トランギアといえば多くのクッカーとアルコールバーナー製品を世に送り出していますが、中でも異色を放つ形をしたクッカーがメスティンです。メスティンは炊飯が簡単にでき、その形状から炒めものやスープなども作ることができる万能なクッカーです。今回はメスティンを手に入れてからの、おすすめの使い方やレシピを紹介します。
おすすめポイント
- メスティンで作ることができるおすすめレシピが多く公開されている
- 炊飯方法を覚えてしまえば、美味しいごはんをどこでもたべることができる
- お米を使わない料理レシピが沢山ある
商品概要
ブランド | トランギア |
商品名 | メスティン |
商品説明 | 取手付きアルミ製飯ごう(メスティン)。小物入れやランチボックスとしても便利。熱伝導率の高いアルミ製のため、熱が全体に回り、アルコールバーナーでもごはんが美味しく炊くことができる。 |
価格 | ¥1,600(税抜) |
重量 | 150g |
サイズ | 17×9.5×6.2cm |
素材 | アルミ製(無垢) |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
メスティンがおすすめされる3つの特徴
様々な調理方法のレシピがある
メスティン=炊飯というイメージを持つ人もいると思いますが、とにかくメスティン1つで何役もこなしてくれます。炊き込みご飯、蒸し料理、燻製料理、焼料理、鍋料理…。使いこなせば使いこなすほどに料理が楽しくなります。
以下は山旅旅で公開したおすすめのメスティンレシピです。以下のレシピ以外にもメスティンレシピを多く公開していますので、チェックしてみてください。
山ごはん道具の収納が可能
メスティンは長方形なので、細かな道具が色々と入れやすいのが特徴です。カトラリー、コップ、ライター、固形燃料、ゴトク、メスティン用網、ナイフを入れてもまだガラガラです。
調理が簡単
蒸し料理、炊飯など、必要な食材を入れて、蓋をして火にかければ出来上がりというレシピが多く、レシピもシンプルなので、料理が苦手な人にも簡単に美味しい食事が出来上がります。
子供にも作ることができるレシピも多くあるので、キャンプで家族みんなで料理をする道具としてもおすすめです。
メスティンのサイズを知っておこう
上の表で紹介したメスティンは型番TR-210で、レギュラーサイズです。重量は150g、容量は750mlで、サイズは17×9.5×6.2cmです。
これより大きのがラージメスティンで型番TR-209です。重量は270g、容量は1350mlで、サイズは20.7×13.5×7cmです。容量は倍近くあるので2人用の炊飯や、鍋料理などに適したサイズといえます。
メスティンのサイズを知っておくことで、どんな料理をしたいのか想像を膨らませることが出来ます。
メスティンで使えるおすすめのアイテム
メスティン レッドハンドル
メスティンには多くのオプションがあります。その1つがハンドルのカラーが赤になっている、メスティン レッドハンドルです。レギュラーサイズのメスティン、ラージメスティン共に展開があり、サイズや重量などはほとんど変わりありません。
メスティン用ケース
次にメスティン用ケースです。キャンバス生地でしっかりとした作りが特徴です。無地でメスティンのロゴなどは入っていないです。購入するとトランギアのステッカーが付いてくるというおまけつきです。
メスティン用EVAケース
キャンバス地ではなくEVA樹脂を使ったメスティン用EVAケースは、メスティンだけではなく、調味料入れとしても活用出来るとして人気があります。登山装備を収納するのが楽しくなるアイデア商品です。
メスティン用SSメッシュトレイ
メスティン用メッシュトレイはメスティンを蒸し器と変化させるアイテムです。蒸し器だけではなく、チップをいれて燻製器にしたり、料理のアレンジが広がります。網に高さを持たせているので充分に水を入れ食材を蒸すことができ、使用時と反対にするとフラットに収納することができるアイデア商品です。
メスティン用レザーハンドルカバー
トランギアのロゴ入り、レザー製のメスティン用ハンドルカバーです。使えば使いこみほどに味がでてきます。
購入をしたらまずはじめにすべきこと
メスティンのバリ取り
メスティンは無垢のアルミを使用しています。だからメスティン本体の縁をみると、ギザギザしていて、誤って手をキズつけてしまうこともあります。まずは紙やすりで磨いて丸みを出すことからはじめましょう。
メスティンのシーズニング
メスティンは無垢アルミなので、クッカー商品の説明にある「アルマイト加工」というのが行われていません。これは皮膜加工なのですが、これが行われていないと、アルミの匂いが食事についたり、焦げ付きやすくなったりとデメリットが生じてしまいます。だから最初は米のとぎ汁を使ってシーズニングを行います。
焦げが気になったら
メスティンを使っているとキズが付いたり、焦げつくなどメンテナンスも必要になってきます。特に焦げ付きは炊飯時に起こりやすいので注意が必要です。
焦げを簡単に取り除く方法
- 焦げが浸るだけの水をいれる
- お酢を大さじ2杯いれる
- 沸騰させて20分待つ
- お湯をすててこする(スポンジ>たわし>割り箸の先端)
メスティン本体が焦げ付かないようにする方法があります。メスティン折りといって、クッキングシートを活用することで、焦げ付きを抑えられるとともに、綺麗に長く使い続けることができます。縦走登山では非常に有効で、毎回の山ごはんが衛生的に楽しめます。
知っておくと便利なメスティンのこと
蓋と取っ手の関係
アルミ製なので、容量750mlと大きさに対して150グラムという軽さです。更に持ち手が蓋の上に覆いかぶさるように、畳まれるのでコンパクト性にも優れています。蓋もザックの中で取れる心配がなく、メスティンの中のものがばらける心配もありません。
蓋の便利な使い方
ご飯が炊けたら、蓋をフライパン変わりにして、おかずを作ることもできれば、軽量カップにもなるんです。例えば3合お米を持ち歩いていたとして、1合を今日食べようとした時に、蓋にお米を敷き詰めて、いっぱいより少し少な目ぐらいが1合と覚えておけば、計画的にお米を消費できます。