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北日本は寒く東・西日本は高温|1か月予報、週末は北海道の山で大雪のおそれ

北日本は寒く東・西日本は高温|1か月予報、週末は北海道の山で大雪のおそれ

この記事の要点:気象庁が10月29日に発表した1か月予報(10月31日〜11月30日)では、北日本は冬型の気圧配置が強まりやすく、北海道を中心に11月前半は寒くなる見込みです。一方、関東から九州は気温が平年より高く、季節の進みはゆっくりです。今週は5日に広く雨、6日夜からは北日本に強い寒気が入り、北海道の山沿いでは大雪のおそれがあります。「平地は暖かいのに山は冬」という差が大きくなる11月なので、標高と地域で装備を分けて考えることが大切です。

何が発表されたか

気象庁は10月29日、向こう1か月(10月31日〜11月30日)の天候の見通しを発表しました。日本の北東で気圧が低く、シベリアで高気圧が強い配置が予想され、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まりやすいとされています。

  • 北海道:寒気の影響を受けやすく、気温は平年並みか低い見込み。特に11月前半にかけて季節が大きく進みます。
  • 東北:寒気が南下するときに一時的に冷え込みます。日本海側を中心に、曇りや雨・雪の日が多くなります。
  • 関東〜九州:寒気の影響が弱く、気温は平年より高い見込み。11月後半は低気圧や前線の影響で晴れの日が少なくなります。
  • 降水量:九州北部から北海道にかけて、平年並みか多い予想です。
  • 紅葉:季節の進みが遅いため、低い所の色づきは平年並みか遅くなる見込みです。

くわしく:今週の山の天気の流れ

ウェザーニュースの11月1日の週間予報と、10月29日の山の天気の見通しをもとに、今週の流れをまとめます。

  • 2日(月):天気の流れ 低気圧の影響で全国的に雲が多く雨 / 山への影響 標高2,000m以上は雪、3,000m級の稜線は暴風。登山は控えたい日
  • 3日(火・文化の日):天気の流れ 東日本・西日本の太平洋側は晴れる所が多い。北日本と東日本の日本海側は雨 / 山への影響 西日本の太平洋側は紅葉登山に向く。北海道・東北の日本海側の山は雪や強風の可能性
  • 4日(水):天気の流れ 高気圧が東へ離れ、西から天気が下り坂 / 山への影響 午後に雲が増える。早めの下山を
  • 5日(木):天気の流れ 前線が北上し広い範囲で雨。東日本の太平洋側は強まるおそれ / 山への影響 沢沿いの道は増水に注意
  • 6日(金)夜〜7日(土):天気の流れ 冬型が強まり、北日本の上空に強い寒気 / 山への影響 北海道の日本海側を中心に雪と強風。山沿いは大雪のおそれ
  • 8日(日):天気の流れ 寒気の影響で気温の変化が大きい / 山への影響 東京都心の最高気温は6日の23℃から15℃前後に下がる予想

10月31日には北アルプスの3,000m級で積雪が急に増える可能性があると伝えられていました。紅葉が残る中腹と、雪が積もった稜線が同じ山に並ぶ時期です。

登山者にとっての意味・気をつけたいこと

北海道・東北の山:すでに冬山として準備を

北日本は11月前半に季節が一気に進む予想です。6〜7日の寒気のあとは、低い山でも登山道に雪が積もり、凍結することが考えられます。チェーンアイゼンなどの滑り止め、冬用の手袋、防寒着をそろえ、雪で道がわかりにくくなることも考えて地図とGPSを準備します。北日本と東日本の標高の高い地域では、登山口までの車も冬用タイヤが必要な時期です。

関東〜九州の山:暖かい日と寒い日の差に備える

平年より暖かい日が多い一方で、寒気が入った日は一気に冷え込みます。6日に23℃あった東京が8日には15℃前後になる予想のように、同じ週でも服装が大きく変わります。標高が100m上がると気温はおよそ0.6℃下がり、風速1mごとに体感温度はおよそ1℃下がります。暖かい予報でも、稜線では冬に近い寒さになると考えて、薄手のダウンや手袋をザックに入れておきます。

日の短さと雨の日

11月は日の入りが16時台半ばの地域が多く、雨の日は暗くなるのがさらに早まります。5日のように雨が予想される日は、濡れた体が冷えて低体温症になりやすくなります。予定を動かせるなら晴れの日を選び、行く場合も15時までに下山できる計画にします。

次の発表の予定や、確かめ方

  • 気象庁の1か月予報は毎週木曜日に新しくなります。次は11月5日(木)の予定です。
  • 3か月予報(12月〜2月)は、毎月下旬に更新されます。寒い時期の雪の多さの見通しは、こちらで確かめられます。
  • 出かける前日と当日の朝に、気象庁の天気予報・警報と、山の天気予報を見直します。特に寒気の強さ(上空の気温)と、稜線の風の予報を確かめます。
  • 山小屋の多くは冬季休業に入っています。避難先がない前提で計画を立て、登山届を出しておきます。

出典:日本気象協会 tenki.jp「1か月予報」解説(2026年10月29日)/ウェザーニュース「気象庁1か月予報」(2026年10月29日)/ウェザーニュース 週間天気予報(2026年11月1日)/ウェザーニュース 週末&文化の日の山の天気傾向(2026年10月29日)(2026年11月2日確認)

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