パタゴニアウェアの中でも特に登山におすすめのアイテムを紹介します。登山におすすめの理由、またどのような登山シーンに最適かを紹介します。ウインドブレーカー、キャプリーン、ダウンジャケット、化繊ウェア、フリースなどをパタゴニアの歴史と共に紹介します。
フーディニ・ジャケット-ウィンドブレーカー
パタゴニアのウインドブレーカーといえばフーディニ・ジャケット。パタゴニアスタッフの誰もが1枚は所有していると言われる大人気アイテムです。フーディニの魅力は軽量性、コンパクト性、耐久性に優れており、そのスペックから低山から高山まで幅広い登山シーンで活用できます。アクティビティを選ばず、トレイルランニングにも活躍してくれるウインドブレーカーです。レディース展開、カラー展開も豊富で幅広い登山者に指示を集めています。
商品概要
商品名 | フーディニ・ジャケット |
商品説明 | 悪天候に対するプロテクションを提供し、激しいアクティビティをはじめどこへでも携帯できるリサイクル・ナイロン100%製ジャケット。 |
価格 | ¥14,850(税込) |
重量 | メンズ:105g レディース:96g |
素材 | 1.2オンス・リップストップ・リサイクル・ナイロン100% |
おすすめシーン | ・稜線での防風対策 ・休憩時の防寒対策 |
評価・レビュー
評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
パタゴニアのフーディニ・ジャケットに関するおすすめ記事
フーディニ・パンツ-ウィンドブレーカー
フーディニ・パンツはフーディニ・ジャケットと同じ生地で作られたシェルパンツです。トレイルランニングをする方に大人気の商品ですが、登山でも大変便利に活用できます。登山でロングのトレッキングパンツを履いている場合はあまり出番がないかもしれませんが、短パンで行動する場合にはウインドブレーカーとして防寒対策に最適です。
商品概要
商品名 | フーディニ・パンツ |
商品説明 | ポケットに本体を収納できるので悪天候に備えての携帯に最適な、羽のように軽量なパンツ |
価格 | ¥ 13,750(税込) |
重量 | 94 g |
素材 | リップストップ・ナイロン100% |
おすすめシーン | ・稜線での防風対策 ・早朝行動時の防寒対策 ・就寝時の保温力向上 |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
コンパクト性 | ★★★★★ |
価格 | ★★★★★ |
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R1エア・フルジップ・フーディ-フリース
中空糸を使用したフリースで保温力と通気性を両立させたウェアです。行動着としても保温着としても活用できるため、オールシーズン活用できます。夏はテント場での保温着として。肌寒い季節には行動時のアウターとして。冬にはミッドレイヤーとして活用できます。細かな作りも魅力で、動きやすくハードなアクティビティにもぴったりな1枚です。パタゴニアのこだわりが凝縮されたフリースです。
商品概要
商品名 | R1エア・フルジップ・フーディ |
商品概要 | R1エアは軽量で通気性と速乾性を備え、寒冷な状況での激しい運動に最適なテクニカル・フリース。 |
価格 | ¥ 22,000 |
重量 | 366 g |
素材 | リサイクル・ポリエステル100% |
おすすめシーン | ・休憩時の保温着 ・寒い季節のアウター、ミッドレイヤー使用での行動着 |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★☆ |
パタゴニアのR1エア・フルジップ・フーディに関するおすすめ記事
R1-フリース
汗をかいても、保水もせず、寒さも感じにくく、また丈が程よく長いので、ミドルレイヤーとして着用中も、たくし上がることが少なくてストレスに感じる事が少ないです。
程よく通気性が行われ、行動中汗をかいても乾きが早く体温調整がしやすいミドルレイヤーに仕上がっています。
商品概要
商品名 | R1 |
商品説明 | 保温性、伸縮性、通気性を備えたレギュレーター・フリースに耐摩耗性と悪天候に対応する機能を加え、冷涼な山の変わりやすい天候下で多用途に使えるジャケット。 |
価格 | ¥22,000(税込) |
重量 | 326g |
素材 | 5.2オンス・ポリエステル92%(リサイクル・ポリエステル69%)/ポリウレタン8%。DWR(耐久性撥水)加工済み。 |
シーン | ・バックカントリーのハイクアップ ・寒い季節のミドルレイヤー |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
パタゴニアのR1に関するおすすめ記事
キャプリーン・サーマルウェイト-ベースレイヤー
パタゴニアのキャプリーンサーマルウェイトはパタゴニアのウインドブレーカーとして人気のフーディニ同様、関係者皆が必ず持っているウエアとして人気の商品です。ベースレイヤーとしての位置付けで、直接肌に触れることで裏地の凹凸が機能し、汗を吸い上げ拡散する能力に優れています。登山においては汗をかかないということを大前提にして行動することとなりますが、体温調整が容易なのもキャプリーンサーマルウェイトの特徴です。腕をまくる、ジッパーで体温調整が可能です。またフードはバラクラバのように頭と顔を包み込むようにできているため寒い冬などのベースレイヤーにも最適です。
