ショップにずらりと並ぶ登山靴。
「たくさんあり過ぎて、どれを選んだらいいかわからない」とお困りではありませんか。
この記事では、初めて山に登る方に向けて、登山靴の選び方やポイントを詳しく解説しています。
また、登山靴の特徴や、トレッキングシューズとハイキングシューズの違いなど、登山初心者が疑問に思うことについてわかりやすく説明し、併せて最初の一足におすすめのモデルを厳選紹介しています。
ぜひ、最後まで読んで参考にしてください。
登山靴の特徴

登山靴には、次にような機能が求められます。
- 岩場、ガレ場、木の根っ子など足場の悪い場所でも安定して歩ける
- ゴツゴツ、凸凹した路面から脚を守る
- 雨、ぬかるみ、沢歩きでも濡れない
- 斜面や濡れた岩でも滑らない、転倒を防ぐ
そのため、登山靴は次のような特徴を備えています。
特徴①:ソールが硬い

登山では街と異なり、舗装されていない不整地を歩きます。凸凹の激しいガレ場や険しい岩場といった足場の不安定なところを荷物を背負って長時間歩くため、柔らかいソールでは脚に負担がかかり、疲労によるケガの原因につながりかねません。
硬いソールであれば、足の踏み場の少ない路面や凸凹の激しい登山道であっても安定して脚を置くことができ、負担なく歩いて行ける上、足裏を凸凹の衝撃から守ってくれるので、疲労の軽減にも役立っています。
硬いソールは、山のハードなフィールドから、ヒトの柔らかい脚を守ってくれる防具のような存在といえます。
特徴②:アウトソールのグリップ力が高い

登山靴は、普段履きの靴に比べて、グリップ力が高いのが特徴です。不整地のどのような状況であっても滑りにくくするために、アウトソールには凸凹が深く刻まれています。
ラグパターン(靴底の突起の形状や配置)は登山靴のモデルによって異なり、岩場に強い、雨の日のスリップに強いなど、用途に合わせた形状と配置がなされています。
また、アウトソールの素材には、滑りにくいゴムが使われており、特にイタリアのビブラム社製「ビブラムソール」は、グリップ力の高さで有名です。
特徴③:足首のカットが高い

登山靴は、足首が覆われているモデルが多いです。これは、くるぶしや足首を岩などから保護し、安定した歩行をサポートする役目を果たしています。
また、砂利などの異物が靴の中に入ったり、レインパンツをはいた時に雨がソックスを濡らしてしまったりすることを防いでいます。
特徴④:防水性がある

登山靴はゴアテックスなどを使用しているため防水性があります。雨天時や、沢、ぬかるみを歩いても濡れません。また、靴の内部の蒸れを外へ放出する透湿性を備えたタイプも多く、靴の内外から湿気をシャットアウトすることで、足は常にドライで快適さを保てます。
スニーカーとどう違う?

「初めて山に登るのに、本当に登山靴が必要なの?」「スニーカーでも大丈夫なのでは?」など疑問に思う方も多いでしょう。
私たちが普段履くスニーカーには、荷物を背負って山のごつごつした路面を歩くのに必要な機能がほとんど備わっていません。
登山靴 | スニーカー | |
ソールの硬度 | 硬い | 柔らかい |
グリップ力 | 高い | 低い |
防水性 | ある | ない |
スニーカーはソールが柔らかく、脚運びしやすいよう設計されているため、歩きやすいのが特徴です。スニーカーは基本的に舗装路を歩くことと、身軽な状態で移動する時に適しています。
スニーカーで山へ行くなら、次のような条件を満たしていることが必要です。
- 舗装路もしくは凹凸が少ない登山道
- 傾斜角度が少ない、濡れた木や岩がない
- 距離が短く、標高差が少ない
- 当日、前日に雨が降っていない
- 身軽である
山に登りたい、登山をしたいとお考えなら、まずは初心者向けの登山靴を求めることをおすすめします。
ハイキングシューズ・トレッキングシューズ・登山靴はどう違う?

