稲叢山(いなむらやま)は標高1,506m、高知県のいの町(旧本川村)と土佐町の境にある、四国山地南面の山です。昔は道が少なく「秘境の山」と呼ばれていました。四国電力の揚水発電用の稲村ダムができてから、ダムのそばまで舗装された林道が通じました。山名は、頂上の池に稲に似た草むらがあったことから付いたといわれます。切り立った岩壁から「鬼城山」とも呼ばれ、平家の落人の伝説が残る洞窟もあります。
代表的な登山口は稲村ダムの駐車場(水洗トイレあり)です。洞窟を通って山頂を回る周回コースは、約2時間50分です。山頂には祠があり、石鎚山や筒上山、高知市方面と、足もとのダム湖が見えます。春はアケボノツツジやシャクナゲ、ゴヨウツツジが咲き、秋はブナの紅葉がきれいです。コースには鎖場や沢を渡る場所があり、雨の日は岩が滑ります。冬は道路の除雪が期待できず、路面が凍ることがあります。
出典:山と溪谷オンライン/ヤマレコ/林野庁四国森林管理局/山と溪谷オンライン(登山口)(2026年10月31日確認)




