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【2024年】ベースレイヤーの最強は?おすすめ88着を一挙紹介!モンベルからワークマン、ユニクロまで

【2024年】ベースレイヤーの最強は?おすすめ88着を一挙紹介!モンベルからワークマン、ユニクロまで


汗対策に頭を悩ます登山者にとって、ベースレイヤーはレイヤリングにおける最重要アイテムです。
そこで今回はモンベル、パタゴニアなど人気ブランドのおすすめベースレイヤーを88着選び、生地の素材とデザインのタイプ別に一挙にご紹介。併せて、厳冬期のバックカントリースキー、夏の縦走登山など、着用する季節とシーン別に最適なモデルを紹介します。
また、今回ご紹介するベースレイヤーの中から最強の一着をセレクトし、その魅力を徹底紹介すると共に、ワークマン、ユニクロといった人気カジュアルブランドの商品を取り上げ、生地の性質を解説します。
さらに、初心者の方に向けて、ベースレイヤーとは何か、どう選べばいいか、ポイントを順序だてて説明していますので、初めてベースレイヤーを買う方の参考になるはずです。
ぜひ、最後までお読みください。

ベースレイヤーとは?

ベースレイヤーとは、肌に直接触れる、いちばん下に着る衣類のことです。

ベースレイヤーとアンダーウェアの違い

アンダーウェアも肌に直接触れる、いちばん下に着る衣類ですから、ベースレイヤーとアンダーウェアは同じといえます。
ただ、ベースレイヤーはレイヤリング(重ね着)から来ている用語であり、登山で着る衣類はレイヤリングが基本です。
レイヤリングにおいて、肌に直接触れる衣類がベースレイヤーであり、その次にミドルレイヤー、さらにアウターと重ねていきます。
ベースレイヤーをアンダーウェアとして直接肌の上に着てもいいですし、ドライレイヤーと呼ばれるメッシュインナーを着用し、その上にベースレイヤーを着てもどちらでもかまいません。

登山におけるベースレイヤーの役割

登山のレイヤリングにおけるベースレイヤーの役割は、次の2点です。

  • 汗をかかせない
  • かいた汗を吸水拡散し、肌をドライな状態に保つ
ベースレイヤーに求められる役割は、汗をかかせず、肌を常にドライにさせておくことです。
しかし、激しいアクティビティである登山に汗はつきもの。かいた汗が肌に付着したままでは汗冷えを招いてしまうため、ベースレイヤーが汗を素早く吸い取り拡散することで、肌をドライにしなくてはなりません。
そのため、登山用のベースレイヤーには、汗を適切に処理するための吸水性や拡散性、速乾性といった機能が不可欠です。
さらに、着心地を左右する肌触りやフィット感、汗のにおいをシャットアウトする防臭性、寒冷な環境から体を守る適度な保温性なども必要な機能といえます。

ベースレイヤーを選ぶのに大切な4つのポイント

登山用のベースレイヤーは、次の4つのポイントを押さえて選ぶことが大切です。

  • 【季節×アクティビティ】で必要な機能を絞りこむ
  • 必要な機能を備えた素材を選ぶ
  • 適切なデザインのタイプを選ぶ
  • 季節に合った生地の薄さ・厚さを選ぶ

