男体山(なんたいさん)は、茨城県北部の奥久慈にそびえる山で、大子町と常陸太田市の境にあり、筑波山の男体山と区別して奥久慈男体山とも呼ばれます。標高は茨城県の資料で653m、山と溪谷オンラインの記録で654mと示されています。西面と南面が断崖絶壁になった岩峰で、かつては修験道の厳しい行場でした。麓の「大円地」という地名も仏教用語に由来します。山頂の祠の裏手は切れ落ちた崖で、奥久慈の山々や久慈川、晴れれば太平洋まで見渡せます。
登山口は大円地の駐車場です。鳥居から鎖場の続く健脚コースを登ると、山頂まで約36分という記録があります。茨城県が紹介する奥久慈男体山エリアのモデルコースは約3.7km、歩行約4時間、累積標高差552mです。鎖場や岩場が多く、滑落への注意が呼びかけられています。濡れた岩の滑りやすい雨の後や、体力に不安があるときは無理をしないでください。紅葉の秋や空気の澄む冬晴れの日は、展望がよく開けます。
出典:茨城県「ひばり 奥久慈男体山」/山と溪谷オンライン「男体山 山行記録」(2026年10月28日確認)