登山靴とは、山登りに特化したシューズです。ハイキングシューズもトレッキングシューズも山登りのためのシューズですので登山靴といえますが、それぞれ適したシーンが異なるため、靴自体に若干の違いがあります。
アルパインブーツ
一般的に登山靴というと、硬くてごついイメージがありますが、これは「トレッキングシューズ」ともう1つ、「アルパインブーツ」から来ています。

アルパインブーツとは、雪山登山や険しい岩稜帯を登る高所登山など、過酷な環境での登山に適したシューズです。
岩でごつごつした登山道を垂直方向に登ったり、アイゼンを装着して厳冬期の雪山を登ったりするため、ソールが硬く平らで、アイゼンを装着できるコバ(溝)が設置されていたり、保温材が入っていたりします。難易度高めの登山に対応しているため、経験者向けのシューズです。
トレッキングシューズ

アルパインブーツが、森林限界を超えた岩稜帯を登るのに対し、トレッキングシューズは、土や木の根などがメインの山道を長時間歩くのに適した登山靴です。
トレッキングシューズには、日帰り低山登山向けから山小屋泊登山、富士登山、3シーズンの縦走登山向けまでさまざまなモデルがあり、幅広い登山シーンに対応します。
汎用性が高いため、登山初心者から経験者まで1足は必要なシューズです。
ハイキングシューズ

ハイキングシューズは、文字通り、ハイキングのためのシューズです。日帰りの軽めのハイキングや、標高の低い野山の整備された登山道の歩行に適しています。
ハイキングは登山の中で最も難易度が低く、標高差500m未満の山歩きをいいます。ハイキングシューズは険しい勾配がない緩やかな登山道を歩くのに向いています。
また、ハイキングだけでなく、タウンユースとして使えるのも特徴です。
ハイキングシューズとトレッキングシューズはどう違う?

初心者にとって区別しづらいのが、ハイキングシューズとトレッキングシューズでしょう。初心者向けの登山靴には、ハイキングシューズともトレッキングシューズともいえるモデルが多く存在します。
両者の違いを強いてあげると、次の3点になります。
1. 靴の剛性と重量が異なる
ハイキングシューズは、トレッキングシューズより軽く、柔軟性があり、歩く時の足の動きに追従するため、疲労を軽減することができます。
一方、トレッキングシューズは、重量があって剛性が高いため、ゴツゴツした不安定な足場でも安定感があります。
「よりハードな路面に適しているのがトレッキングシューズ」と考えるとわかりやすいでしょう。山を歩いている時に「ハイキングというより、ザ・登山だな」と感じるなら、トレッキングシューズの出番です。
ご紹介した靴の剛性を、低いものから高いものへ順番に並べると、次のようになります。
スニーカー < ハイキングシューズ < トレッキングシューズ < アルパインブーツ
2. カットが異なる
ハイキングシューズのカットの種類は、ローカットとミドルカットの2種類です。一方、トレッキングシューズは、ローカットとミドルカット、そしてハイカットの3種類あります。
トレッキングシューズは足首をしっかりと保護することで、ハイキングシューズよりもハードなフィールドに適応できます。
3. 街歩きできるか、できないか
ハイキングシューズは、トレッキングシューズより柔らかく歩きやすいため、街歩きにも使えます。舗装された平らな地面でも、特に問題なく歩けます。
トレッキングシューズは、登山口までのアプローチで舗装路を歩くことはあっても、街歩きをするために使うことはありません。特に、ハイカットのトレッキングシューズは、平らな舗装路を歩きにくいです。
トレッキングシューズの3つの種類
登山で最も汎用性があるのがトレッキングシューズです。先に述べたようにトレッキングシューズには、足首周りのカットが異なる、次の3種類があります。
ハイカット

足首をしっかりとホールドすることで、岩場や凸凹した路面でも足首がぐらつかず、捻挫を防ぎ、安定感のある歩行ができます。足首のサポート性に助けられて歩くことができるので、筋力の無い初心者におすすめです。
また、足首が高く守られていることで、ザレ場で砂利などが靴の中に入ったり、泥や水の跳ね返りでソックスが濡れたりする心配がありません。
基本的に、岩稜帯を歩くのに向いた作りとなっているため、岩の突き上げや路面の凸凹から足裏を保護するようソールが硬く、がっしりとしています。重い荷物を背負って歩く1泊以上の縦走登山や高所登山に適しています。
ハイカットのデメリット
ソールの剛性が高く、歩行時にほとんど曲がらないことと、足首をしっかりホールドされていることにより、山での歩き方に慣れていないと、重い、歩きにくいと感じることがあります。特に、舗装された平坦な道では歩きづらいです。
ミドルカット