1.【季節×アクティビティ】で必要な機能を絞り込む

寒い冬と暑い夏とでは普段使いのアンダーウェアが異なるように、登山用のベースレイヤーも季節による違いが求められます。
普段使いであれば、冬は暖かさが感じられる保温性のあるものが、夏は涼しさが感じられる薄地で通気性のあるものが求められますが、登山では季節に加え、どういったアクティビティをするのか、どんなシーンで着用するのかまで考えて選ぶ必要があります。
例えば、厳冬期にバックカントリースキーをするなら、激しい運動による発汗と寒冷な環境による冷えとを繰り返すことが予想されます。汗が急速に乾くと気化熱により体温が奪われやすいため、吸湿性がありながらも熱を奪い取らない機能がある素材を選べばいいことになります。
季節シーン、アクティビティ必要な機能
真冬バックカントリースキー保温性、吸湿性、熱の奪い方がゆっくり
この条件を満たす素材がメリノウールです。生地が厚手であれば冬山に必要な保温性が高く、デザインがジップアップタイプであれば襟元で素早く体温調節ができます。
真夏に北アルプスで縦走登山をするなら、2日以上かかることが想定されます。行動中は発汗量が多く、何日も行動するため、吸水拡散性のほか耐久性や防臭性も求められます。
さらにテントや山小屋に宿泊する際には、パジャマ代わりとなるベースレイヤーを着用します。真夏であっても高所のため保温性があり、防臭性や着心地の良いものを装備する必要があります。
季節シーン、アクティビティ必要な機能
真夏長期縦走登山
行動着のベースレイヤー吸湿性、拡散性、速乾性、耐久性、防臭性
パジャマ、リラックス着保温性、防臭性、快適性
行動着のベースレイヤーの条件を満たすのが、化繊素材とメリノウールの混紡素材です。化繊の割合が高く、薄手でノースリーブまたは半袖であれば、より汗の乾きが早く快適です。
テントや山小屋でのリラックス着としては、保温性と防臭性の高いメリノウールの長袖ベースレイヤーを装備しておくといいでしょう。
このように、ベースレイヤーを選ぶ際は季節だけでなく、着用するシーンやアクティビティも考慮し、必要な機能を絞り込ことが大切です。

2.必要な機能を備えた素材を選ぶ

1.の結果、求められる機能を備えた素材を選びます。
ベースレイヤーの素材には、主に次の2つがあり、それぞれ特徴が異なるため、季節や登山シーンに合った素材を選びましょう。
  • メリノウール
  • 化繊素材
メリノウール化繊素材
特徴
・吸湿性が高い
・汗の乾きがゆっくりで汗冷えしにくい
・化繊より保温性がある
・防臭効果がある
・しわになりにくい
・汗の乾きが早い
・耐久性がある
・メリノウールより安い
・濡れに強い
・洗濯してもサイズが変わらない
おすすめ登山シーン
・秋/冬/春の登山
・高所登山
・宿泊を伴う登山
・旅行での活用
・春/夏/秋の低山登山
・トレイルランニング

メリノウールと化繊のいいとこどりをしたのが混紡素材です。 ただし、メリノウールと化繊の割合によって特徴が異なるため、登山シーンによって選び分けます。

メリノウール>化繊メリノウール<化繊
特徴保温力が高まる速乾性が高まる
おすすめ登山シーン秋冬のアクティビティ
汗をかきやすいアクティビティ

3.適切なデザインのタイプを選ぶ

ベースレイヤーのデザインは、次の4種類があり、季節やアクティビティによって使い分けます。

  • タンクトップ/ノースリーブ
  • Tシャツ
  • ロングスリーブ
  • ジップアップタイプ
おすすめ登山シーン
タンク/ノースリーブ・発汗が多い夏のアクティビティ
Tシャツ
・発汗が多い夏の登山やトレイルラン
・普段使いもできる汎用性重視
ロングスリーブ
・日差しが強い稜線歩き
・寒暖差のある寒い季節の高所登山
・寒い季節のアクティビティ

ジップアップタイプ
・体温調整が難しい高所登山
・寒い季節のアクティビティ

4.季節に合った生地の薄さ・厚さを選ぶ

出典:モンベル

生地の素材とデザインのタイプを絞り込んだら、最後は、季節に合った生地の厚みを選びます。
寒い時期は厚手、暑い時期は薄手とシンプルな考え方でOKです。

山旅旅おすすめ!最強ベースレイヤーはコレだ!

山旅旅がイチオシする最強の登山用ベースレイヤーは「山旅×SN 速乾メリノウールTシャツ」です。

【最強登山用ベースレイヤー】山旅×SN 速乾メリノウール・レギュラーフィット・メッシュTシャツ

メリノウール50%、ポリエステル50%の混紡素材のため、メリノウールのさらりとした風合いと吸湿性、防臭性、独特な光沢に、ポリエステルの速乾性と耐久性が備わっています。
背中全体と脇部分は、汗の拡散能力の高いメッシュ構造のため、トレイルランニングなど激しいアクティビティに最適です。透け感のないメッシュなので、男女を問わず安心して着られます。
縫い目が肌に当たらないフラットシーマで、優れたストレッチ性とフィット感があり、行動を妨げない快適な着心地です。

