メスティンだからできる「ほったらかし料理」。今回紹介するのは固形燃料を使って炊き込みご飯に挑戦してみました。味付けは缶詰の煮汁と鶏ガラスープのみのシンプルなものです。固形燃料で炊飯をする際の気をつけるポイントも紹介します。
レシピのポイント
- 固形燃料を使って炊飯するので、固形燃料がなくなったら出来上がっている「ほったらかし料理」
- 味付けはシンプルなので、気楽に作ることのできる山ごはんレシピ
- 今回使用した固形燃料はニイタカのもの。風が強いと炊飯は難しいので注意
完成までの時間
- 準備10分(米に水を染み込ませる時間)
- 調理15分(炊き込み~蒸らしまでの時間)
- 合計25分
このレシピのキーワード
メスティン、缶詰、炊き込みご飯、簡単レシピ、缶詰、水煮、簡単、時短、満腹、つまみ
使用材料
- お米1合
- ホタテの缶詰
- 鶏ガラのもと(シャンタン)
レシピ
紹介するレシピ、工程はとってもシンプルです。お米を炊飯する容量で缶詰と鶏ガラを入れるだけの違いです。メスティンで炊飯する方法を覚えておけば、炊き込みご飯も簡単に作ることができます。
1:お米を洗って吸水させる
お米にしっかり水を染み込ませます。内側のリベットの中心が1合のお米に対しての水量の目安になります。今回は缶詰の汁も追加するので、水の量は少なめに調整する必要があります。約10分、しっかりお米に水を吸わせることでお米の芯が残りづらく、ふっくらと炊き上げることができます。
2:鶏ガラスープと鯖缶を入れる
小さじ1程度、鶏ガラスープを入れます。顆粒よりも練のほうが味に奥行きがでます。ただし持ち歩きづらいので、顆粒を小さなジップ袋に入れて持っていく方法でも良いと思います。
缶詰は中身を全てメスティンの中に入れます。缶詰の汁でお米に対して水分が多くならないように、内側のリベット下部あたりの水量にしておいてから缶詰を投入しましょう。
缶詰をいれたら満遍なくほたてを散らします。炊きあがったさいに味の偏りをなくします。
3:火をかけて15分ほどで完成
今回はエスビットのポケットストーブという五徳と、ニイタカのカエンニューエース25gを使用して炊き上げます。
風があってもしっかりと点火でき、指の火傷も心配がないSOTOのスライドガストーチは固形燃料を使用する際にはとても便利です。
この日は気温が15度程度で風が強く火が煽られました。こうなるとニイタカのカエンニューエース25gでは沸騰するまえに燃料がなくなってしまいました。室内や風の弱い環境であればしっかりと炊飯も可能なのかもしれませんが、山で炊き込みご飯を作るにおいては、ニイタカやニチネン、ダイソーなどの固形燃料では出力が弱いためおすすめしません。エスビットの固形燃料は出力があるので安心です。
エスビットのポケットストーブは以下の写真のように風防が付属されています。また五徳の高さを調整することもできます。この2つを使用してニイタカのカエンニューエース25gで炊飯すると風のある環境下でも炊飯が可能な場合もあります。
最後に胡椒をふりかけるとスパイシーになってより美味しく頂けます。メスティンの缶詰で作る炊き込みご飯は色々とアレンジが可能です。ショウガ、ネギ、ゴマ、ごま油や醤油を少し垂らす、などちょっとした工夫で全く違う味わいが楽しめます。食材もキノコ、玉ねぎ、チーズ、トマトなど入れても美味しいです。色々と試してみてください。
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