紅葉とは?
狭義では、黄色に変わる黄葉(こうよう・おうよう)、赤色に変わる紅葉(こうよう)、褐色に変わる褐葉(かつよう)と呼ぶらしいのですが、実際には厳密に区分できないことから一般的に紅葉と呼んでいるそうですね。
なぜ紅葉するのかについては、紅葉植物に寄生するアブラムシなどが一因と言われているようですが本当のことはまだわかっていないようです。
普通に観られる紅葉はモミジ、カエデ、イチョウ、ブナ、͡コナラ、ミズナラ、クヌギなどですが、森林限界に達するとダケカンバやナナカマド、ミネカエデ、ドウダンなどに加え高山植物の草紅葉(くさもみじ)といった独特の風景を生み出します。
今年の紅葉前線もちょっと遅れ気味との情報もあり、近場での紅葉狩りからもう一歩踏み出して山岳紅葉を観に行きませんか?
一年に一度、最後の力を振り絞るように色づくこの一大イベントを心ゆくまで鑑賞したいものですね。
1:日光白根山(標高2,578m)|栃木県・群馬県 紅葉の見頃は9月下旬~10月中旬
日本百名山であり関東以北で一番高い山である日光白根山は、ロープウェイで標高2,000mまで一気に行けるのが魅力。標高1,400mの山麓駅から山頂駅へは約15分。色鮮やかな絨毯の空中遊覧を楽しんだら山頂を目指しましょう。
山頂駅周辺には神社やオープンテラスのあるカフェ、天空の足湯などがあり2,000mの大自然の中開放的な気分を味わえます。もちろん展望台を兼ねているので眺望は抜群です。山頂の見頃が過ぎても、山頂駅周辺やロープウェイでの中腹あたりの紅葉は長く楽しめます。
山頂駅から奥白根の山頂部を廻り、五色沼や弥陀が池を巡り山頂駅展望台に戻るという周回コースが一般的ですが、距離にして8.5Kmコースタイムは約6時間となります。
初心者向の方には山頂駅から奥白根山への往復コースがおすすめです。このコースですと距離6.2Kmコースタイム約4時間30分です。
ロープウェイの最終時間に間に合うように下山しなければなりませんので、時間を逆算し無理のない計画を立てましょう。
日光白根山ロープウェイ
営業時間 | |
運行時間 | 土日祝 7:30~16:30(上り最終16:00、下り最終16:30) 平日 8:00~16:30(上り最終16:00、下り最終16:30) |
乗車料金 | 土日祝 往復⇒大人2,500円 小人1,000円 片道⇒大人1,800円 小人 600円 ※ペット 往復1,000円 平日 往復⇒大人2,200円 小人1,000円 片道⇒大人1,500円 小人 600円 ※ペット 往復1,000円 |
駐車料金 | 無料 約400台 ※利用する施設により長時間駐車できないエリア有り |
TEL | 0278-58-2211 |
公式ホームページ |
車でアクセス
- 東北自動車道 宇都宮IC⇒日光宇都宮道路 清滝IC下車
⇒清滝ICから丸沼高原まで約60分 - 練馬ICから関越自動車道 沼田IC下車
⇒沼田ICから丸沼高原まで約50分
電車バスでアクセス
- 浅草から東武本線で東武日光駅⇒東武日光駅から路線バスで湯元温泉⇒湯元温泉から路線バスで丸沼高原
- 上野から上越線で沼田駅⇒沼田駅から路線バスで鎌田⇒鎌田から路線バスで丸沼高原
- 上野から上越新幹線で上毛高原駅⇒上毛高原駅から路線バスで鎌田⇒鎌田から路線バスで丸沼高原
2:安達太良山(1,699m)|福島県 紅葉の見頃は10月上旬~10月中旬
東北を代表する絶景紅葉の山といえば「栗駒山」と「安達太良山」です。日本百名山でもある安達太良山は福島県の中部にある火山ですが、初心者でもロープウェイを利用すれば安全に紅葉登山を楽しめる山として人気です。
標高950mから1,350mまで約10分の空中散歩のあと、山頂駅から安達太良山山頂への往復は約2時間程度。周回コースでも約4時間です。小さなお子さんでも安全に登山を楽しめます。また山頂駅無料休憩所からの景色も抜群なので、こちらでひと休みするのもおすすめです。
花の百名山やうつくしま百名山にも選定されるほど魅力いっぱいの安達太良山。登山者のレベルに合わせて多彩なルートを選べるため多くの人に愛されており、特に紅葉の時期には絶景をひと目見ようと多くの観光客で賑わいます。
あだたら山ロープウェイは、紅葉の時期には(2024年9月26日~11月4日)毎日運行しています。混雑を少しでも回避するには8:30から運行に合わせて早めに行動するのがおすすめです。(混雑具合によっては始発時間が早まる場合もあるようです)