【最強登山用ベースレイヤー】山旅×SN 速乾メリノウール・リラックスフィット・メッシュTシャツ

メリノウール50%、ポリエステル50%の混紡素材のため、メリノウールのさらりとした風合いと吸湿性、防臭性、独特な光沢に、ポリエステルの速乾性と耐久性が備わっています。
汗を吸って素早く拡散し、優れたストレッチ性とゆったりとした着心地で、ハードなアクティビティはもちろん、普段使いにもおすすめのTシャツです。
色はグレー、ネイビー、ブラウンの3色で、どんなコーデにも合わせやすいでしょう。

ワークマンやユニクロのベースレイヤーは登山で着られる?

初心者の方は、手持ちのワークマンやユニクロのアンダーウェアをベースレイヤーとして着用したいとお考えではないでしょうか。登山でワークマンやユニクロのアンダーウェアが使えるかどうか検証します。

【ワークマン】コスパ最強のメリノウールは登山で着られる?

出典:ワークマン
ワークマンの「メリノウール長袖丸首シャツ」は、メリノウール100%でありながら価格が1900円と、アウトドアブランドの1/5程度の値段で買えるため、非常に人気の高い商品です。
軽くて温かいのでタウンユースには最適ですが、拡散性に乏しいため登山で着用すると、いつまでも汗が付着した状態が続き、汗冷えしやすいといえます。
しかし、繊維が太く保温力があるため、登山で着用するならテント泊や山小屋泊のパジャマとして着るのがおすすめです。

【ユニクロ】冬の定番ヒートテックは登山で着られる?

ユニクロの冬のアンダーウェア「ヒートテック」には、レーヨンが含まれています。レーヨンは湿気を含むと熱を生み出す性質があるため、登山でヒートテックを着用すれば、汗をかく→ヒートテックが発熱し温まる→ますます汗をかく、という悪循環が生まれてしまいます。
保温性を活かし、登山で着用するならテントや山小屋での休憩着のベースレイヤーとして着るのがおすすめです。

【素材×タイプ別】最強ベースレイヤー88選

素材とデザインのタイプ別に人気ブランドのベースレイヤーを一挙に紹介します。

【メリノウール×タンクトップ】のベースレイヤー3選

ブランドスマートウールスマートウールアイスブレーカー
モデルメリノスポーツ120メリノスポーツ150アナトミカ
製品名メリノスポーツ120タンクメリノスポーツ150タンクアナトミカ タンク
平均重量88g120g不明
タイプタンクタンクタンク
㎡あたりの生地の厚み120g150g150g
メリノウール混紡比率53%56%83%
ポリエステル混紡比率0%44%0%
ナイロン混紡比率0%0%12%
その他繊維比率47%(テンセル)0%5%(ポリウレタン)
価格(税込)¥7,150¥7,810¥8,800

「メリノウール混紡比率」に着目してください。メリノウールの比率が低いと汗の乾きが早く、耐久性に優れ、メリノウールの比率が高いと体幹部分の冷え防止に優れています。

【メリノウール×Tシャツ】のベースレイヤー12選

ブランドスマートウールスマートウールスマートウールアイスブレーカーアイスブレーカーアイスブレーカーモンベルパタゴニアアクリマモンテインスーパーナチュラルHOUDINI
モデルメリノスポーツ120メリノスポーツ150メリノ150アナトミカテックライトスフィアスーパーメリノウールキャプリーン--プリミノ--デソリ
製品名メリノスポーツ120ショートスリーブメリノスポーツ150ティーメリノ150ベースレイヤーショートスリーブアナトミカ ショートスリーブ クルーテックライト2 SS ティースフィア II ショートスリーブ ティースーパーメリノウール L.W. Tシャツキャプリーン・クール・メリノ・シャツライトウールTシャツラウンドネックプリミノ140 TシャツM BASE TEE 140デソリT
平均重量120g130g133g不明不明不明102g111g120g125g不明不明
タイプTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツ
㎡あたりの生地の厚み120g150g150g150g150g150g不明約118g(3.5OZ)140g不明140g154g
メリノウール混紡比率53%56%87%83%100%40%85%65%100%50%50%100%
ポリエステル混紡比率0%44%0%0%0%0%15%35%0%25%50%0%
ナイロン混紡比率0%0%13%12%0%0%0%0%0%0%0%0%
その他繊維比率47%(テンセル)0%0%5%(ポリウレタン)0%60%(テンセル)0%0%0%25%(プリマロフト)0%0%
価格(税込)¥7,810¥12,100¥9,240¥6,160¥6,050¥9,900¥13,200¥9,350¥6,930¥13,200

