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グリッドフリースとは?登山で行動中に着る理由と選び方、おすすめ3選

グリッドフリースとは?登山で行動中に着る理由と選び方、おすすめ3選

この記事の結論:グリッドフリースは、裏面を格子状の凸凹に編んだ薄手のフリースで、汗をかく登りでも脱がずに着続けられる「行動中の保温着」です。選ぶときは、肌側の素材(化繊かメリノウールか)、厚さ(ベースレイヤー寄りか中間着か)、首まわりの形(クルー・ハーフジップ・フルジップ)、フードの有無を、季節と汗のかき方に合わせて決めます。おすすめ3選では、価格と扱いやすさならモンベル、軽さとベースレイヤー兼用ならミレー、蒸れにくさと防臭性ならRidge Merinoが答えです。

グリッドフリースを選ぶときの4つのポイント(素材・厚さ・首まわり・フード)を示した図

グリッドフリースとは?裏面の「格子」が何をしているのか

グリッドフリースとは、裏面の起毛を全面ではなく格子(マス目)状に配置したフリースのことです。起毛した凸部が暖かい空気を抱え、起毛のない凹部が空気と湿気の通り道になることで、保温と通気を1枚の生地で両立させています。

この構造を広めたのが、フリース素材メーカーのポーラテックが展開する「ポーラテック パワーグリッド」です。ポーラテックの公式説明では、パワーグリッドは「ロフト(嵩)の高い部分と、その間の空隙」で構成され、グリッドの設計が空気の通り道をつくって通気性を高め、かさばりを減らすとされています。また、肌から汗を吸い上げて生地の外側へ広げ、速く蒸発させる生地であり、用途としてベースレイヤー、ミッドレイヤー、アクティブウェアが挙げられています(出典:Polartec公式サイト Power Grid、2026/10/22確認)。

現在は各ブランドが独自の名前でグリッド構造の生地を使っており、モンベルの「クリマグリッド」、ミレーの「グリッドバック」なども考え方は共通です。違いは、どの繊維で格子を作るか、肌側と外側にどの素材を置くか、生地の厚さという点にあります。

グリッドフリースの裏面の凸部と凹部の役割を比べた図

凸部と凹部の役割

  • 凸部(起毛した格子):肌やベースレイヤーに点で触れ、そのすき間に空気の層をつくって体温を保ちます。肌に触れる面積が少ないため、汗をかいても生地が肌にべったり張り付きにくくなります。
  • 凹部(格子の溝):起毛が薄い、または網目状になっている部分で、ここを空気と水蒸気が抜けていきます。生地全体が薄く軽くなり、収納時にも小さくなります。
  • 表面:多くのグリッドフリースは表側が平らに編まれています。モンベルはクリマグリッドの表面について、滑らかで雪が付きにくく、重ね着しても動きやすいと説明しています。

通常のフリースやアクティブインサレーションとどう違う?

通常のフリースは「止まっているときに暖かい」生地、グリッドフリースは「動いているときに暑くなりすぎない」生地です。アクティブインサレーションは、その中間からやや暖かい側に位置する、行動中に着られる中綿ウェアと考えると整理しやすくなります。

通常のフリース・グリッドフリース・アクティブインサレーションの得意な場面の違いを示した図

通常のフリースとの違い

一般的なフリースは生地の全面が起毛して空気をたくさん抱え込むので、休憩中やテント場では暖かい一方、登りでは熱と湿気がこもりやすく、脱いだり着たりが増えます。グリッドフリースは起毛の面積を減らして空気の通り道を設けているので、同じような暖かさの印象でも熱がこもりにくく、生地が薄く軽く、体に沿うシルエットで作られているものが多いのが特徴です。そのぶん、全面起毛の厚手フリースと比べると、止まっているときの暖かさは控えめです。

アクティブインサレーションとの違い

アクティブインサレーションは、通気性の高い中綿を薄い生地で挟んだ、行動中にも着られる保温ジャケットの総称です。代表的な素材であるポーラテック アルファについて、ポーラテックは「メッシュの芯を持つロフトのある繊維構造」で、熱を無差別に閉じ込める従来の中綿と違い、運動量が多いときは熱を逃がし、少ないときは保温すると説明しています(出典:Polartec公式サイト Alpha、2026/10/22確認)。

グリッドフリースとの大きな違いは構造です。グリッドフリースは1枚の編み地なので、伸縮性があって体に沿い、薄手のものは汗を吸う役割も担えます。アクティブインサレーションは中綿の嵩があるぶん暖かさに余裕があり、表地によっては風もある程度防ぎますが、体に密着させて汗を吸う使い方には向きません。冬の稜線歩きや強い冷え込みではアクティブインサレーション、汗の量が多い登りや春秋の行動着にはグリッドフリース、と温度帯と汗の量で使い分けるのが基本です。

