登山に使うクッカーは軽量なチタン製と、熱伝導率が良く料理がしやすいアルミ製に分けることができます。今回は僕が使用しているクッカーの中で登山におすすめのクッカーベスト5を紹介します。いずれのクッカーも初心者から上級者まで使いやすく、登山スタイルで使い分けが可能で様々な調理に適したクッカーです。
炊飯、炒め物、あらゆる料理が楽しめるクッカー『トランギア ミニセット』

蓋がフライパンで、ソースパンは0.8ℓサイズ、フタとソースパンをつかむことができるミニハンドルがセットになったのがミニセットです。これにアルコールバーナー本体と専用五徳がセットになったものがミニトランギアです。すべてアルミでできており、熱伝導率が良いので炊飯や炒め物に適したクッカーです。
ミニフライパンはテフロン加工されているので焦げ付きづらく、冷凍餃子、卵料理など焦げやすい料理も登山で楽しめます。

ソースパンはお米2合の炊飯、1人用鍋などが可能です。お米を炊飯するときはフライパンでおかずを作ってご飯を食べることができて、ソロ〜2人の登山に使いやすいクッカーです。
| ブランド | トランギア | 
| 商品名 | ミニセット | 
| 素材 | アルミ | 
| 容量(ℓ) | 900 | 
| 重量(g) | 183g | 
| サイズ | 径15×深さ7㎝ | 
| 価格(税込み) | ¥3,300 | 
| 特記事項 | フライパンが蓋になる | 
お湯を沸かしてアルファ米を食べるのに適した軽量なチタン製クッカー『エバニュー Ti570CUP』

装備の軽量化を行い登山を楽しむ時に非常に重宝する軽量なチタン製クッカーです。重量は55gで、中にエバニューの400FDをスタッキングして持ち歩くこともできます。
内側の目盛りには160、330、450mlとあります。160はアルファ米を作るときのお湯の量、330はカップヌードルリフィルを作るときのお湯の量、450はこれ以上入れると沸騰した時にこぼれてしまう限界量が分かる目盛りとなっています。
これ以外に8ozと15ozのメモリがあり、8ozは1人分のコーヒーをペーパードリップで入れる場合、コーヒー豆が15から20gに対して240ml のお湯が必要で、これが8ozなのでコーヒーを入れる時に便利です。15ozは2人用のコーヒーを入れるのに使用しています。
縁の形状にもこだわりがあり口当たりが優しく作られているので、マグカップとして使用するのにも適しています。
| ブランド | エバニュー | 
| 商品名 | Ti570cup | 
| 素材 | チタン | 
| 容量(ℓ) | 570 | 
| 重量(g) | 55g | 
| サイズ | 径12×深さ6.1cm | 
| 価格(税込み) | ¥2,860 | 
| 特記事項 | 蓋は別売り | 
お湯を沸かす飲食もできる汎用性のあるクッカー『SOTO サーモスタッククッカーコンボ』

お湯を沸かした後にそのままお皿、マグカップとして使用することに特化したクッカーセットです。セットの内容は750mlのアルミ製のクッカー、400mlのチタン製のマグ、350mlのステンレス製のマグとなっていて、3種類の大きさ&と金属素材別でスタッキングすることができます。
さらに樹脂製の蓋が2つあり、750ml専用の蓋、400と350ml 兼用の蓋で、寒い季節でも蓋を使うことで冷めづらくスープやコーヒーを飲むことができます。
400と350ml のマグカップは重ねることでダブルウォールになるので保温性能が向上し、暑い飲み物も素手で手に取ることができます。
それぞれ付属のパンハンドラーを使用することで直接火にかけて温め直すこともできます。
| ブランド | SOTO | 
| 商品名 | サーモスタッククッカーコンボ | 
| 素材 | チタン、アルミ、ステンレス | 
| 重量(g) | 310g | 
| サイズ | 直径105x高さ125mm | 
| 価格(税込み) | ¥8,000 | 
スペック詳細
※横スクロールで表がスクロールできます。| アイテム | マグ750 | マグ400 | マグ350 | ダブルウォール 350+400マグ | 
|---|---|---|---|---|
| 材質 | アルミニウム | チタニウム | ステンレス | − | 
| 公式重量(g) | 84g | 50g | 80g | − | 
| 実測重量(g) | 85g | 49g | 77g | 147(蓋含む) | 
| 容量(㎖) | 750㎖ | 400㎖ | 350㎖ | − | 
| 寸法(㎜) | 直径102×高さ120㎜ | 直径85×高さ94㎜ | 直径84×高さ98㎜ | − | 
| アイテム | マグリッドL | マグリッド | ジョイント | コジー | リフター | 
|---|---|---|---|---|---|
| 材質 | 本体:樹脂 パッキン:シリコン | 本体:樹脂 パッキン:シリコン | 本体:樹脂 パッキン:シリコン | ターポリン アルミ蒸着シート | アルミニウム ステンレス | 
| 公式重量(g) | 17g | 12g | 12g | 40g | 13g | 
| 実測重量(g) | 17g | 11g | 11g | 42g | 14g | 
| 用途 | 750㎖用の蓋 | 350・400㎖用の蓋 | 350・400㎖ダブルウォールマグ時に使用 | 750㎖保温カバー | 加熱時の容器として | 
炊き込みご飯、麺類を楽しむならこのクッカー『トランギア メスティン』

エスビットの固形燃料ミリタリーを使えば燃焼スタートから終了までの約13分、ほったらかしておけば炊飯が完了する利便性と、その独特な形状でムラなくお米を炊く事ができるクッカーです。
炊飯以外にもラーメン、パスタ、おつまみなど様々な料理を作ることができ、人気のあるクッカーなので色々なレシピがネット上で公開されています。
| ブランド | トランギア | 
| 商品名 | メスティン | 
| 形状 | 角型 | 
| 素材 | アルミ | 
| 蓋 | あり | 
| 容量(ℓ) | 0.75ℓ | 
| 重量(g) | 150g | 
| 直径(cm) | 17×9.5㎝ | 
| 深さ(cm) | 6.2㎝ | 
| 価格(税込み) | ¥1,980 | 
| 特記事項 | -- | 
低温下でも強風環境でも素早くお湯を沸かせる『MSRウインドバーナーパーソナルストーブシステム』

低山や夏山登山ではジェットボイルのミニモを使っていますが、肌寒くなるシーズンに高所登山に出かける際はMSR のウィンドバーナーです。2つを比べて使っていると風に強く燃料効率の良さを感じるのがMSR のウィンドバーナーです。ガス燃料をできるだけ抑えたい長期縦走登山ではすばやくお湯が沸かせて非常に重宝するアイテムです。
| ブランド | MSR | 
| 商品名 | ウインドバーナーパーソナルストーブシステム | 
| 重量 | 468g(ガスカートリッジを除く) | 
| 最大出力 | 1,765kal/h | 
| 容量 | 1.0ℓ | 
| 内容品 | 本体(198g) ポット(207g) キャップ(14g) スタビライザ―(17g) カップ(32g) | 
| 収納サイズ | 11.5×10.7×18.1cm | 


 
                     
                 
                     
                 
                     
                 
                     
                     
                 
                     
                 
                    