2022.04.02

登山靴14メーカー&代表モデル比較とおすすめ登山靴

#ハイキング

#登山

登山靴には実に様々なメーカーがあります。登山をする際に、どのメーカーの登山靴が良いか？登山靴を選ぶ際のポイントを含めて紹介します。主要な登山靴14メーカーの特徴と代表モデルの比較、おすすめの登山靴をチェックしてみてください。

登山靴14メーカー比較

紹介する登山靴メーカーは14メーカーで、イタリアが最も多く5メーカー、続いてドイツと日本3メーカー、アメリカ2メーカー、フランス1メーカーです。

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ブランド名	原産国	ワイズ
スカルパ	イタリア	普通
ザンバラン	イタリア	普通
キャラバン	日本	広め
モンベル	日本	広め
ラ・スポルティバ	イタリア	普通
マインドル	ドイツ	普通
シリオ	日本	広め
ASOLO	イタリア	細身～普通
ハンワグ	ドイツ	普通
LOWA	ドイツ	普通～広め
HOKA	アメリカ	普通
サロモン	フランス	普通
メレル	アメリカ	普通
ガルモント	イタリア	細身～普通

登山靴選びに重要なのが、自分の足型から見て最適な登山靴選びです。登山靴で採用されているラストと自分の足が合わなければ、登山中に足を痛めてしまいます。

日本人の足型で最も多い甲高、幅広の人はワイズが広めに作られているキャラバンやモンベル、シリオなどの日本の登山靴メーカーがおすすめです。

登山靴のメーカーによってはLOWAのように細身から広めまで様々なタイプの登山靴を販売しているメーカーもあります。

登山靴を選ぶポイント

登山靴を選ぶポイントは大きく3つ

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ポイント	ハイキング、低山～2000ｍの中級の山	3000m超級の高山、縦走登山
アウトソールの硬さ	中間の硬さ	硬い
足のブレを軽減するミッドソール	シャンクあり	シャンクあり
ゴアテックスなどの防水素材	防水性能はあったほうが良い	防水性能あり

硬度が高い登山になればなるほど、累積標高が高くなるため様々な登山道に遭遇する可能性が高まります。よってアウトソールが硬く足のブレを軽減するためのミッドソールであることが登山靴に求められます。

また日帰り登山で天気の見通しがつく場合以外は、ゴアテックスを採用している登山靴だと安心です。

登山靴14メーカー別の代表モデル比較＆おすすめ登山靴

ひとつの登山靴メーカーから実に様々な登山靴が販売されています。ハイキングレベルの登山靴、低山から2000ｍ級の日帰り登山に適した登山靴、3000m超級の高山、縦走登山に適した登山靴と実に様々です。

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ブランド名	代表的な登山靴	ペア重量(g)	価格（税込）	ハイキング、低山～2000ｍの中級の山	3000m超級の高山、縦走登山
スカルパ	キネシスプロ GTX	870	¥41,800	◯	◯
ザンバラン	バルトロライト GT	625	¥38,000	◯	◯
キャラバン	GK85	705	¥28,000	◯	◯
モンベル	マウンテンクルーザー600	500	¥19,690	◯	△
ラ・スポルティバ	トランゴタワーGTX	700	¥49,280	◯	◯
マインドル	Vakuum Walker	1080	¥36,300	◯	△
シリオ	P.F.630-GTX	820	¥46,200	◯	◯
ASOLO	ファインダー GV	560	¥28,600	◯	△
ハンワグ	Banks GTX	1250	¥40,700	◯	△
LOWA	TAHOE PRO II GT	870	¥48,400	◯	◯
HOKA	アナカパミッドGTX	453	¥30,800	◯	△
サロモン	X ULTRA 4 MID GORE-TEX	425	¥22,000	◯	△
メレル	モアブ 2 ミッドゴアテックス	510	¥18,480	◯	△
ガルモント	TOWER LX GTX	1460	¥39,490	◯	◯

今回紹介するのは幅広い登山シーンで使用できる代表モデルをおすすめ登山靴として紹介します。紹介する登山靴はミドルカット以上で、ゴアテックスを採用している登山靴としています。