ハイカットとローカットの中間に位置するシューズです。適度な剛性とホールド感、サポート力、歩きやすさのバランスがとれているため、初心者に最もおすすめです。
日帰り登山に適していますが、1泊程度の山小屋泊登山までカバーできます。汎用性が高く、低山から2000m級の山、モデルによっては3000級の山まで対応できるため、コスパ的にも優れているといえます。
ミドルカットのデメリット
オールマイティなミドルカットですが、山登りが全く初めての方にとっては重く、スニーカーのように軽快に歩けないと感じるかもしれません。また、ある程度経験を積んで、岩稜帯の高所登山に挑む場合は、新たにハイカット購入の必要性が出てきます。
ローカット

足首周りの保護がないため、スニーカーのように足首を自由に動かせます。重量が軽く、ソールが柔らかいため動きやすく、高い運動性を求められるトレイルランニングやファストハイクに適しています。
足首をサポートする機能が削り取られている分、登山者自身の筋力やスキルが求められるため、登山経験者向けのシューズです。
また、ローカットは、ハイキングシューズ、トレイルランニングシューズ、アプローチシューズなど用途が限定されているモデルが多いです。ハイキングシューズであれば、整備された道を歩く、日帰りハイクにおすすめです。
ローカットのデメリット
軽量で歩きやすいため、初心者はローカットに惹かれがちですが、登山の経験が全くなく、最初からローカットのシューズを選ぶと、疲労で思わぬケガや転倒を招く危険があります。また、砂利などの異物が靴に入り込みやすいです。
ハイカット・ミドルカット・ローカットの違い一覧表
トレッキングシューズのカットの違いをまとめると下表のようになります。
種類 | ハイカット | ミドルカット | ローカット |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
用途 | 縦走登山 高所登山 テント泊登山 | 低山~中級登山 日帰り登山 山小屋泊登山 | トレイルランニング ファストハイク ハイキング |
重量 | 重い | 中間 | 軽い |
足首の可動域 | 狭い | 中間 | 広い |
足首のサポート力 | 高い | 中間 | 低い |
ソールの硬度 | 硬い | 中間 | 柔らかい |
勾配 | 急勾配あり | 勾配あり | 平地~少ない |
登山道 | 岩場 鎖場 ガレ場 | 危険個所が少ない不整地 | 木道 整備された |
異物の混入 | 入らない | 入りにくい | 入りやすい |
登山靴の選び方

初心者向けの登山靴の選び方について解説します。
①行く山に合わせて選ぶ

本来なら、「どのような山に、いつ行くのか」に合わせて登山靴を選ぶのが理想ですが、それだと山行の度にシューズを選ばなくてはならず、何足も必要です。
登山を続ければ、いずれ2足目が欲しくなるので、最初はどんな山にでも通用する、汎用性の高い1足を選びましょう。
②春~秋の3シーズン用を選ぶ

登山靴は、無雪期(春~秋の3シーズン)用か、積雪期用(厳冬期)か、の2つに分けられます。

積雪期用は、「アルパインブーツ」着用となるため、初心者の方の最初の一足は、春~秋の3シーズン用を選んでください。
③ミドルカットかハイカットを選ぶ


初心者はまだ山歩きのスキルや筋力がついていないため、ローカットではなく、適度な剛性を備えながらも歩きやすいミドルカットか、足首のサポートがあるハイカットを選ぶことをおすすめします。
どちらも汎用性が高く、幅広い登山に使えるため、ステップアップして少し標高の高い山に行ってみようと考えた時も、そのまま使い続けることができます。
ハイキングや低い山に出かける時は、オーバースペックに感じられるかもしれませんが、登山靴で歩くことに慣れるためにも、このどちらかを選ぶのがおすすめです。
④アッパーはレザーとメッシュのハイブリッドタイプを選ぶ

アッパーの素材には、レザーと、化繊のメッシュ素材とがあります。レザーは保温性、防水性を備えているため、登山靴の定番素材として昔から使われてきました。
一方、メッシュ素材は軽量性と通気性に富むため、3シーズン用のトレッキングシューズによく使われます。ゴアテックスと組み合わせることで防水透湿性が獲得され、足は常にドライでいられます。
最初の一足は両者のいいとこどりをした、レザーとメッシュのハイブリッドタイプがおすすめです。軽量で、価格も比較的安く、耐久性も優れています。
⑤買いやすい価格のモデルを選ぶ

登山靴の寿命は約3~5年といわれています。最初に買う一足は、値段と機能のバランスに優れたコスパの良いモデルがおすすめです。特に、値段は安いほうが抵抗感が少なく、登山を気軽に始められます。
徐々に経験を重ねてステップアップすれば、次の1足へのハードルも下がるでしょう。
⑥最重要!自分の足に合ったモデルを選ぶ