あだたら山ロープウェイ
運行時間 | 8:30~16:30(上り最終15:50、下り最終16:00) ※約1分間隔で常時運転しています |
乗車料金 | 往復⇒大人2,000円 小人1,500円 片道⇒大人1,200円 小人 900円 ※ペット 往復900円 片道500円 |
駐車料金 | 無料 1,000台 ※紅葉シーズンの週末のみ第1駐車場は有料になります 1,000円/台 詳しくは下記HPをご覧ください |
TEL | 0243-24-2141 |
公式ホームページ | 福島県・磐梯朝日国立公園 あだたら高原 |
車でアクセス
- 東北自動車道 二本松IC⇒二本松ICから約20分
電車でアクセス
- 東北新幹線 郡山駅下車⇒郡山駅から東北本線 二本松駅下車
⇒二本松駅から路線バスで奥岳登山口まで約45分
3:那須岳/茶臼岳(1,915m)|栃木県 紅葉の見頃は10月上旬~10月中旬
栃木県北部に連なる那須連峰。その主峰である茶臼岳は現在も白い噴煙を上げ続ける活火山。登山ルートは数多く、ロープウェイを使えば1時間もかからずに茶臼岳山頂に立つことができるなど、初心者からベテランまで多くの人が楽しめる人気の山です。
山頂に立てば360°の壮大な景色が広がり、西には会津の山々東を見れば関東平野に続く那須野が原を一望できます。秋の紅葉はまるで絵画のようとも言われ、ナナカマドやモミジ、ドウダンツツジなどに加え針葉樹の緑が絶妙なコントラストをつくりだします。
山頂からの眺望も素晴らしいのですが、紅葉を観るなら茶臼岳の西側にある姥ヶ平やひょうたん池は外せません。ロープウェイ山頂駅から牛ヶ首へ巻くように進み、牛ヶ首から姥ヶ平へ高度を下げると茶臼岳をバックに日本庭園のような絶景が現れます。
茶臼岳は登山口のある峠の茶屋からの入山が一般的ですが、ロープウェイを利用すれば9合目まで一気に運んでくれますので観光気分で山頂を目指すこともできます。ただし岩ゴロゴロのガレ場がありますので最低でもスニーカーは必携。また強風で有名な山ですのでウィンドブレーカーなど防寒着を持つと安心です。
那須ロープウェイ
営業期間 | 2024.3.16(土)~2024.11.30(土) |
営業時間 | 8:30~16:30 (上り最終16:00 下り最終16:20) |
利用料金 | 往復 大人1,800円 小人(3歳~小学生)900円 片道 大人1,200円 小人(3歳~小学生)600円 ペット1頭につき600円 |
駐車場 | 無料 190台 |
TEL | 0287-76-2449 |
公式ホームページ | ロープウェイのご案内 | 那須ロープウェイ |
マイカーでアクセス
- 東北自動車道 那須IC下車⇒県道17号線で約35分⇒那須ロープウェイ
電車バスでアクセス
- JR東北新幹線 那須塩原駅下車⇒関東自動車路線バスで70分⇒那須ロープウェイ
- JR東北本線宇都宮線 黒磯駅下車⇒関東自動車路線バスで60分⇒那須ロープウェイ
4:筑波山(877m)|茨城県 紅葉の見頃は11月上旬~11月下旬
茨城県唯一の日本百名山である筑波山は、山そのものが「神域」として崇められ古くから信仰されてきました。関東平野に凛と立つその佇まいは「西の富士、東の筑波」と称され、男体山と女体山の二つの峰をもつ名峰です。
日本百名山の中では最も標高が低く、また東京都心からでもアクセスが容易なため、一年を通して多くの方が訪れます。ケーブルカーやロープウェイを利用すれば山頂まで楽に行けてしまうので、小さなお子さんからお年寄りまで誰でも気軽に楽しめます。
筑波山神社周辺のイチョウとモミジ、ケーブルカーに迫りくる紅葉、そして山頂からの関東平野を一望できる大パノラマと広がる紅葉の景色はまさに絶景。そして、筑波山自然研究路を歩けば黄色に染まるブナ林が出迎えてくれます。
紅葉のシーズン、特に11月には約20万人が訪れるということで週末の駐車場はほぼ満車状態に。筑波神社へ続く門前通りは、朝から夕方まで渋滞が発生することもありますので注意が必要です。
もみじ祭りでは名物・ガマの油売り口上など多彩なイベントが実施されます。また、夜にはライトアップされた紅葉が昼とは違った表情を見せてくれますので、昼と夜とぜひ楽しみたいところです。
