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登山用アウターウェアの種類と選び方・おすすめのアウターをカテゴリー別で紹介

登山用アウターウェアの種類と選び方・おすすめのアウターをカテゴリー別で紹介

登山用のアウターウェアは、使い方でいくつかの種類に分けることができます。

アウターウェアの共通点は雨や風などから身を守る耐候性に優れた機能を備えたものとなります。

この記事では登山用のアウターウェアの選び方を紹介するとともに、おすすめのアウターをカテゴリー別で紹介していきます。

登山用アウターウェアの種類

登山用のアウターと一言で言ってもその目的は様々です。以下はアウターをカテゴリー毎で整理した表になります。

種類 目的
レインジャケット
ハードシェルジャケット 雪・風
ダウン・化繊ジャケット 冷たい気温
ウィンドシェルジャケット

雨から身を守る場合はレインジャケットとなり、代表的な素材にゴアテックスがあります。高所登山であれば3シーズン、低山であればオールシーズン使用することになります。

雪や冷たい風から身を守る場合はハードシェルとなり、代表的な素材にレインジャケット同様、ゴアテックスがあります。雪が降り積もる冬の登山では必須アイテムとなります。

体を温める場合はダウンジャケットや化繊ジャケットとなり、ダウンや化繊の封入量によって保温力が異なり、山の標高と季節によって使い分けることになります。

風から身を守る場合はウィンドシェル(ウィンドブレーカー)となり、登山用のアウターとしては、オールシーズン使用できて軽量で持ち歩きやすい特徴があります。

登山用アウターウェアの選び方

上で紹介したように、山の環境とどのような目的でアウターを使用するかによって装備に加えるものが異なります。

またアウターの多くが行動中に着用する場合以外に、ザックの中にしまって持ち歩くことになるため、できるだけ軽量なアウターを選ぶことで、装備の軽量化となります。

以下はカテゴリー別のアウターウェアの選び方とおすすめのアウターを紹介します。

登山用アウターの代表格『レインジャケット』

登山の必須装備となるレインジャケットは暑い状況でも雨から身を守るために着用しなければいけないことから、雨は弾くけれども、内側に生じた湿気を外に排出する透湿性に優れたアウターが主流となっています。

高所の登山では三層構造のゴアテックスであることで冷たい雨から身を守ることができます。暖かい季節の低い山であればゴアテックスの二層構造で軽量なパックライトやパーテックスシールド、各メーカーオリジナルのメンブレンを使用したレインジャケットを選ぶことで、装備の軽量化にインパクトを及ぼすことができます。

パタゴニアの定番レインジャケット−トレントシェル3L

パタゴニアのトレントシェルは、毎年人気のあるレインウェアとして進化をし続けています。2020年に2レイヤーから3レイヤーにモデルチェンジを行い、2022年のトレントシェルも引き続き3レイヤー仕様。快適で安全な登山をサポートするジャケットに仕上がっています。


Rab『キネティック2.0ジャケット』

Rabキネティック2.0ジャケットはストレッチ性による動きの良さと優れた透湿性が特徴のソフトシェルながら、耐水性も備えたレインジャケットです。雨の中でも透湿性があるから汗をかきづらく、更には動きやすいために行動を妨げない特徴があります。雨が降っての登山中では、びっしょり汗をかいてしまうときでも、透湿性に優れているから気持ちよく行動できます。

モンベル『ストームクルーザー ジャケット』

モンベルのストームクルーザージャケットは、ゴアテックス ファブリクス3レイヤーのレインジャケットで価格が税込みで僅か22,880円です。C-KNITバッカーを使用しているため、レインジャケットを着用した状態で汗をかいても快適性が持続します。

冬登山の重要アウター『ハードシェル』

ハードシェルは直訳すると『硬い殻』で、その名の通りしっかりと冷たい雪や風から身を守ることが出来るアウターです。雪山登山、バックカントリースキーなどのウィンタースポーツにおいての代表的なアウターとなり、低体温症から身を守るための重要な装備となります。

ハードな気候が予想される登山では、ゴアテックスプロが軽量ながらも優れた耐候性を備えており、また転倒して斜面を転がり落ちてしまうようなシーンでも、ゴアテックスプロは表面素材に滑りづらい加工が施されているなど、機能が充実しており命の危険から守ってくれる頼りある素材です。

保温力に優れたアウター『ダウンジャケット』

ダウンジャケット選びは3シーズンは300g以内の軽量でコンパクトなアイテムを選ぶことで、装備の軽量化にインパクトを及ぼすことができます。晩秋ともなると3000m付近では気温が低くなるため寒がりな人はダウンの封入量が多く防寒性に優れたアウターを選ぶようにしましょう。

ダウンジャケット選びは、朝晩に景色を楽しむことを想定しているのならば、首から顔全体を冷たい風から守るフード付きがおすすめです。

高級なダウンジャケットの多くが800FP以上のダウンを使用しており、ダウンを包み込むシェルには7~10デニールの薄い素材を使用しており、非常に軽く仕上がっているため、装備を軽くして登山をすることができます。

モンベル『プラズマ1000ダウンジャケット』

モンベルの軽量シリーズに属するプラズマ1000ダウンジャケットは、モンベルの中でも全ブランドのダウンジャケットの中でも最も軽量で、最高品質のダウンを使用した登山装備の軽量化にインパクトを及ぼすダウンジャケットです。

モンベル『スペリオダウンジャケット』

モンベルの軽量シリーズに属するダウンジャケットの中で最も価格が安く、さらに800フィルパワーのダウンでぬくぬくと過ごせる、保温力に優れたダウンジャケットがスペリオダウンジャケットです。

ウエスタンマウンテニアリング『フラッシュジャケット』

ウエスタンマウンテニアリングは最高級の850+フィルパワーのグースダウンを使用したダウンジャケットで、軽量化且つ優れた保温力でスリーシーズンの登山では手放せないアイテムの1つです。今回紹介するのはウエスタンマウンテニアリングのフード付きのダウンジャケットの中で、最も軽量コンパクトなフラッシュジャケットです。

オールシーズン使えるアウター『ウィンドシェル』

スキーでもトレイルランニングでも登山でも大活躍するのがウインドシェルです。体が温まっていない登山開始時から汗ばんでくるまでの着用、その他風が強くなってきた場所で着用するなど幅広いシーンで活躍します。

クライミングなどの大きな動きで着用するウィンドシェルであればストレッチ性のあるものを。トレイルランニングなど限られたザックの容量で軽くコンパクトに持ち歩きたいのならば、軽量なものを。気温が低い登山で着用する場合は150g前後の耐候性に優れたものを選ぶというように、登山シーンによって持ち歩くものを考えるようにしましょう。

モンベル『EXライトウィンドジャケット』

モンベルの超軽量ウィンドシェルシリーズには、大きく2種類のモデルが存在します。EXライトウィンドジャケットは軽いだけじゃない!トレイルランニングや登山の防寒着としての使い心地の良さ、様々なシーンで活用できる特徴的なデザインのウィンドシェルです。

アークテリクス『スコーミッシュ フーディ』

アークテリクスのスコーミッシュ フーディは様々なメーカーのウィンドシェルと比較して、動きやすさと耐候性に特徴を持たせながらも、軽量性にもこだわった作り。普段使いはもちろん登山やトレイルランニングにこそ、力を発揮するウィンドシェルに仕上がっています。

パタゴニア『フーディニ・ジャケット』

パタゴニアのフーディニ・ジャケットは胸ポケットにパッカブルができ、コンパクトに持ち歩くことができる軽量なウィンドブレーカーとして登山やトレイルランニングをする人たちに大人気のアイテムです。

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