登山靴選びで最も重要なのは、自分の足に合ったモデルを選ぶことです。サイズはもちろん、甲高、幅広など足の形状は人それぞれ異なります。
足に合わない靴を選ぶとストレスを感じるだけでなく、擦れたり痛みを感じたりして、山中で十分な歩行ができなくなる可能性があり、危険です。
日本人の足型を使ったり、足幅の広いモデルを展開していたりするメーカーもあるので、実際にいろいろと試し履きをしてみるといいでしょう。
登山靴選びのポイント

自分の足に合った登山靴を選ぶためのポイントをお話しします。
①必ずお店で試し履きをする

初めて登山靴を選ぶ時は、必ずお店で試し履きをしてください。履き方は次のとおりです。
- 靴紐を全て緩める
- 足を入れたら踵を床に着け、足首を90度に立てて、足を踵の方へトントンと寄せる
- 靴紐をつま先側から順番に1つずつ締めていく
- 足首のところまで来たら、靴紐をいったん靴の後ろ側へキュッと引っ張ってからフックにかけて足首周りを締める
- 最後まで靴紐を締めたらタンを引っ張る
わからなければ、お店のスタッフに訊きながら行うといいでしょう。靴が履けたら、圧迫されていないか、指が当たる箇所はないかなどをチェックします。

靴を履いて店内を歩き、履き心地も確認しましょう。傾斜台を上り下りして、踵が浮いたり、つま先が当たったりするかどうかのチェックも忘れずに。
②厚手の靴下を履いて試着する

試し履きをする際は、登山用ソックスを履いて試着します。登山用ソックスは一般的なソックスに比べて厚手でサポート力があります。お店には試し履き用のソックスが用意されているので、持参しなくても大丈夫です。
③サイズは1㎝~1.5㎝の余裕を

登山靴のサイズは、1㎝~1.5sm程度余裕があるものが良いとされています。つま先側に足を寄せて、踵に指1本が入るくらいの余裕です。
④ソックスやインソールの検討も

登山用ソックスを持っていない方は、登山靴を選ぶ時に登山用ソックスとセットで購入を検討するといいでしょう。登山用ソックスは厚手でサポート力があるので、登山時の足の疲労を軽減します。
さらに、ソックスの厚さや素材を変えることで、登山靴のフィット感や快適性を改善することができます。
トレッキングシューズは既製品のため、100%自分の足に合ったものを見つけるのは、正直難しいです。微妙な違和感がある場合、まずはソックスで調整してみることをお試しください。
また、ソールの剛性に馴染めず、歩きにくさを拭えない場合、シューズのインソールを別売りのインソールに替えると、驚くほどフィット性が高まり、足にスッと馴染むことがあります。

登山用インソールはクッション性の高いものや、土踏まずをクッと押し上げてくれるものなどいろいろあり、登山者の足の状態に合わせたフィット感や疲労軽減効果が得られます。疲れやすい方には、おすすめのサポートグッズです。
最初の一足におすすめの登山靴6選
登山初心者が購入する最初の一足におすすめの登山靴を紹介します。
【キャラバン】C1_02S | 初心者に大人気の定番トレッキングシューズ

「C1_02S」は、キャラバンを代表する登山靴で、初心者からベテランまで愛好者が多く、特に初心者には絶大な人気があります。
日本人の足型に合わせて指先周りは余裕があり、足首周りはクッション材と柔らかな生地で優しくホールド。足首が動きやすいようアキレス腱部分が浅めにカットされています。
独自素材のアウトソールと柔らかいアッパー、クッション性の高さなど履きやすく、歩きやすい、初心者が欲しい機能がすべてそろったシューズです。日帰りのハイキング、低山登山から山小屋泊、富士登山まで対応します。
価格 | 20,900円 |
男性・女性 | ユニセックス |
カット | ハイカット |
ワイズ | 3E(レギュラー) |
重量 | 約590g(26.0㎝片足標準) |
防水機能 | ゴアテックス メンブレン |
アッパー素材 | メッシュポリエステル/合成皮革 |
ソール | キャラバントレックソール |
【シリオ】P.F.156-2 ブーツ | 幅広・軽量・安い・歩きやすい

