冬山登山では防寒対策を目的に、必ず持ち歩く便利なアイテムがあります。その中でも使用頻度が高いおすすめアイテムを5つ紹介します。冬山登山に持ち歩くことでリスク回避にも働く便利で安心なアイテムです。
冬山登山に便利な冷めづらい魔法瓶
冬山登山における魔法瓶は、水分補給代わりにお湯を飲むために使う魔法瓶と、お湯を使って食事をするのに使用する魔法瓶の2種類があります。
水分補給用に使用する魔法瓶はコンパクトで手に持ちやすく飲みやすいものを選んでいます。主にはサーモスの山専ボトルを活用していて握りやすくお湯が冷めづらいように作られていて便利です。
食事をするために使用する魔法瓶は、多くのお湯を魔法瓶に入れることができ、さらにお湯が冷めづらいHEXAR(ヘキサー)の水筒を使っています。
すぐにお湯を作ることができる熱効率が良いバーナー
登山中の水の確保は雪を溶かして作ることがほとんどです。溶かしたお湯は水筒に入れて必要な時に使用するようにしています。冬山では熱効率を高めて短時間でお湯を作ることを重視しており、料理にも使用しやすいジェットボイルミニモを使用することが多いです。
より多くのお湯を作りたい場合はMSRのウインドバーナーを使用しています。熱効率の高さは素晴らしく、瞬時にお湯を作ることができます。火をつけたら手を温めることもできるエマージェンシー的な役割も果たしてくれます。
必ず着火するUCOの防水・防風マッチ
ライターを持って行ったけど火がつかないということは冬山登山では多くあります。グローブをしてライターを使い、あやまって雪の上にライターを落としてしまう。ライターの火口に雪が付着したら火はもう着きません。お湯を作りたくても作ることができない。考えただけでも恐ろしい状態です。そんな時に合ってよかったと思えるのが防水・防風マッチです。
90%の耐熱反射を保持する暖かなエマージェンシーブランケット
エマージェンシー用として使うだけでなく、冬山で停滞する時にハードシェルの上から羽織るだけでもとても温かくなるエマージェンシーブランケットが SOLのエマージェンシーブランケットです。このブランケットは142×213cmで82gと非常に軽くしなやかな肌触りでガサガサ感がないブランケットです。夏山登山ではエマージェンシーキットの一つとして持ち歩くことができ、冬山登山では積極的に使用することで体を暖かく保ちます。
モバイルバッテリーもスマホもまとめて温めることができる保温バッグ
夏山ではジップロックに入れたインド米を行動食や山ごはんとして活用したり、アルファ米を戻すのに大活躍するスタンドコジーですが、冬山ではモバイルバッテリーを収納することができ、寒くなることでバッテリーの減りを防ぐことができます。この保温ケースにスマホそのものをスマホサイズによっては収納することもできます。
お尻を暖かく好きな場所に座れる座布団
軽量で持ち運びに便利な座布団が一つあると、雪山登山中に休憩する時にとても便利です。この座布団を雪の上に置いて座ることで、お尻が冷たくならず快適に休憩することができます。ランチタイムなどにはとても重宝する冬山登山だけではないオールシーズン使えるアイテムです。