどの軽量なグランドシートを敷く、SOLのエマージェンシーヴィヴィーでテントマットを包むと底冷えを軽減することができます。

Youtube「山旅旅チャンネル」で最も長く使用している買って良かったアイテム10選をチェック

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