山は標高が高く、気温が麓より低い環境下で長時間の運動を行います。そんな過酷な場所で、身体を芯から温めてくれるのが、スパイスを存分に使ったカレーです。今回は日本人にも親しみのある、山で作るカレーうどんをご紹介します。
レシピのポイント
- 材料を入れて煮込むだけの簡単調理
- スパイスの効果で芯から温まる
- トロミがついたスープで保温効果
- カレールーを変えて好みの味に
調理時間と使用燃料
- 準備5分
- 調理10分
- 使用燃料:ニイタカ・カエンニューエースE25g
レシピのキーワード
メスティン、簡単レシピ、時短、カエン、保温、主食
材料
- カレールー(画像1袋の半量)
- 冷凍カット野菜1袋
- うどん1袋
- 顆粒だし1袋
- 醤油適量
- 片栗粉適量
- 水150ml
レシピ
水・醤油・顆粒だし・カット野菜を入れて加熱する
始めに水・醤油・顆粒だし・カット野菜を入れて加熱します。グツグツ沸くほどでなくても大丈夫です、お湯を持参しておくと、時短と燃料節約になりますが、燃料のカエンは燃焼時間が長いので十分調理できるので安心です。
ルー・麺・水溶き片栗粉の順番で追加する
加熱が終わったら、カレールーが完全に溶けるまで混ぜ、その後麺を入れます。麺は冷凍ものだとメスティンに入らない場合があるので、汁の温度を下げずに済む生タイプを持ち込むのがオススメです。麺を入れ、全体を1分ほど加熱したら、最後に水で溶いた片栗粉を全体に入れて仕上げます。
完成!
スパイスと日本の洗練された味わいのだしが見事に融合したカレーうどんの完成です。普段、下界では汁物はスープを残してしまうのですが、気がついたらメスティンから何も残らないほどあっという間に食べ切ってしまいました。食べ終わると、身体がポカポカしているのを実感できます。
レシピのポイント
今回はカレールーを使って作りましたが、さらに簡単に作りたい場合は、レトルトカレーを使って作ることも出来ます。その場合は水を少なめにして同量の材料(カット野菜を除く)を入れれば大丈夫です。ルーが初めから溶けているので焦げ付く心配がないので安心です。
上手く作れない場合
「ルーが底で固まって焦げ付く」「片栗粉が上手く混ざらない」といった問題が出た場合は「ルーを溶かすときはメスティンを少し離して弱火」「混ぜるときは強火」でやると良いです。ルーは意外とすぐ焦げ付くので、弱火でゆっくり混ぜながら、片栗粉も強火でまんべんなく混ざれば良いので、短時間で行うのがベストです。是非試してみてくださいね。
固形燃料の特徴
今回使った固形燃料と、おすすめの固形燃料の比較を分かりやすく説明したページになります。燃焼時間や火力などをレビューしていますので、是非参考にされてください。
カレーうどんであったか登山を
カレーうどんは日本人に親しみのあるレシピで、登山でもストレス無く食べることが出来ます。七味をかけたりチーズを乗せたり、実は色々な味が楽しめるので、アレンジできる基本レシピとしてもオススメです。寒くなるほど美味しさが倍増するカレーうどん、是非作ってみてください。
その他のメスティンレシピの記事
メスティンといっても、トランギアのメスティン、ラージメスティンやダイソーメスティンとサイズと形が様々あります。またメスティンで作ることのできるレシピも様々です。メスティンの様々なレシピを紹介中ですので、是非チェックしてみてください。