日本のフリークライミングを切り拓いてきた伝説のクライマー・平山ユージさん。その10年以上にわたる挑戦を追った長編ドキュメンタリー映画『ENROUTE/エンルート』が、2026年12月11日(金)からTOHOシネマズ日比谷、大阪ステーションシネマほかで全国公開されます。予告編とポスタービジュアルが完成し、前売券(ムビチケ)も10月30日から発売が始まりました。

『ENROUTE/エンルート』はどんな映画?
世界の頂点に何度も立ってきた平山ユージさんには、30年以上にわたって登りきれずにいる一本のルートがあります。スペイン・シウラナにある世界屈指の難ルート「ラ・ランブラ」です。
年齢を重ね、身体も環境も変わっていくなかで、それでも岩に向かい続けるのはなぜなのか。映画はその問いを、ノルウェー・フラットアンガー、日本・山梨(瑞牆山)、そしてスペイン・シウラナと世界各地の岩場を巡りながら追いかけます。撮影期間は10年以上。キャッチコピーは「人生に頂点は、ない。」です。

旅に同行するのは、20歳年下の元世界チャンピオン・安間佐千さん。最も信頼するビレイヤー(ロープを操作して登る人の安全を確保するパートナー)として平山さんを支えながら、自身の課題とも向き合っていきます。

世界のトップクライマーが出演
平山さんとゆかりの深いクライマーたちも登場します。
- 山野井泰史さん:高校生だった平山さんの初めてのヨセミテ行きに同行。2021年にピオレドール生涯功労賞を受賞
- クリス・シャーマさん:平山さんとは14歳のころからの付き合い。ラ・ランブラの第3登を果たしたクライマー
- アダム・オンドラさん:世界で初めて9cを登ったクライマー。平山さん・安間さんとともにフラットアンガーや瑞牆山の難ルートに挑みます
- アレックス・オノルドさん:エル・キャピタン史上初のフリーソロ(ロープなしでの登攀)を達成
- ジミー・チンさん:アカデミー賞受賞作『フリー・ソロ』の監督
- ハンス・フローリンさん:平山さんと組み、ヨセミテ「ザ・ノーズ」のスピード登攀で当時の世界記録を樹立
監督はミカ・トテチンスキーさん。撮影監督は『アルピニスト』『The Dawn Wall』を手がけたブレット・ローウェルさんです。
予告編
ノルウェーとスペインの岩場でのクライミングシーンと、平山さんを見つめてきたクライマーたちの言葉で構成された予告編が公開されています。

平山ユージさんのコメント
公開にあたり、平山さんは次のようなコメントを寄せています。
結果を出すことだけが目的ではなく、なぜ自分は岩に向かい続けるのか。その問いと向き合う時間そのものが、昔も今も変わらず自分のクライミングにとって大切なものになっている。
また、この映画が「誰かにとって自分の道を歩き続けるきっかけになったらうれしい」とも話しています。

前売券(ムビチケ)の特典は「ラ・ランブラ」の未公開映像
10月30日(金)からムビチケ前売券(オンライン券のみ・1,700円(税込))が発売されています。特典として、本編には収まりきらなかった平山さんの「ラ・ランブラ」でのクライミングを、ルート上のムーブまでノーカットで見られる未公開映像が付きます(視聴期限あり)。
購入はこちら:ムビチケ購入ページ

作品情報
- タイトル:ENROUTE/エンルート
- 公開日:2026年12月11日(金)
- 劇場:TOHOシネマズ日比谷、大阪ステーションシネマほか全国
- 出演:平山ユージ、安間佐千、山野井泰史、アダム・オンドラ、クリス・シャーマ、ジミー・チン、アレックス・オノルド、ハンス・フローリンほか
- 監督:ミカ・トテチンスキー
- 撮影監督:ブレット・ローウェル
- プロデューサー:汐巻裕子
- 音楽:ドノヴァン・フランケンレイター/今井亮太郎
- 製作・配給:株式会社ピクチャーズデプト
- 公式サイト:https://enroute-movie.com/
登山やクライミングをする人なら、「登りたい一本」を持ち続けることの重さと楽しさに、きっと共感できるはずです。公開は12月11日から。年末の映画館で、平山さんの旅を見届けてみてはいかがでしょうか。
Photo Credit ©2026 ENROUTE/PICTURES DEPT. All Rights Reserved