スカルパキネシスプロ GTX

オイルドヌバックを贅沢に使ったトレッキングブーツ。シックな風合いのアッパーは履き込むほど足に馴染みます。足首内側にはパッドが内蔵され、ぴったりとフィット。ソールは軽量ながらねじれに強く、重い荷物を背負ったロングトレイルにも対応します。

ザンバランバルトロライト GT

ペルワンガー社製のレザーと、フレックスは柔軟性のあるライトフレーム、アウトソールはクッション性・衝撃吸収性に優れたヴィブラムStarLiteを採用。夏山縦走から日帰りトレッキングまで軽やかに履ける登山靴です。つま先部とカカト部はPU補強を施し耐摩耗性を高め、足首屈曲部にはスリットを入れているので、足首の可動域も広くなっています。

キャラバン GK85

2.0mm厚のヌバックレザーとハードフレームにより、重い荷物を背負った夏山縦走にも適した耐性・耐久性を実現した登山靴です。ライニングはクッション性のあるゴアテックス・メンブレン、ラストは足先のフィット感やかかとのホールド感に優れたアドバンスラストを採用しています。悪路でもしっかり足を守る安定感にこだわり、縦走トレッキングにも活用できる登山靴です。

モンベルマウンテンクルーザー600

軽量で柔らかく、軽装備のハイキングや野山の散策などで手軽に着用できるミドルカットの全天候型レザー採用の登山靴です。アッパーは1.6mm厚スエードレザーにゴアテックスファブリクスを組み合わせ、前部を継ぎ目のない一枚革で包み込むことで抜群のホールド感と耐久性、防水透湿性を実現しています。

ラ・スポルティバトランゴタワーGTX

アッパーにヌバックレザーを採用し、さらに靴全体の堅牢さを高めることで、軽快さと俊敏さを残しながらも、安定した歩行性を実現しています。1ランク上の山域、日程での使用にも対応した登山靴です。レザーアッパーが持つ適度なフレキシブルさにより馴染みも良く履き心地に優れています。

マインドル Vakuum Walker

バキュームシステムを採用した比較的平坦で標高差の少ない地域での登山に適したハイキングブーツです。アッパー内部のフォームが足全体を柔らかく包み込みます。やや柔らかめのヌバックグローブレザーとEVAソフトステップミッドソールが快適な登山を実現します。

シリオ P.F.630-GTX

様々なボリュームの足型、歩行時の足の動きを考えたデザインが爪先、甲、足首へと包み込むようにフィットします。イタリア製ヌバックレザーと衝撃吸収性に優れた軽量PUフォームを採用したビブラムHAYABUSAソールで堅牢でありながら軽量化を実現した登山靴です。重い荷物を背負った縦走にも対応。3E＋の甲高幅広な足型を採用しているので、日本人に多い足のボリュームのある方におすすめなハードトレッキングシューズに仕上がっています。

ASOLO ファインダー GV

日帰り登山や山小屋泊に最適な登山靴です。30L程度の荷物を背負う登山に適したモデルです。透湿性の高いゴアテックスエクステンデッドコンフォートを採用し、発汗量の多い時期でも快適に履けます。軽量でクッション性のあるE.V.A.ミッドソールに、高いグリップ力を発揮するビブラム®メガグリップを組み合わせ、不整地でも的確に地面を捉えて安定した歩行が可能です。

ハンワグ Banks GTX

あらゆる足場のロングトレッキングでも快適に歩き続けられるように足首のプロテクションと軽量化を両立し、ハイキングから簡単な低山登山まで幅広く活躍します。長時間に渡るトレッキングでも快適に歩けるように親指部分に余裕を持たせてます。

LOWA TAHOE PRO II GT

LOWA独自の広めの足幅を採用したWXLラストをベースに、より日本人の足のフィットするように「JAPAN FITラスト」を新たに採用した登山靴です。足首部分は高さを抑え、当たりの柔らかな素材を採用し、登りや下り、トラバースなど歩行時の動きにストレスなく対応するフレックスフィットの機能と共に、長い縦走路でも快適さを損なわないX-レーシング、C4タング、I-ロックなどLOWAテクノロジーを取り入れたトレッキングブーツです。