商品概要
商品名 | キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック・フーディ |
商品説明 | 寒冷な状況で保温性と通気性を提供するロフトのあるベースレイヤー |
価格 | ¥ 15,950(税込) |
重量 | 218g |
素材 | ポーラテック・パワー・グリッド |
おすすめシーン | ・オールシーズンの登山におけるベースレイヤー ・寒い登山におけるミッドレイヤー |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★★ |
フィット感 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
パタゴニアのキャプリーン・サーマルウェイトに関するおすすめ記事
マイクロ・パフ・フーディー-化繊ジャケット
マイクロパフフーディは約260gという重量で、化繊ジャケットとしてはとても軽量なことが特徴です。
化繊ジャケットの良さは雨にぬれても保温性が極端に落ちないことです。縦走登山では雨の心配がつきものですが、例えば1日目でダウンジャケットが濡れてしまうようなことがあった場合その後ほぼ使い物にならなくなってしまいますが、化繊ジャケットはその心配が少ないため安心感のあるウェアです。雨以外にも結露などで濡れてしまっても保温力が落ちづらいので軽量なマイクロ・パフ・フーディは安心感のある保温着として活用できます。
商品概要
商品名 | マイクロ・パフ・フーディー |
商品説明 | 耐水性を備えダウンのような温かさを提供し、パタゴニアのジャケットの中で重量に対する保温性が最も高い超軽量フーディ。 |
価格 | ¥ 40,700(税抜) |
重量 | 264g |
素材 | シェルと裏地:0.7オンス・10デニール・パーテックス・クアンタム・リップストップ・ナイロン100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。インサレーション:ポリエステル100%の65グラム・プルマフィル。 |
シーン | ・3シーズン登山での休憩着 ・冬山登山でのミッドレイヤー |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
安心感 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
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ダウン・セーター
軽量なダウンジャケットと比較するとシェル20×30デニールのリップストップ・リサイクル・ポリエステルを使用しているので、防風性に長けており軽量性とのバランスに優れています。
軽量化装備の一軍というより保温力も軽さも求めたいという方にはおすすめのダウンジャケットです。フードがないのでミドルレイヤーとして活用しやすく、ハードシェルを着用するシーンが多い登山におすすめです。
商品概要
商品名 | ダウン・セーター |
商品説明 | ほぼすべてに適した完璧な温かさを提供するのが、軽量ながら防風性も備えたパタゴニア定番のダウン・セーター。リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%のシェル素材と、800フィルパワー・アドバンスト・グローバル・トレーサブル・ダウン(強制給餌や生きたまま羽毛採取が行われたものでない鳥から供給されたことが保証されている、NSFインターナショナルの認証済みグースダウン)を使用。 |
価格 | ¥32,450(税込) |
重量 | 371g(M) |
シーン | ・3シーズン登山での休憩着 ・冬山登山でのミッドレイヤー |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★★ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
パタゴニア ダウン・セーターに関するおすすめ記事
テルボンヌ・ジョガーズ-トレッキングパンツ
程よいストレッチと柔らかな素材で履いていることを忘れてしまうような履き心地の良さを味わえるのがテルボンヌ・ジョガーズ。軽量コンパクトに持ち歩くことができるのでお風呂セットのパンツとしても活用できます。
テーパードと言って裾に向かって細身になるシルエットなため、足元が視認しやすく歩きやすく動きやすいパンツです。冬場のトレイルランニングにも活用でき、登山時においてはトレッキングパンツとして活用できます。
商品概要
商品説明 | トレイルランニングやボルダリング、ヨガに最適な機能的で軽量なパンツ。快適なウエストバンドと裾を備え、通気性と速乾性を提供。 |
価格 | ¥12,100(税込) |
重量 | 170g |
素材 | 2.6オンス・ストレッチ・リップストップ・リサイクル・ポリエステル100%。DWR(耐久性撥水)加工済み。 |
シーン | ・ハイキング用パンツ ・夏用トレッキングパンツ ・お風呂上がりの着替え |
管理人の評価レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