日本人の足型に多い「10:4」を基準に、つま先部分がゆったりフィット。幅広の足の方におすすめのモデルです。踵のホールド性を高めながら、足指でしっかりと大地をつかめます。屈曲性の良いソールで歩きやすく、軽量で脚に負担がかかりません。値段も安いため、山歩きの入門シューズとして最適です。高尾山や金剛山など日帰りの低山登山に適しています。
価格 | 19,800円 |
男性・女性 | ユニセックス |
カット | ミドルカット |
ワイズ | 3E+ |
重量 | 約450g (片足26cm) |
防水機能 | ゴアテックスエクステンデット・コンフォートフットウェア |
アッパー素材 | 撥水加工済みスウェード(1.4~1.6mm)、撥水加工済みナイロン |
ソール | シリオ・ビブラムUSAGI |
【メレル】モアブ 3 シンセティック ミッド ゴアテックス | 履き心地抜群のロングセラー

「MOAB (モアブ) 」シリーズは、2007年のリリース以来、今なお愛され続けているメレルの大ロングセラーです。人気の理由は、履き心地の良さ。ゆとりのあるつま先や踵の衝撃を吸収するクッション、土踏まずのサポートなど、疲労軽減のこだわりが詰まっています。
アッパー素材は合成皮革とメッシュのコンビで通気性と軽量化を実現。アウトソールはグリップ力のあるビブラムソールを採用しています。メンズは、ワイドワイズモデルも展開しています。
価格 | 20,900円 |
男性・女性 | 〇 |
カット | ミドルカット |
ワイズ | ミドルワイズ |
重量 | 約470g (27.0cm/片足) |
防水機能 | GORE-TEX メンブレン |
アッパー素材 | シンセティックレザー&メッシュのコンビネーション |
ソール | Vibram TC5+ アウトソール |
【サロモン】X ULTRA 360 MID GORE-TEX | 軽量で歩きやすく、あらゆる地形に対応するロングセラー

2012年のリリースからロングセラーを続けている「X ULTRA」シリーズの最新作です。アウトソールのコンタグリップは、濡れた岩場などあらゆる路面状況で優れたグリップ力を発揮。非常に軽量で歩きやすく、脚の疲労を軽減する作りとなっているためロングトレイルなどにも適しており、初心者はもちろん中上級者からも支持されています。
サロモン独自の機能が満載ながら、値段が安いのも魅力で、初心者の低山ハイキングから中上級登山まで適しています。
価格 | 20,900円 |
男性・女性 | 〇 |
カット | ミドルカット |
ワイズ | スタンダード |
重量 | 393g(27.0cm、片足) |
防水機能 | GORE-TEX |
アッパー素材 | 合成素材/テキスタイル |
ソール | All Terrain Contagrip |
【コロンビア】セイバー ファイブ ミッド アウトドライ | 優れた機能で安いコロンビアの定番

コロンビアの独自防水透湿機能「アウトドライ」を搭載した定番シューズです。水の侵入を防ぎながらもムレを逃すため、脚は常にドライでシューズ内は快適を保ちます。アッパーには、砂や小石が入りにくい目の細かいメッシュを使用。ミッドソールのクッション性と、アウトソールのグリップ力に優れ、柔軟性があるため歩きやすいです。
登山に必要な機能を申し分なく備えながら、手の届きやすい値段であるのも初心者には魅力。ワイドワイズモデルも展開しています。
価格 | 15,950円 |
男性・女性 | 〇 |
カット | ミドルカット |
ワイズ | 普通 |
重量 | 421g(27.0cm) |
防水機能 | アウトドライ |
アッパー素材 | ウォータープルーフシンセティックレザー、ポリエステルメッシュ |
ソール | アダプトトラックス |
【モンベル】マウンテンクルーザー200 | 超軽量で低山登山におすすめ

ミドルカットにもかかわらず300g台と非常に軽量に作られた登山靴です。アッパーには、ゴアテックスと耐久性に優れたメッシュを使用しているため防水透湿性に富み、足に汗をかきづらく、夏山ハイキングにも適しています。
アウトソールにはモンベル独自のグリップ力の高いトレールグリッパーを採用。濡れた岩や木道でも滑りにくく、転倒を防ぎます。歩きやすく、低山登山におすすめです。
価格 | 19,800円 |
男性・女性 | 〇 |
カット | ミドルカット |
ワイズ | レギュラー |
重量 | 363g (25.5cm・片足) |
防水機能 | ゴアテックスファブリクス |
アッパー素材 | スエードレザー、メッシュ |
ソール | トレールグリッパー ソール張替え不可 |
登山靴は自分の足に合ったものを選ぼう
登山靴は何よりも自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。必ず実店舗で試し履きをしましょう。今回ご紹介したモデルの中から、気になるモデルを実際に試してみるのもおすすめです。納得できる一足と出会えますように。