筑波山ケーブルカー&ロープウェイ
- 筑波山ケーブルカーは筑波山の中腹、宮脇駅(305m)と筑波山頂駅(800m)間1,634mを約8分で結びます。
- 筑波山ロープウェイは筑波スカイラインの終点、つつじヶ丘駅(542m)と女体山駅(840m)間1,296mを約6分で結びます。
基本運賃(ケーブルカー) | 往復 大人1,070円 小児540円 片道 大人 590円 小児300円 ※小児とは6歳~小学生以下、6歳未満は無料 |
運航時刻(ケーブルカー) | 土日祝 始発9:00~終発17:20 平日 始発9:20~終発16:40 ※時期により時間が前後する場合があります ※10月~12月の土日祝は夜間運行20:00まで |
基本運賃(ロープウェイ) | 往復 大人1,300円 小児650円 片道 大人 750円 小児380円 ※小児とは6歳~小学生以下、6歳未満は無料 |
運航時刻(ロープウェイ) | 土日祝 始発9:00~終発17:40 平日 始発9:20~終発16:40 ※時期により時間が前後する場合があります ※10月~12月の土日祝は夜間運行20:00まで |
定休日 | 無し 年中無休 |
駐車料金 | ケーブルカー側市営駐車場(5:00~20:00) 普通車500円(一日) ロープウェイ側つつじヶ丘駐車場(土日祝9:00~19:00/平日9:00~18:00) 普通車500円(一日) |
TEL | 029-866-0611 |
公式ホームページ | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ |
マイカーでアクセス
- 常磐自動車道 土浦北IC下車⇒国道125号線⇒県道14号線⇒県道42号線
- 北関東自動車道 桜川筑西IC下車⇒国道50号線⇒県道41号線経由で筑波山方面
電車バスでアクセス
- つくばエクスプレスつくば駅下車⇒つくば駅・つくばセンターから直行筑波山シャトルバス⇒沼田⇒筑波山神社入口⇒つつじヶ丘
- JR常磐線 土浦駅下車⇒路線バスで沼田で下車⇒沼田から直行筑波山シャトルバス⇒筑波山神社入口⇒つつじヶ丘
5:苗場山(2,145m)|新潟県・長野県 紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬
ロープウェイといったら日本最長の苗場ドラゴンドラを忘れてはいけません。
上信越高原国立公園の北端にある2,145mの苗場山は、新潟県と長野県にまたがり山頂には700ヘクタールにおよぶ高層湿原が広がっています。特別保護地域に指定された山頂部は1,000以上の池塘が点在し天上の楽園を形成しています。
夏の高山植物、初秋の紅葉、冬のスキーと一年を通して賑わう苗場山は、山頂からの眺めはまさに雄大。谷川連峰や浅間山、遠く北アルプスの山々や神楽ヶ峰の先に目をやれば、佐渡島や能登半島を眺めることができます。
「天上の楽園」ともいわれる山頂湿原は、草紅葉の中に池塘が広がり美しく神秘的な光景を見せてくれます。色鮮やかさとはまた違った湿原特有の魅力的な風景をぜひ堪能してください。
一番人気の祓川コースは、かぐら高速リフトを使えば標高1,700mまで一気に行けるので1時間短縮できます。初心者であればこちらを利用するのがおススメです。
かぐら第1高速リフト登山営業 2024年7月13日(土)~10月20日(日)
※上り専用。下り乗車はできませんので下山は徒歩となります。
運行期間 | 2024.7.13~2024.10.20 |
運行時間 | 6:00~8:00 |
利用料金 | 大人2,300円 小学生以下1,300円 |
駐車場 | 1,200台 |
TEL | 025-788-9221 |
公式ホームページ | 【24夏】2024かぐら1高登山リフト営業 |
マイカーでアクセス
- 関越自動車道 湯沢IC下車⇒国道17号線で約8Km:かぐらスキー場みつまたステーション
電車バスでアクセス
- JR上越新幹線 越後湯沢駅下車⇒南越後観光バスで約18分:かぐらスキー場みつまたステーション
苗場ドラゴンドラ&田代ロープウェイ(紅葉期間限定)