フィット感 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
パタゴニアのテルボンヌ・ジョガーズに関するおすすめ記事
トリオレット・ジャケット-ハードシェル
吹雪や豪雨などのハードなコンディション時の登山に安心できるハードシェルがトリオレット・ジャケットです。オールシーズン使用することができ、ベンチレーション、ヘルメットをした状態でかぶれるフードなど必要な特徴が備わっています。パタゴニアオリジナルファブリックではなく、ゴアテックスを採用したジャケットで3層構造になっています。
体をハードなコンディションから守ると同時に、レインウェアとしても活用できます。
商品概要
商品名 | トリオレット・ジャケット |
商品説明 | 山でのあらゆるアクティビティーに対応する機能満載の多用途型シェル。リサイクル表面素材を使用し、吹雪や豪雨や強風のコンディションで防水性/透湿性が持続する3層構造のゴアテックス®ファブリクスを採用。 |
価格 | ¥ 56,100(税込) |
重量 | 550g(Mサイズ) |
素材 | 3層構造の平織りの5オンス・75デニール・リサイクル・ポリエステル100%・ゴアテックス・シェル。 |
シーン | ・厳冬期登山におけるアウター ・オールシーズンのレインジャケット |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
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パタゴニアとは
1973年、創設者イヴォン・シュイナードがシュイナード・イクイップメントの直営店「グレートパシフィック・アイアンワークス」をベンチュラにオープンしたことが、パタゴニアの沿革におけるスタートです。それ以前のイヴォン・シュイナードはヨセミテをはじめとした岩場でクライミングを楽しみ、クライミングで必要なピトンを製造し生計を経てていたようです。
この時期のピトンは軟鉄製で、一度岩に打ち込んだら引き抜くことができないので、岩に放置せざるをえなく、そうするとヨセミテでのマルチピッチの登攀には何百というピトンが必要でした。イヴォン・シュイナードは「繰り返し使用できるギア」としてのピトンをクロムモリブデン鋼(硬鉄製)で作り販売したところ、仲間から注文が殺到し、ピトン製造がいつの間にかビジネスになっていました。
ピトンに留まらず、クライミング・ギアをシンプル性、軽量性、耐久性、機能性のあらゆる面で改良に改良を重ねて、製造販売していました。そのうちにシュイナードのギアの需要は急速に増して、手作りでは製造が追いつかなくなりました。1970年までにはシュイナード・イクイップメントは米国最大のクライミング・ギアのサプライヤーとなっており、同時に岩に傷つける、自然に害を与える張本人ともなっていました。
クライミングで人気のルートにおける岩の破損は深刻なもので、これを目にしたシュイナードは段階的にピトンの製造から手を引くことに決めたといいます。これは現在のパタゴニアが着手する環境保護のさまざまな取り組みの最初のステップとなったのでしょう。
パタゴニアの名前の由来
1960年代後半におけるスポーツウェアは、オーソドックスなカラーのスウェットシャツやチノパンや白いシャツというもので、どれも古着屋で購入するというのが一般的でした。この頃イヴォン・シュイナードがスコットランドにクライミング旅行に出かけた際に、公式ラグビーシャツをクライミング用に購入しアメリカに持ち帰ると、クライミング仲間が皆欲しがったということです。ラグビーシャツをイギリスやニュージーランドから取り寄せるとあっという間に売り切れ、ビジネスを支える手段としてウェアの販売を続ける決断をしました。
登山用具会社としてのシュイナード・イクイップメントのイメージを弱めることなく、またウェアを登山用に限定せずに販売する上で新たなブランド名が必要になり「パタゴニア」が生まれたのです。パタゴニアという言葉は『地図には載ってないような遠隔地』というイメージ『フィヨルドに流れ込む氷河、風にさらされた鋭い頂き、ガウチョ、コンドルが飛び交う空想的な風景』というイメージ、さらに「パタゴニア」という名前は、どの国の言葉でも簡単に発音できるという良さがありました。
パタゴニアのミッションステートメント
パタゴニア社は1993年に、消費者から回収・リサイクルされたペットボトルから再生したフリースを使った製品をつくり始めました。また綿素材を原料にした製品について、工業的に栽培されたコットンからオーガニックコットンに切り替えるなど、「最高の製品をつくり、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する」というミッションステートメントを持ち続けています。
パタゴニアの本社
パタゴニアのベンチュラ本社の隣にはベンチュラ第一号店としてのパタゴニア直営店があります。この直営店は1970年代にかつての食肉加工場を改装しており、新たに店舗を建てずに既存の建物を改良して利用しています。このことは先に挙げた『パタゴニアのミッションステートメント』に従っており、ビジネスのあらゆる面で包括的なアプローチで実践しており、それには建物や施設で資源をどう利用するかも含まれていることが解ります。