グリッドフリースとアクティブインサレーションの構造の違いを比べた図

なぜ行動中に着るのか?汗冷えを防ぐ仕組み

グリッドフリースを行動中に着る目的は、汗をかいても体を冷やさないことです。寒い季節の登山で最も避けたいのは汗冷えで、グリッド構造は汗を肌から離して逃がしながら保温を続けることで、そのリスクを下げます。

登りでかいた汗が肌や生地に残ったまま休憩に入ったり、風の強い稜線に出たりすると、汗が蒸発するときに体の熱を奪い、濡れた生地は乾いた生地より熱を伝えやすいため、一気に体が冷えます。これが汗冷えで、冬山や晩秋の山では体力の消耗や低体温症につながるおそれがあります。

登りでかいた汗が休憩や風で体を冷やす汗冷えの流れを示した図

対策は大きく2つです。1つは、汗をかきすぎないように暑くなる前に1枚脱ぐ、ジッパーを開けるなどして体温を調節すること。もう1つは、かいた汗を肌から離し、外側へ逃がしやすい服を着ることです。グリッドフリースは、通気性によって汗の量そのものを抑え、凸部で受けた汗を凹部や生地の外側へ移して乾かすことで、この2つを同時に助けます。肌側に汗が戻りにくいので、休憩に入ったときのひやりとした感覚も起きにくくなります。

着脱の回数が減ることも利点です。登り始めから着たままでも熱がこもりにくく、止まったときは上にウインドシェルやダウンを足すだけで調整できます。

汗冷えを防ぐ2つの対策とグリッドフリースの働きを示した図

山旅旅では、寒い時期の山行でグリッドフリースを1枚持っておくと、汗冷えのリスクがかなり減ると考えています。特に肌側がメリノウールのものは、汗を吸うだけでなく水蒸気のかたちでも湿気を取り込むため、着用中の蒸れが少ないと感じています。

グリッドフリースの選び方:素材・厚さ・形・フードの4点

選ぶ順番は、まず肌側の素材、次に厚さ、そして首まわりの形とフードの有無です。この4点が決まれば、自分の山行に合う1枚はかなり絞り込めます。

化繊・メリノウール混・ハイブリッドのグリッドフリースの特徴を示した図

1. 素材:化繊か、メリノウール混か

  • 化繊(ポリエステルなど):水をほとんど吸わないため乾きが速く、価格も手頃で、洗濯にも気をつかいません。汗の量が多い人、日帰りで頻繁に洗う人に向きます。においが残りやすい点は弱点です。
  • メリノウール混:ウールは繊維の内部に水蒸気を取り込む吸湿性があり、湿気を吸うときに熱を出す性質(吸着熱)が知られています。においが出にくいので、山小屋泊やテント泊の連泊でも着続けやすいのが利点です。化繊に比べると乾きは遅く、価格は高めです。肌触りは繊維の細さで変わり、細いほどチクチク感が少なくなります。
  • ハイブリッド:ウールと化繊を組み合わせ、それぞれの長所を生かした生地です。このタイプでは、肌側と外側のどちらにウールがあるかで着心地が変わります。肌側がウールなら蒸れにくさと防臭性、肌側が化繊なら汗離れと乾きの速さが強く出ます。

2. 厚さ:ベースレイヤー寄りか、中間着か

グリッドフリースには、肌に直接着る前提の薄手のものから、ベースレイヤーの上に着る中間着まで幅があります。生地の重さを表す目付(g/m²)が公表されていれば厚さの目安になりますが、公表していないブランドも多いため、メーカーが「ベースレイヤー」「ミドルレイヤー」のどちらとして位置づけているかを確認するのが確実です。汗の量が多い人や暖かい時期は薄手、冬や体が冷えやすい人は中間着の厚さを選びます。

薄手のベースレイヤー寄りと中間着のグリッドフリースの違いを比べた図

3. 首まわりの形:クルー・ハーフジップ・フルジップ

  • クルーネック:ジッパーがないぶん軽く、ザックのショルダーやシェルの襟とも干渉しにくい形です。換気は袖をまくる、上のシェルを開けるなどで行います。
  • ハーフジップ:胸元を開け閉めして細かく体温を調節できます。スタンドカラーなら、閉めたときに首元の保温もできます。行動中の調節を重視するならこの形が扱いやすいです。
  • フルジップ(ジャケット):着脱が最も楽で、前を全開にすれば換気量も最大になります。単体で羽織る機会が多い人、レイヤリングの順番を頻繁に入れ替える人に向きます。

4. フードの有無と細部

フード付きは、冬山や風の強い稜線で頭から首まで保温でき、ヘルメットの下に収まる薄手のものもあります。一方で、シェルのフードと重なってかさばる、夏や低山では不要、という面もあります。冬に使うならフード付き、春秋や夏の高山が中心ならフードなしが目安です。そのほか、袖口のサムホール(指を通す穴)は手の甲まで保温でき、袖のずり上がりも防げます。縫い目を平らにしたフラットな縫製は、ザックのベルトが当たる部分の擦れを減らします。