汎用性が高く、幅広いシーンで着用できるため、登山で最も人気の高い組み合わせです。「㎡あたりの生地の厚み」と各素材の「混紡比率」に着目してください。生地の厚みの数字が小さいほど薄手、大きいほど厚手です。化繊の混紡率が高いほど汗の速乾性と生地の耐久性が増します。

最も軽量で涼しい『モンベル-スーパーメリノウールL.W.Tシャツ』

平均重量はわずか102g。ポリエステル15%の混紡比率で、Tシャツの中では最も薄手で耐久性の高さと汗の乾きが早いのが特徴です。
モンベルのメリノウールウェアは価格が安い上に、縫い目を全て平らに仕上げたフラットシーマを採用。伸縮性が高く行動を妨げない品質の高い素材が魅力です。
ただし、非常に薄いので男性が着用すると乳首が透けてしまうため、カラーを濃い色にすることで透け具合が軽減されます。

吸湿性に優れ汎用性が高い『スマートウール-メリノスポーツ120ショートスリーブ』

環境に優しい再生繊維であるテンセルを47%使用した薄手タイプのベースレイヤーです。テンセルは吸湿性のある素材なので、トレイルランニングや登山など様々なアクティビティで快適な着心地を提供します。

高所登山におすすめ『アイスブレーカー‐スフィアIIショートスリーブティー

テンセル(=リヨセル)を60%混紡し、㎡あたりの生地の厚みが150gと厚みがあるため、吸湿拡散性と保温性を兼ね備えています。汗冷えを起こしにくいため高所登山におすすめです。

【メリノウール×ロングスリーブ】のベースレイヤー19選

ブランドスマートウールスマートウールスマートウールスマートウールスマートウールアイスブレーカーアイスブレーカーアイスブレーカーモンベルモンベルモンベルパタゴニアパタゴニアアクリマスーパーナチュラルファイントラックファイントラックアークテリクスHOUDINI
モデルメリノスポーツ120メリノスポーツ150メリノ150イントラニットクラシックサーマル260 テック200 オアシス150 ゾーンスーパーメリノウールスーパーメリノウールスーパーメリノウールキャプリーンキャプリーン--M BASEメリノスピンメリノスピンローデソリ
製品名メリノスポーツ120ロングスリーブメリノスポーツ150ロングスリーブティークラシックオールシーズンメリノベースレイヤーロングスリーブイントラニットメリノ200クルークラシックサーマルメリノ ベースレイヤークルー260 テック ロングスリーブ クルー200 オアシス ロングスリーブ クルー150 ゾーン ロングスリーブ クルースーパーメリノウール L.W. ラウンドネックシャツスーパーメリノウール M.W. ラウンドネックシャツスーパーメリノウール EXP. ラウンドネックシャツロングスリーブ・キャプリーン・クール・メリノ・シャツキャプリーン・エア・クルーライトウールスポーツシャツM BASE LS 140メリノスピンライトロングスリーブメリノスピンサーモロングスリーブロー ハイブリット クルーネック シャツデソリ ライト クルー
平均重量138g188g170g208g276g不明不明不明128g180g195g139g184g160g不明不明不明不明不明
タイプロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブ
㎡あたりの生地の厚み120g150g150g200g250g260g200g150g不明不明不明約118g(3.5OZ)約190g(5.6OZ)140g140g115g180g160g194g
メリノウール混紡比率53%56%87%53%100%100%100%83%85%85%79%65%51%100%50%37%35%87%100%
ポリエステル混紡比率0%44%0%45%0%0%0%0%15%15%18%35%49%0%50%63%65%0%0%
ナイロン混紡比率0%0%13%0%0%0%0%12%0%0%2%0%0%0%0%0%0%13%0%
その他繊維比率47%(テンセル)0%0%2%(ポリウレタン)0%0%0%5%(ポリウレタン)0%0%1%(ポリウレタン)0%0%0%0%0%0%0%0%
価格(税込)¥9.240¥8,690¥11,770¥22,260¥17,930¥20,900¥16,500¥8,470¥7,040¥8,360¥9,900¥11,000¥18,700
¥19,250
¥8,910¥10,010¥23,980¥17,050