日本最長5,481m、標高差425mを25分で結ぶ「ドラゴンドラ」は、アップダウンを繰り返しながら進むためスリル満点!急こう配をジェットコースターのように下る瞬間は大迫力です。美しい紅葉とともに雄大な平標山(たいらっぴょう)やエメラルドグリーンに輝く二居湖(ふたいこ)などすばらしい眺望を楽しめます。
・利用料金には【苗場ドラゴンドラ・田代ロープウェイ・らくらくリフト・苗場~田代連絡バス】が含まれます。
・苗場ドラゴンドラと田代ロープウェイを4パターンの周遊方法で楽しめます。
紅葉観光営業期間 | 2024.10.5(土)~2024.11.4(月・振休) |
運行時間 | 9:00~15:00(下り最終16:00) |
利用料金 | 大人3,800円 小学生2,200円 ペット1,000円 |
TEL | 苗場ドラゴンドラ 025-789-4117 田代ロープウェイ 025-789-3111 |
公式ホームページ | 苗場ドラゴンドラ 田代ロープウェー |
パノラマリフト
ドラゴンドラ山頂駅からさらに上へ。標高1,474mの大パノラマを楽しめます。
営業時間 | 9:15~15:00(下り最終15:45) |
利用料金 | 往復:大人1,600円 小学生800円 片道(下りのみ):大人1,200円 小学生600円 |
マイカーでアクセス
- 関越自動車道 湯沢IC下車⇒国道17号線で約30分
- 関越自動車道 月夜野IC下車⇒国道17号線で約50分
電車バスでアクセス
- 上越新幹線 越後湯沢駅下車⇒バスで約40分
- ドラゴンドラチケット付き 直通シャトルバス
上越新幹線 越後湯沢駅下車⇒越後湯沢駅西口⇒田代ロープウェイ⇒苗場ドラゴンドラ山麓駅 【大人6,800円 小学生5,800円 バス代のみ3,800円】
詳しくはこちら▶ドラゴンドラチケット付 直通観光シャトルバス
TEL 025-785-5353(雪国観光舎)
6:谷川岳(1,977m)|群馬県・新潟県 紅葉の見頃は10月上旬~10月下旬
谷川岳は群馬県と新潟県の境にある日本百名山で、谷川連峰の主峰でありトマの耳とオキの耳をもつ双耳峰です。都心から日帰りできるアクセスの良さ、ロープウェイを利用すれば初心者でも気軽に楽しめるとあって多くの人が訪れます。
ロッククライミングの聖地として世界的に有名な一ノ倉沢などの岩場は、剱岳・穂高岳とともに日本三大岩場のひとつに数えられています。森林限界は1,500mと低く天候の変化が激しいため遭難者数が多い山としてギネス認定されているほど。
紅葉の名所として特に有名で、一ノ倉沢から見る三段紅葉は雪と紅葉と針葉樹の緑が一度に見れる奇跡の絶景。10月中旬から11月初旬、初冠雪時にしか見ることができない貴重な景色です。
登山ルートは多彩ですが、初心者であればロープウェイを利用して中腹の天神平(1.317m)まで一気に登り、色とりどりに染まる谷川連峰と眼下に広がる色鮮やかな絨毯を見れば歓声があがること間違いなしです。
天神平からは約1時間で周回できるコースがあり、天神峠から見る谷川岳のすばらしい景色を堪能できます。また、谷川岳のメインコースであるオキの耳へ向かう天神尾根コースは、天神平を起点に約4時間50分で巡ることができます。
谷川岳ロープウェイ
※天神平からは、さらにペアリフトで天神峠展望台まで行くことができます。
営業期間 | 2024.4/22~2024.11/17 |
営業時間 | 平日 8:00~17:00 土日祝 7:00~17:00 |
利用料金 | ・往復 天神峠展望台行きセット券 大人3,500円 小学生2,000円 ロープウェイ単体 大人3,000円 小学生1,500円 ・片道 ロープウェイ単体 大人1,800円 小学生 900円 |
駐車料金 | 乗用車 500円 |
TEL | 0278-72-3575 |
公式ホームページ | 谷川岳ロープウェイ by 星野リゾート |
マイカーでアクセス
- 関越自動車水上ICから国道291号線⇒291号を経由して14㎞
電車バスでアクセス
- 上越新幹線 上毛高原駅下車⇒上毛高原駅から「谷川岳ロープウェイ」行きバスで50分
- JR上越線 水上駅下車⇒水上駅から「谷川岳ロープウェイ」行きバスで25分
7:芳ヶ平・横手山・渋峠|群馬県・長野県 紅葉の見頃は9月下旬から10月中旬
日本の国道で一番高い場所を通る292号線。渋峠(標高2,172m)はその最高地点として有名です。この駐車場から眺める景色はまさに雄大。日本国道最高地点の碑があるのは群馬県側になります。
