佐賀平野の北にそびえる天山(てんざん)は、標高1,046m(一等三角点1046.2m)の筑紫山地の山です。山頂は小城市、多久市、佐賀市、唐津市の境にあります。蛇紋岩でできた山頂部は東西約1kmにわたって平らで、一帯は草原です。稜線は東の七曲峠と西の彦岳へ続いています。山頂には、多々良浜の戦いのあとに亡くなった南朝方の武将、阿蘇惟直の墓碑があります。九合目には天山神社の上宮があり、雨乞いの神事も行われてきました。周辺は天山県立自然公園に指定されています。
手軽に登るなら、天川登山口から往復55分、上宮駐車場から往復1時間14分です。七曲峠から稜線を歩くと往復3時間11分かかります。麓の天山宮前バス停から登る場合、山頂までは約3時間30分です。冬に佐賀平野へ吹き下ろす冷たい北風は「天山おろし」と呼ばれ、山頂の草原も風を強く受けます。冬は防風の装備を用意してください。
出典:山と溪谷オンライン 天山/ヤマレコ 天山(2026年11月1日確認)