寒い季節におすすめのベースレイヤーです。行動中は腕をまくることで体温調節ができます。ロングスリーブは、紫外線が強い稜線歩きや雪山登山で安心感があります。

最も軽量で涼しい『モンベル-スーパーメリノウールL.W.ラウンドネックシャツ』

平均重量はわずか128gと、ロングスリーブの中では最も薄手のタイプです。Tシャツと同様の混紡比率のため、肌が透けてしまうことに注意してください。

最強保温力『アイスブレーカー-260テックロングスリーブクルー』

㎡あたりの生地の厚みが260gと厚みがあり、メリノウール100%で保温力を高めたロングスリーブタイプのベースレイヤーです。着丈が長く、しゃがんだ時に背中が見えないため、寒い季節の登山や寒冷地におけるアウトドアアクティビティに最適です。

耐久性に優れた2つの最強モデル『スマートウール‐クラシックオールシーズンメリノベースレイヤーロングスリーブ』『アークテリクス‐ローハイブリットクルーネックシャツ』

化繊で最も耐久性の高いナイロンを13%混紡したロングスリーブシャツです。バリエーションルートやクライミングなど、テクニカルな登山シーンに安心感があります。
アークテリクスのローハイブリットクルーネックシャツは160gと、スマートウールのクラシックオールシーズンメリノベースレイヤーロングスリーブより10g厚手のため、寒さが厳しい登山ではアークテリクスがおすすめです。

【メリノウール×ジップアップ】のベースレイヤー15選

ブランドスマートウールスマートウールスマートウールアイスブレーカーモンベルモンベルアクリマモンテインモンテインスーパーナチュラルファイントラックファイントラックファイントラックアークテリクスHOUDINI
モデルメリノ150イントラニットクラシックサーマル200 オアシススーパーメリノウールスーパーメリノウール--プリミノプリミノ--メリノスピンメリノスピンメリノスピンローデソリ
製品名クラシックオールシーズンメリノベースレイヤー1/4 ジップイントラニットメリノ200 1/4ジップクラシックサーマルメリノ ベースレイヤー1/4ジップ200 オアシス ロングスリーブ ハーフジップスーパーメリノウール M.W. ハイネックシャツスーパーメリノウール EXP. ハイネックシャツライトウール フーディープリミノ140 ジップネック ベースレイヤープリミノ ハイブリッド アルパインフーディーM BASE 1/4 ZIP 175メリノスピンライトロングスリーブメリノスピンサーモロングスリーブメリノスピンサーモフーディロー ハイブリット ハーフジップネックデソリ ライト ハーフ ジップ
平均重量193g200g298g不明195g184g218g170g197g不明125g190g230g160g212g
タイプ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップハーフジップ1/4 ジップ1/4 ジップハーフジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップハーフジップハーフジップ
㎡あたりの生地の厚み150g200g250g200g195g不明140g不明不明175g不明不明不明不明不明
メリノウール混紡比率87%53%100%100%85%79%100%50%50%50%37%35%35%87%100%
ポリエステル混紡比率0%45%0%0%15%18%0%25%25%50%63%65%65%0%0%
ナイロン混紡比率13%0%0%0%0%2%0%0%0%0%0%0%0%13%0%
その他繊維比率0%2%(ポリウレタン)0%0%0%1%(ポリウレタン)0%25%(プリマロフト)25%(プリマロフト)0%0%0%0%0%0%
価格(税込)¥12,430¥23,323¥18,700¥18,700¥8,910¥11,000¥19,800¥14,300¥13,900¥8,910¥10,010¥13,310¥18,700¥17,600
ジップアップタイプは、ジッパーを上げ下げすることで簡単に体温調節が図れる便利なタイプです。
ジップアップタイプは、1/4ジップハーフジップの2つに分かれます。1/4ジップは軽量ですが、大きくジッパーを開けられないため、通気性に劣ります。ハーフジップは大きく開けられますが、ジッパーの重みの分、重量が増します。

