サロモンSENSE PRO 3とSENSE RIDE 2両モデルが2020年に更なる進化を遂げSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3にアップデート。

トレイルランナーやファストパッキングを楽しむ人たちに定評があり、個人としてもSENSE PROシリーズはトレイルランニングに、SENSE RIDEシリーズは縦走登山~ファストパッキングにと幅広く活用してきたモデルです。

サロモンSENSE 4 PRO&SENSE RIDE 3アップデートした両モデルをインプレッション
左がSENSE 4 PRO、右がSENSE RIDE 3

今回はこのアップデートしたサロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のインプレッションをしたので、特徴の違いや機能性を紹介していきます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

サロモンSENSE 4 PROは255グラム、SENSE RIDE 3は280グラムと重量の差は若干なれど、どちらも軽量に優れたモデルです。より軽いシューズは世の中に沢山ありますが、重量を感じさせない動きやすさはサロモンのシューズを選んでいる大きな理由です。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

どちらのシューズも登山、ファストパッキング、トレイルランニングからロードランニングまで幅広い使い方ができ、デザインも落ち着いたカラーで普段履きにも適しています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

サロモンSENSE 4 PROはトレイルランニングを楽しむときや、本気モードでレースに出場するときなど、スピードパフォーマンスを最大限発揮したいシーンに、より適しています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

サロモンSENSE RIDE 3は安定感に非常に優れているので、トレイルランニングに比べると重量のある荷物を背負うようなファストパッキングや登山などのアクティビティにより適しています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の使い分け

ただしどちらのシューズも走れるし、長く歩けるし、安定感もあるので、正直1本あればどんなアクティビティにも対応してくれます。それでいて日常でも履けるのだから、コストパフォーマンスに非常に優れたシューズだと言えます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の新しいミッドソールopti-Vibe

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の新しいミッドソールopti-Vibe

旧モデルからの大きな違いはいくつかありますが、目を引くのはミッドソールの「opti-Vibe」です。以前のモデルから更に衝撃を吸収するフォームに生まれ変わっています。衝撃吸収に加え、着地衝撃の繰り返しによる、シューズの微振動を減衰させるテクノロジーも備わっており、数値で表すと衝撃吸収率8%、衝撃減衰率が15%と向上しています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3の新しいミッドソールopti-Vibe

僕がトレイルランを楽しむフィールドの多くが奥武蔵なのですが、ここはトレイルからロードに変わって、またトレイルというように地面の種類が変化しつづけます。距離として50キロも走ると、足の裏や足首が痛み出して疲れを感じることが多かったのですが、opti-Vibeの振動吸収性能によって、筋疲労や疲れそのものを感じにくく、サロモンSENSE 4 PROだったらロングレースからウルトラレースまでをカバーしてくれます。

実際に走った体感として、土の上を走る柔らかな振動から、硬いアスファルトに移動した際の、足の裏から体全身に伝わる硬い振動の感覚の違いが少ないのです。この効果によって足だけではなく体全体の疲れを軽減してくれます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール
左が新しくなったSENSE RIDE 3、右が旧SENSE RIDE

アウトソールはContagrip MAを採用しています。このアウトソールが安定感と耐久性を向上させ進化をしています。見たら一目瞭然ですがスリットの入れ方が異なっています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール
サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール

過去のモデルは横一直線でスリットが入っているので、走行時の足指周辺の屈曲はしやすかったのですが、その分路面との摩擦が多く、スリット周辺の消耗がしやすいというデメリットがありました。これを改善するために細かくスリットを入れ、ラグ(凹凸した突起)の部分的な消耗を抑えて着地時の安定感が増しました。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール
左がSENSE RIDE 3、右がSENSE 4 PRO

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3とではスリットやラグの入り方に違いを見出せます。濡れた岩場やロード、地盤の硬い表面やぬかるんだ山道、あらゆる場所で安心して足をあずけることができるアウトソールであることは共通していますが、よりスピードを出して移動するためのアウトソールというのがSENSE 4 PROに対して、SENSE RIDE 3は、よりグリップ力を高めて安定感のあるアウトソールと言えます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール

日帰りで鳳凰三山に行くときは、青木鉱泉から鳳凰小屋、地蔵岳まで行ってオベリスクをみて帰ってくるというルートで楽しみます。このルートは岩盤の硬い岩稜地帯、ぬかるんだ地面、砂地とバリエーションに飛んだトレイルなのですが、こういうコースでグリップ力の優れたアウトソールの威力を感じます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール
サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアウトソール

岩稜地帯では尖った岩などあらゆるところにありますが、Profeel Filmというプロテクトフィルムが足を保護してくれます。以前別のメーカーのシューズでファストパッキングに出かけて、誤って尖った岩場に飛び降りて、それからずっと足裏が腫れたときがありました。まだ数十キロという距離を残したタイミングだったので、かなり辛かった思い出です。それからあまり気に留めていなかった「シューズが採用しているプロテクト性能」を確認するようにしています。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のアッパー

SENSE 4 PRO のアッパー

SENSE 4 PRO のアッパー
SENSE 4 PRO のアッパー

SENSE PRO 3からの違いにアッパーのデザイン、技術も顕著に表れています。僕がサロモンのシューズを選んでいる理由の1つにSensiFitがあります。SENSE PRO 3ではアッパーを包み込むように圧着されていますが、SENSE 4 PROでは内側に圧着されています。

SENSE 4 PRO のアッパー

これによってフィット感が更に向上し、オフィシャルサイトでは「オーダーメイドのようなフィット感」という表現の通り、履いていないような心地よさを体感することができます。

SENSE 4 PRO のアッパー

足のつま先側はメッシュによって指先の足の蒸れを外に逃がしてくれます。これによって蒸れから生じる足のトラブルが軽減されます。

SENSE 4 PRO のアッパー
SENSE 4 PRO のアッパー

アッパーは疎水性のある素材なので水を含まないのです。だから水たまりの中に入ってしまっても生地が水を吸わないので重くなりません。シューズの中で生じる蒸れはつま先をメインにアッパー全体から逃がしてくれるので不快感がないのが特徴です。夏場のトレイルランニングでは火照った体を冷やすために沢の中に入って、また走り出すなんていう遊びもするのですが、そんなときも気にせずシューズを履いたままドボンと遊ぶことができるでしょう。

SENSE RIDE 3のアッパー

SENSE RIDE 3のアッパー

SENSE RIDE 3のアッパーは生地のメッシュ部分が細かくなっています。これによって小石や砂が入りにくくなっています。また生地の厚みも増してアッパーの型崩れがしにくくなり、更に安定したランニングが楽しめるようになりました。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のレース構造

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のレース構造

サロモンのシューズで大好きなのが、クイックレースとレースポケットです。シューズの脱ぎ履きが億劫に感じてしまうシーンは多くあって、途中休憩してシューレースでフィット感を増すシーンも、クイックレースによって一発でしめあげることができます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のレース構造

もしも砂利などがシューズに入ってしまっても、サクッとシューズを脱いで、小石を取り除き、シューズを履きなおすこともスマートに完了させることができます。

サロモンSENSE 4 PROとSENSE RIDE 3のレース構造

クイックレースで締め上げた、余ったレースはタンに付いているレースポケットに簡単に収納できます。これによって意図せずシューレースが解ける心配も皆無。枝などにひっかける心配もありません。

この2足を上手に使い分ければ、より安全に楽しく、最大限にパフォーマンスを活かしたアクティビティを楽しむことが可能になるでしょう。

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