芳ヶ平はラムサール条約に登録されている草津白根山(湯釜)の裏側に広がる湿地群。紅葉のの時期、駐車場から見下ろせば緑の中にナナカマドの赤い実がひときわ目立つ風景が美しく、まるでメルヘンの世界にでも迷い込んだよう。
渋峠から芳ヶ平湿原までは約1時間20分ほど。メルヘンチックな風景のあとは噴煙の立つ湯釜、湿原に出れば木道の周りにはいくつもの池塘があってさながらミニ尾瀬のようです。湿原を廻れるように木道が整備されていて約30分ほどで1周できます。
芳ヶ平ヒュッテは湿原の中にある山小屋で、オシャレなカフェでは軽食やコーヒー、ビールなどをいただくことができます。ちょっとひと休みに最適です。
渋峠ロマンスリフトを利用すれば横手山(2,307m)山頂へアクセス可能で、山頂の満天ビューテラスからは、北アルプス・北信五岳、運が良ければ雲海や富士山、佐渡島まで見渡すことができます。
横手山山頂には「グランペットカフェ」、北アルプスの複雑な地形を一望できる "のぞき" には「2307スカイカフェ」がオープンしており、絶景のなかゆったり寛ぐことができます。満天ビューテラスへは長野県側・志賀高原からもスカイレーターやスカイリフトを乗り継ぎながら行くことができます。
渋峠ロマンスリフト
※スカイレーター・スカイリフトは、"のぞき" 駐車場からになります。
営業時間 | 8:45~16:00(最終15:30) |
利用料金 | 往復 大人2,000円 小人1,700円 |
休業 | 春と秋に2~3週間 |
駐車場 | 普通車 70台 |
TEL | 0269-34-2600 |
公式ホームページ | 夏季スカイレーター・リフト – 志賀高原横手山・渋峠スキー場 |
マイカーでアクセス
- 上信越自動車道 信州中野IC下車⇒国道292号線で37Km
電車バスでアクセス
- JR長野駅下車⇒長野電鉄長野線 湯田中駅下車⇒路線バスで志賀高原(蓮池まで)⇒路線バスで横手山・渋峠
または… - JR長野駅下車⇒長電(志賀高原急行バス)で志賀高原(蓮池まで)⇒路線バスで横手山・渋峠
8:大山(1,252m)|神奈川県 紅葉の見頃は11月中旬~下旬
丹沢大山国定公園に属する大山は、その昔「雨降山・あめふりやま」「阿夫利山・あふりやま」と呼ばれ雨乞いの神として農民の信仰を集め、山頂には巨大な岩石をご神体として祀る阿夫利神社の本社があります。整った山容が美しく日本三百名山選定、2016年には日本遺産に認定されています。
都心からのアクセスが抜群によく家族や友人とも気軽に登ることができる人気の山で、登山コースは複数あるため初心者から上級者まで十分楽しむことができます。
ケーブルカーを利用すれば標高700mの中腹・阿夫利神社の下社まで行くことができますが、そこから表参道ルートを進めば山頂へは1時間30分ほどという手軽なコースがあります。富士見台からは凛々しい富士山の姿も見ることができます。
尚、阿夫利神社からの眺望はあの「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得し紹介されています。紅葉の時期はライトアップもされるため一層幻想的な雰囲気に。大切な人と一緒に気軽に秋の絶景を見に行ってみませんか。
大山ケーブルカー
営業時間 | 土日祝 9:00~17:00 平日 9:00~16:30 |
利用料金 | ・大山ケーブル~阿夫利神社(始発~終点) 往復 大人1,270円 小児 640円 片道 大人 640円 小児 320円 ・大山ケーブル~大山寺/阿夫利神社~大山寺(中間駅まで) 往復 大人 700円 小児 350円 片道 大人 360円 小児 180円 ・ペット 往復 420円 片道 220円 |
駐車場 | 市営第1駐車場 84台 普通車 600円 市営第2駐車場 44台 普通車 1,000円 |
TEL | 0463-95-2040 |
公式ホームページ | 大山ケーブルカー |
マイカーでアクセス
- 新東名高速道路 伊勢原大山ICから5.5Km約10分
- 東名高速道路 厚木ICまたは秦野中井IC⇒国道246号線経由で約40分
電車バスでアクセス
※バス下車後、ケーブルカー乗り場まで「こま参道」を約15分歩きます。
- 小田急線 伊勢原駅下車⇒神奈川中央交通バスで大山ケーブルまで約30分