1/4ジップで最軽量モデル『ファイントラック-メリノスピンライトロングスリーブ』

出典:ファイントラック

重量わずか125gでロングスリーブよりも軽量な素肌へのフィット感に優れたベースレイヤーです。ポリエステルを63%混紡し、汗の乾きの速さもを兼ね備えています。非常に薄く、登山やクライミング、トレイルランニングなど幅広いアクティビティで活用できます。

ハーフジップで最軽量モデル『アークテリクス-ローハイブリットハーフジップネック』

重量わずか160gと軽く、ナイロンの混紡比率13%で耐久性があり、体温調整がしやすいベースレイヤーです。スリムフィットなのでレイヤリングがしやすく、アークテリクスが採用する立体的なパターンで動きを妨げません。

【化繊×Tシャツ】のベースレイヤー13選

ブランドRabRabザ・ノースフェイスザ・ノースフェイスパタゴニアパタゴニアモンベルファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックアークテリクス
モデルフォース------キャプリーンキャプリーンジオラインラミースピンドラウトゼファードラウトタフネオリーフネオリーフエストコーマック
製品名フォース・ショートスリーブTソニックTショートスリーブクライムハイブリッドクルーショートスリーブGTDメランジクルーキャプリーン・クール・デイリー・シャツキャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツジオライン L.W. Tシャツラミースピン エアTドラウトゼファーTドラウトタフTネオリーフTネオリーフエストコーマック クルーネック シャツ
平均重量105g96g不明不明128g74g100g97g80g115g155g110g110g
タイプTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツTシャツ
㎡あたりの生地の厚み--------------------------
メリノウール混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
ポリエステル混紡比率100%100%100%100%100%100%100%90%0%0%45%48%100%
ナイロン混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%100%100%18%12%0%
その他繊維比率0%0%0%0%0%0%0%10%(ラミー)0%0%37%(リアセテート)40%(リアセテート)0%
価格(税込)¥14,280¥5,500¥7,590¥6,820¥6,380¥6,930¥2,340¥6,600¥6,490¥6,600¥5,940¥5,720¥12,100

化繊素材のベースレイヤーの多くがポリエステル100%を採用。ポリエステルは汗吸湿拡散性があり、速乾性に優れているため、登山の汗対策におすすめの素材です。

最も軽量で汗の乾きが早い『パタゴニア-キャプリーン・クール・ライトウェイト・シャツ』

重量わずか74gと驚くような軽さで、持ってみるとまるで空気のようで着用感がありません。ランニングシーンで大活躍するベースレイヤーです。

汗の乾きが最も早い『Rab-ソニックT』

Tシャツタイプのベースレイヤーの中では3番目に軽量で、96gです。メッシュ素材のTシャツですが透けず、汗をかいても瞬時に乾きます。

最安でコスパ最強の人気モデル『モンベル-ジオラインL.W.Tシャツ』

モンベルのジオラインは化繊素材のベースレイヤーの中では最安で、多くの登山者に愛用されています。化繊素材ですが、体温を逃さず暖かさを持続させる能力にも優れ、メリノウールのような安心感があります。
また、10cm四方の生地に一定量の水をたらし、吊り干しして、生地に残っている水分の割合が10%以下になるまでの時間が30分という試験データがあり、速乾性も評価されています。

【化繊×ロングスリーブ】のベースレイヤー13選

ブランドRabザ・ノースフェイスパタゴニアパタゴニアモンベルモンベルモンベルファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックアークテリクス
モデルフォースエクスペディションドライドットキャプリーンキャプリーンジオラインジオラインジオラインラミースピンドラウトクアッドドラウトタフネオリーフネオリーフエストコーマック
製品名フォース・ロングスリーブTエクスペディションドライドットクルーロングスリーブ・キャプリーン・クール・デイリー・シャツロングスリーブ・キャプリーン・クール・トレイル・シャツジオライン L.W. ラウンドネックシャツジオライン M.W.ラウンドネックシャツジオライン EXP.ラウンドネックシャツラミースピン ロングスリーブドラウトクアッド ロングスリーブドラウトタフアルパインロングTネオリーフロングTネオリーフエストロングスリーブコーマック クルーネック シャツ
平均重量138g135g153g193g125g159g215g125g125g140g195g135g135g
タイプロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブロングスリーブ
㎡あたりの生地の厚み--------------------------
メリノウール混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
ポリエステル混紡比率100%100%100%100%100%100%100%90%100%0%45%48%100%
ナイロン混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%0%100%18%12%0%
その他繊維比率0%0%0%0%0%0%0%10%(ラミー)0%0%37%(リアセテート)40%(リアセテート)0%
価格(税込)¥6,600¥12,100¥7,700¥7,700¥3,740¥4,730¥6,050¥7,590¥6,380¥8,140¥7,040¥6,380¥13,700

