パタゴニアのレインジャケットは登山シーンにおすすめのモデルが2022年において全部で7種類販売されています。登山において最適なパタゴニアのレインジャケットを見つけるために様々な点で比較紹介していきます。
パタゴニアのレインジャケット比較
今回比較紹介するパタゴニアのレインジャケットは全部で7種類です。登山シーンに4モデル、トレイルランニングに1モデル、マウンテンバイク1モデル、釣り1モデルという内訳です。 ただし使い方によってはすべての山にも活用できる特徴ある作りに仕上がっています。
※横スクロールで表がスクロールできます。商品名 | スレート・スカイ・ジャケット | ストーム10・ジャケット | カルサイト・ジャケット | トレントシェル3L・ジャケット | ストーム・レーサー・ジャケット | ダート・ローマー・ジャケット | ウルトラライト・パッカブル・ジャケット |
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価格 | ¥26,400 | ¥41,800 | ¥38,500 | ¥22,000 | ¥36,300 | ¥31,350 | ¥35,200 |
重量(M) | 295g | 235g | 411g | 394g | 198g | 227g | 230g |
素材 | H2No | H2No | ゴアテックス・パックライト・プラス | H2No | H2No | ポリエステル100%の丸編み | H2No |
構造 | 3層 | 3層 | 2.5層 | 3層 | 3層 | -- | 3層 |
デニール | 30D | 20D | 75D | 50D | 20D | -- | 20D |
パッカブル | ✕ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | スタッフサック |
フード調整 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ヘルメット対応フード | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ✕ |
ベンチレーション | △ | ✕ | ◯ | ◯ | △ | ✕ | ✕ |
ポケット数 | 2 | 3 | 3 | 2 | 0 | 2 | 1 |
おすすめシーン | 登山 | 登山 | 登山 | 登山 | トレイルランニング | マウンテンバイク | 釣り |
パタゴニアのレインジャケットの選び方
上の表で特に注意して見て頂きたいのは重量とデニールです。デニールは生地の厚みを表す単位ですが、デニール数が高いと生地に厚みが出るので重量は重くなります。耐候性と保温性に優れたレインジャケットは、このデニール数が高いものとなります。
夏山登山では20〜30デニールの「ストーム10・ジャケット」「スレート・スカイ・ジャケット」がおすすめです。低山の場合はストーム10・ジャケット、標高が高い山であればスレート・スカイ・ジャケットというように分けても良いでしょう。
春山、秋山では低山であれば夏山登山と同様のレインジャケットで事足りることが多いと思います。標高が高くなると冷たい雨にたたかれることも想定して「ストーム10・ジャケット」「カルサイト・ジャケット」がおすすめです。
「ストーム・レーサー・ジャケット」は、ファストパッキングやウルトラライト装備思考の方に人気のモデルで、暑がりな方は軽量な上、ジッパーの開閉調整でベンチレーション的な役割を担うのでおすすめです。
パタゴニアのレインジャケットはフード調整が全て可能です。また多くのレインジャケットがH2Noパフォーマンス・スタンダード・シェルを使用しており、価格を抑えつつ透湿性に優れたレインジャケットに仕上げています。
優れたベンチレーション機能を備えた『スレート・スカイ・ジャケット』
フロントジッパーにストームフラップを備えているため、優れたベンチレーション機能を備えた、夏山から肌寒い季節の登山にまで幅広く使えるレインジャケットに仕上げています。
フォーム入りのツバを備えているためフードに当たった雨が顔に滴り落ちづらい特徴を備えています。フロントポケットは隠しジッパー式なので、普段使いもしやすいデザインに仕上がっています。
商品名 | スレート・スカイ・ジャケット |
価格 | ¥26,400 |
重量(M) | 295g |
素材 | H2No |
構造 | 3層 |
デニール | 30D |
パッカブル | ✕ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ✕ |
ベンチレーション | △ |
ポケット数 | 2 |
おすすめシーン | 登山 |
最も軽量な20デニールで仕上げたレインジャケット『ストーム10・ジャケット』
登山シーンにおすすめのレインジャケットの中で最も軽量な20デニールで仕上げたレインジャケットです。
