頂上部にオベリスクがあり特徴的な山容を持つ。東側の高瀬ダムから登るブナ立尾根は、黒戸尾根・西黒尾根とあわせて日本三大急登の1つに数えられる。日本三大急登以外にも、剱岳の早月尾根・燕岳の合戦尾根とあわせて北アルプス三大急登にも数えられる。通称裏銀座といわれるコースの起点。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、3段階という難易度で、高瀬ダム<ブナ立尾根> からの登山ルートにおいてハシゴ・くさり場、また、場所により雪渓や渡渉箇所あり、ミスをすると転落・滑落などの事故、案内標識が不十分な箇所が含まれるとされている。
北アルプスの黒部湖東側に位置する。登山口は、長野県大町市にある高瀬ダム。烏帽子小屋から南沢岳まで約1時間40分を要する。
立山室堂の南側に位置する山で、3シーズン中の積雪がない時期は登山道がないため登頂することができない。積雪期は雪斜面を上り登頂が可能。過去に国見岳の斜面で雪崩が発生する事故があるため注意が必要。
鷲岳の東には五色ヶ原、北東には獅子岳という位置にある。室堂から五色ヶ原に向かい、薬師岳への登山道から外れた場所にある。鷲岳に向かう登山道はない。
広い山頂部を持つ山で、大天井岳を最高峰とする常念山脈の一峰。山頂は北峰と南峰がある。登山者は常念岳、蝶ヶ岳などの同山脈と比較して少なく、人気の北アルプスの中では静かな登山が楽しめる。山頂付近には大滝山荘がある。山頂からは穂高連峰、乗鞍岳などの北アルプスの山々を始め、御嶽山といった著名な山が見られる好展望だ。登山道は鍋冠山経由のルート、三股からのルートがあり、徳本峠から山頂へ至る中村新道は、大滝山荘を経営していた中村喜代三郎氏が切り開かれた登山道である。
北に鷲岳、北東に立山、北西に五色ヶ原があり眺望豊かな山。大鳶山と小鳶山の2つのピークが1858年まで存在していたが、飛越地震により鳶山崩れと呼ばれる山体崩壊が起こり、この2つのピークは姿を消した。この地震により立山カルデラへ多くの土石流が流れ込み、死者がでた大惨事となった。立山カルデラへの土砂災害は多く、砂防工事が盛んな場所として知られている。
中央アルプス南部の主稜線上にある越百岳(こすもだけ)とも呼ばれる。多くの峰を越えなければ登頂することができないことから、この名が付いたとされる。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、4段階という難易度で、今朝沢橋を利用した空木岳から越百山への縦走登山ルートにおいて厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ・くさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所があり、手を使う急な登下降、ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険箇所が多いとされている。
大日連峰の主峰で多くの高山植物を見ることが出来る。日本海からの季節風によってできる巨大な雪庇は日本最大級。室堂平からの登山道と、称名平から尾根に登り縦走するルートを選ぶ。
標高2,600m以上の山として日本国内で最も北にある。朝日岳と白馬岳との中間に位置し、高山植物が豊富なエリアである。
チャートと緑色岩などから成る山体。山頂付近は森林限界の境界付近で、ハイマツとダケカンバが混じる独特な景色を楽しめる。ライチョウの生息地で、高山植物も豊か。上河内岳側から眺めた茶碗を伏せたように見えるなだらかな山容が名前の由来。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、2段階という難易度で、易老渡からの登山ルートにおいて沢、崖、場所により雪渓などを通過し、急な登下降、道が分かりにくい、転んだ場合の転落・滑落事故につながる場所があるとされている。
白馬岳から祖母谷温泉へ至る登山道の途中にある。広い山頂があり、なだらかな尾根道には池塘が点在する。秋はナナカマドの真紅に燃えるような紅葉など見どころが多いが静かな山域である。
北葛乗越~不動岳の頭は北アルプスで一番の悪場として知られ危険箇所が多い。船窪小屋の手入れも入るものの、きつい登山道が多い山。
奥秩父山塊の最高峰。晴れた日には360度の展望が開ける景色の良い頂上。大弛峠まで車で入れば山頂まで僅かな時間で登頂することができる。
南アルプス中部にある山で、南アルプスの中でも人の少ない秘境的な山域にある山。荒川三山が一望できる。
金峰山のシンボルともされる五丈岩(ごじょういわ)があり、この岩は平地からも視認できる。眺望素晴らしく八ヶ岳、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、大菩薩嶺などを眺めることができる。頂上までの道のりは険しいところが少なく、奥秩父ならではの登山を楽しめる。花の百名山ではシャクナゲが紹介されている。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、2段階という難易度で、廻り目平・毛木平<十文字峠>からの登山ルートにおいて沢、崖、場所により雪渓などを通過し、急な登下降、道が分かりにくい、転んだ場合の転落・滑落事故につながる場所があるとされている。
山頂西面には巨岩が露出しており、これが夕日を受けて光り輝くことから光岳と名付けられた歴史を持つ。南アルプスの最南端に位置し、登頂までは杉の森を通る。長野県内の一般的な登山ルートを体力度と登山道の技術難易度で評価した「信州・山のグレーディング」では、霧雪期・天気良好時の登山ルート別難易度評価を公表しており、難易度を5段階評価中、2段階という難易度で、易老渡からの登山ルートにおいて沢、崖、場所により雪渓などを通過し、急な登下降、道が分かりにくい、転んだ場合の転落・滑落事故につながる場所があるとされている。
山頂は台地状で、東山腹にある鏡平が美しい。特に多くの高山植物が自生しており、希少な高山植物が多く見受けられる。周辺の山小屋には双六小屋、鏡平小屋がある。花の百名山ではムシトリスミレが紹介されている。
立山連峰の主尾根上の山。立山連峰の立山と薬師岳の間の尾根上にある山で、五色ヶ原の南側にあり多くの登山客の通過点となる位置にある。
臨済宗の禅僧である夢窓疎石の偉業に対して地元民が付けたのが山名の由来とされている。大弛峠から登ると登頂まで早く、展望台となっている「夢の庭園」からは眺望が楽しめる。花の百名山ではクモイコザクラが紹介されている。
南アルプスの中でも展望が良い山ながらあまり名前の知られていない山である。夜叉神峠から鳳凰三山に向かう稜線上にあるが、主要路からは離れているため訪れる登山者は少ない。しかしながら眺望は素晴らしく、南アルプスの主要山から富士山、中央アルプスを見渡せる。
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