強い日差しから腕を守る、夏の日帰り登山におすすめのモデルです。

1枚で肌をドライに保つ『ザ・ノースフェイス-エクスペディションドライドットクルー』

肌が触れる内側にドット状の接面を持たせたテクニカルなロングスリーブのベースレイヤーです。表面は汗を素早く拡散させ、裏面は撥水加工を施した二重構造のため、これ1枚で肌をドライに保ち、寒冷な環境で体温が奪われるリスクを軽減します。

最軽量&速乾性『ファイントラック-ラミースピンエアロングスリーブ』

ファイントラックの中で最も速乾スピードが速いラミースピンエアのロングスリーブタイプです。
水分率が10%になるまでの時間を計測する【拡散性残留水分率試験】では、0.6mlの水を滴下して、風速1m/s(=大人がゆっくり歩いたときに発生する風と同程度)の風をあてると、約15分ほどで乾いたという試験データがあります。
乾きがとても早いため、夏の登山におすすめです。

【化繊×ジップアップ】のベースレイヤー13選

ブランドザ・ノースフェイスパタゴニアパタゴニアモンベルモンベルモンベルファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックファイントラックファイントラック
モデルエクスペディションドライドットキャプリーンキャプリーンジオラインジオラインジオラインラミースピンドラウトクアッドドラウトクアッドドラウトゼファードラウトゼファードラウトタフ--
製品名エクスペディションドライドットジップハイキャプリーン・ミッドウェイト・ジップネックキャプリーン・サーマルウェイト・ジップネックジオライン L.W. ハイネックシャツジオライン M.W.ハイネックシャツジオライン EXP.ハイネックシャツラミースピン エア ジップTドラウトクアッド ジップTドラウトクアッド ジップネックドラウトゼファージップTドラウトゼファージップネックドラウトタフジップネックスカイトレイルブレス ジップT
平均重量150g204g176g135g174g233g105g115g140g100g125g155g135g
タイプハーフジップハーフジップハーフジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップハーフジップ・襟無し1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップ1/4 ジップハーフジップ
㎡あたりの生地の厚み------------------------
メリノウール混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%0%
ポリエステル混紡比率100%100%92%100%100%100%90%100%100%0%0%0%100%
ナイロン混紡比率0%0%0%0%0%0%0%0%0%100%100%100%0%
その他繊維比率0%0%8%(ポリウレタン)0%0%0%10%(ラミー)0%0%0%0%0%0%
価格(税込)¥14,300¥12,100¥11,165¥4,070¥5,500¥6,490¥8,030
¥7,370
¥8,030¥8,360¥9,240¥9,900¥9,680

化繊素材で汗の乾きが早く、ジッパーの開け閉めで体温調整が容易に行えるため、リスクの少ない登山を楽しめます。見た目がテクニカルなため、普段使いしづらいのが難点です。

最軽量&速乾性『ファイントラック-ドラウトゼファージップT』

出典:ファイントラック

極薄のナイロンを100%使用した、平均重量100gの非常に軽量なジップTです。首元の開閉で、簡単に体温調整ができます。

ハーフジップタイプで最軽量『ザ・ノースフェイス-エクスペディションドライドットジップハイ』

胸元まで開放できるため、汗をかきそうになった時すぐに発汗調整することで3シーズンの高所登山に活用できる汎用性に優れたモデルです。

【季節×シーン別】おすすめベースレイヤー6選

季節と登山シーン、アクティビティ別に、おすすめのベースレイヤーを5つ紹介します。

【秋/冬/春の縦走登山】保温性+体温調節しやすいベースレイヤー

肌寒いけれど樹林帯では風がなく、高負荷な登山の可能性も高いため、汗をかきます。しかし、稜線に出たら風にたたかれるため、保温力も必要です。
汗対策と保温性を兼ね備えたメリノウールと化繊の混紡Tシャツがおすすめです。