ヘルメットの着用時にも被ることができるフード、ポケットは3つ、袖口のテープ留め、フードと裾はドローコード付き、3層構造の生地と、耐候性能もバッチリなレインジャケットです。
商品名 | ストーム10・ジャケット |
価格 | ¥41,800 |
重量(M) | 235g |
素材 | H2No |
構造 | 3層 |
デニール | 20D |
パッカブル | ◯ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ◯ |
ベンチレーション | ✕ |
ポケット数 | 3 |
おすすめシーン | 登山 |
ゴアテックス・パックライトプラスを採用したレインジャケット『カルサイト・ジャケット』
75デニールの安心感があるゴアテックス・パックライトプラスを採用したレインジャケットです。冷たい雨にたたかれることが予想される縦走登山にも、耐候性と保温性に優れた機能の充実で安心した登山を楽しめます。
ヘルメットの着用時にも被ることができるフードなので岩稜帯の多い登山でも安心して使用でき、ベンチレーションを備えているので、体温調整も容易に行えます。
商品名 | カルサイト・ジャケット |
価格 | ¥38,500 |
重量(M) | 411g |
素材 | ゴアテックス・パックライト・プラス |
構造 | 2.5層 |
デニール | 75D |
パッカブル | ✕ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ◯ |
ベンチレーション | ◯ |
ポケット数 | 3 |
おすすめシーン | 登山 |
最も価格を抑えたモデル『トレントシェル3L・ジャケット』
パタゴニアのレインジャケットの中で最も価格を抑えたモデルですが、耐候性に優れ、50デニールの保温性を備えた汎用性の高いレインジャケットに仕上がっています。
ベンチレーションによる通気性確保、パッカブルできるコンパクト性能を備え、フードを使用しない時にはフックで止めてジャケットのような使用も出来る特徴を備えています。
商品名 | トレントシェル3L・ジャケット |
価格 | ¥22,000 |
重量(M) | 394g |
素材 | H2No |
構造 | 3層 |
デニール | 50D |
パッカブル | ◯ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ✕ |
ベンチレーション | ◯ |
ポケット数 | 2 |
おすすめシーン | 登山 |
トレイルランニング用レインウェアの新しい形『ストーム・レーサー・ジャケット』
トレイルランニング用のザックを背負った上から、被るように着用できるプルオーバー型のレインウェアです。
ジッパーの開閉と、右側の裾に備え付けられたスナップ留めにより、フィット感と通気性の調整が可能です。紹介するレインウェアの中では最も軽量なアイテムです。
商品名 | ストーム・レーサー・ジャケット |
価格 | ¥36,300 |
重量(M) | 198g |
素材 | H2No |
構造 | 3層 |
デニール | 20D |
パッカブル | ◯ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ✕ |
ベンチレーション | △ |
ポケット数 | 0 |
おすすめシーン | トレイルランニング |
ダート・ローマー・ジャケット
マウンテンバイク仕様の特徴としてポケットの配置が挙げられます。レインジャケット内側のポケットと背中側の裾に備え付けられたポケットは、ライド中に動きを妨げないサイズ感で配置されています。
汗によるべたつきを解消するニットの裏打ち、視界を妨げないシングルプルで調整可能なフードなどマウンテンバイクだけでなく登山でも活躍する特徴を備えています。
商品名 | ダート・ローマー・ジャケット |
価格 | ¥31,350 |
重量(M) | 227g |
素材 | ポリエステル100%の丸編み |
構造 | — |
デニール | — |
パッカブル | ◯ |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ◯ |
ベンチレーション | ✕ |
ポケット数 | 2 |
おすすめシーン | マウンテンバイク |
釣り用のレインジャケット『ウルトラライト・パッカブル・ジャケット』
20デニールの軽量性に優れ胸に大きなポケットを備えた釣り用のレインジャケットです。大きなポケットの中には釣り道具を収納できるようマチ付きです。
登山で使用するならば、スマホや紙地図、行動食などを収納するなど、アイディア次第で快適なレインジャケットとして使用することが可能です。
商品名 | ウルトラライト・パッカブル・ジャケット |
価格 | ¥35,200 |
重量(M) | 230g |
素材 | H2No |
構造 | 3層 |
デニール | 20D |
パッカブル | スタッフサック |
フード調整 | ◯ |
ヘルメット対応フード | ✕ |
ベンチレーション | ✕ |
ポケット数 | 1 |
おすすめシーン | 釣り |