混紡素材の最強Tシャツ『山旅×SN 速乾メリノウール・リラックスフィット・Tシャツ』

メリノウールにポリエステルを50%混紡しているので汗の乾きが早く、㎡あたりの生地の厚みも140gとしっかりとした作りのため保温力もあり、縦走登山における汗の匂いもメリノウールが閉じ込めてくれます。

【夏の縦走登山】速乾性に優れた快適なベースレイヤー

登山開始から終わりまで暑い状態が続くので、通気調整ができるジップアップタイプがおすすめです。また、発汗量が多いため、素材は化繊がいいでしょう。気になる汗のニオイ対策も必要です。

とびぬけた速乾性と胸もとの開放で快適『ファイントラック‐ラミースピンエアジップT』

出典:ファイントラック
Tシャツタイプで襟なしのため首元が涼しく、体温調整が容易で快適なベースレイヤーです。
ファイントラックのベースレイヤー中では飛び抜けた速乾性で、天然繊維ラミー(苧麻)ならではの涼感も楽しめます。さらに抗菌防臭加工でイヤな臭いがしにくく、夏の縦走登山に最適です。

【春/夏/秋のトレイルランニング】汗の乾きがとても早いベースレイヤー

高負荷なトレイルランニングは、汗の乾きがどれだけ早いかがポイント。真夏なら水場で体を拭って汗を抑えることも想定されます。
そのため、生地はメッシュ素材がおすすめです。通気性と速乾性のあるメッシュのTシャツがいいでしょう。

快適なメッシュTシャツ『Rab-ソニックT』

通気性と速乾性を両立させたRabのソニックTは、メッシュ地でも透け感がないので安心。汗や水に濡れてもすぐに乾き、身体全体で風を感じることができる気持ちの良いベースレイヤーです。

【冬のトレイルランニング】通気性と保温性のバランスがとれたベースレイヤー

トレイルランニングといえども、冬は少しでも汗が肌に付着しているとすぐに冷たくなってしまいます。このような状態で走っていると、気づかない間に体力が消耗してしまうので、肌についた汗をすぐに吸着して遠ざけるテクニカルなベースレイヤーがおすすめです。

デザインのタイプは、熱くなったらすぐに放熱できるジップアップが最適です。

高品質で体は常に快適『パタゴニア‐キャプリーン・サーマルウェイト・ジップネック』

出典:パタゴニア

使用している素材はポーラテックのパワーグリッドの中でも最も薄手タイプで保温性と通気性のバランスの良く、高負荷なトレイルランニングでいつまでも肌をドライに保ってくれます。ハーフジップなので体温調整が容易なのもメリットです。

【厳冬期のバックカントリースキー】保温性があり、オーバーヒートしないベースレイヤー

厳冬期のバックカントリーは、ハイクアップ時はオーバーヒートしやすいですが、滑走時は運動量が減るため寒くなりがちです。1回の山行中に体感温度が変化しやすいため、厚手すぎない保温力に優れたメリノウールのベースレイヤーがおすすめです。

汗の乾きの早さと保温力のバランスに優れた『スマートウール‐スーパーナチュラルMBASELS140』

ポリエステル50%以上を混紡したメリノウール製ロングスリーブは、スーパーナチュラルだけ。他のメーカーのロングスリーブはある程度の保温力を維持するため、メリノウールの混紡比率が高くなっています。汗の乾きが早い上、汎用性が高いのも魅力です。

汗の拡散力が高い『モンテイン‐プリミノ140ジップネックベースレイヤー』

メリノウール50%、プリマロフト25%、ポリエステル25%の混紡素材。吸湿拡散性がありながら、温かさをキープします。キメの細かいメリノウールと極細繊維のプリマロフトにより肌触りが良く、ウールの感触がニガテの方にもおすすめです。

まとめ:登山のクオリティを左右するベースレイヤーはしっかり選んで

ベースレイヤーは、ミドルレイヤーやアウターのように脱ぎ着ができないため、、登山の快適度を大きく左右します。本記事を参考に自分に合ったベースレイヤーを選んでください。

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