グリッドフリースの首まわり3つの形とサムホールの特徴を示した図

サイズは体に沿うものを選びます。肌との間にすき間が少ないほど汗を受け取りやすく、シェルの中でももたつきません。

季節別のレイヤリング:どこに、どう組み込むか

グリッドフリースは、春秋は「行動中の主役」、夏の高山は「朝夕と稜線の保険」、冬は「ベースレイヤーとシェルの間の中間着」として使います。いずれの季節も、休憩や停滞用の保温着(ダウンや化繊中綿)は別に持つのが前提です。

春・秋の低山〜中級山岳

ベースレイヤーの上にグリッドフリースを着て歩き出し、風が出たらウインドシェルを重ねます。グリッドフリースは風を通しやすいので、風を止める薄いシェルとの組み合わせが基本です。休憩時や山頂では、ダウンジャケットなどを上から羽織ります。気温が高めの日は、薄手のグリッドフリースを肌に直接着て、ベースレイヤーを兼ねる使い方もできます。

春秋の山でのグリッドフリースを使った重ね着の組み立てを示した図

夏の高山(北アルプスなど)

夏でも標高の高い稜線では、早朝や天候の悪化時に冷え込みます。日中は半袖のベースレイヤーで歩き、早朝の出発時や稜線で風に当たるときにグリッドフリースを足すのが一般的な使い方です。モンベルはクリマグリッドの使い方として、夏の高山ではアウターとして使えるとしています。薄くて軽く小さくなるので、ザックに入れておく保険の1枚として扱いやすい季節です。

冬の低山・雪山

冬は、保温性のあるベースレイヤー(メリノウールなど)の上にグリッドフリースを着て、その上にハードシェルやソフトシェルを重ねます。グリッドフリースが汗を外へ逃がし、シェルが風と雪を防ぎます。気温が低く風が強い日は、グリッドフリースの上にアクティブインサレーションを足し、停滞時にはさらにダウンを重ねます。冬は汗冷えの影響が最も大きい季節なので、登り始めは「少し寒い」くらいの枚数で歩き出し、汗をかきすぎないことが大切です。

冬の山でのグリッドフリースを使った重ね着と足す保温着を示した図

よくある失敗

  • 綿の肌着の上に着る:綿は汗を吸ったまま乾きにくいので、グリッドフリースの効果が生きません。肌着は化繊かウールにします。
  • グリッドフリース1枚で風の強い稜線に出る:通気性が高いぶん風も通します。風が出たら早めにシェルを重ねます。
  • 休憩用の保温着を省く:グリッドフリースは行動用で、止まったときの暖かさは控えめです。休憩・停滞用は別に用意します。

おすすめのグリッドフリース3選:比べたポイント

今回は、肌側の素材と厚さがそれぞれ異なる3製品を、同じ基準で比べます。化繊の手頃な1枚、薄手のハイブリッド、メリノウール高比率の中間着という組み合わせです。

選定の条件は、裏面または肌側にグリッド構造があり行動中の通気と保温を両立していること、登山のレイヤリングに組み込みやすいこと、公式ページで仕様を確認できたことの3点です。グリッドフリースの代表例として知られるパタゴニアのR1シリーズも検討しましたが、今回は公式ページで仕様を確認できなかったため比較から外しています。

おすすめのグリッドフリース3製品を選んだ3つの条件を示した図

mont-bell クリマグリッド ジャケット Men's

mont-bell クリマグリッド ジャケット Men's

画像出典:mont-bell公式サイト

モンベル独自のポリエステル素材「クリマグリッド」を使った、前開きのジャケット型グリッドフリースです。3製品の中で価格が最も手頃で、サイズ展開もS〜XLと最も広くなっています。

モンベルの説明では、クリマグリッドは裏面の起毛をマス目状にすることで運動量の多い場面でも蒸れにくく、薄手ながら保温性に優れ、伸縮性も高い素材です。表面は滑らかで雪が付きにくく、冬山では中間着、春・秋のトレッキングや夏の高山ではアウターとして使えるとされています。縫い目を平らに仕上げた肌あたりの良い裏面、ジッパーがあごに当たらない仕様、袖口のサムホールを備えます。

モンベルのクリマグリッド ジャケットの素材と作りの特徴を示した図

ポリエステル素材なので乾きが速く、洗濯の手間も少ない1枚です。前を開け閉めして換気できるため、単体で羽織る機会が多い人や、着脱を手早く済ませたい人に向きます。フードが欲しい場合は、同じ素材のクリマグリッド パーカもあり、モンベルの紹介ページではMen'sの平均重量が324gとされています。

出典:mont-bell公式サイト(2026/10/18確認)、mont-bell公式サイト(クリマグリッドパーカ紹介ページ)(2026/10/22確認)

MILLET キャスター ウール II ジップ ロングスリーブ

MILLET キャスター ウール II ジップ ロングスリーブ

画像出典:MILLET公式サイト

表側にウール混、肌側にリサイクルポリエステルのグリッドバックを組み合わせた、薄手のハイブリッド・ジップシャツです。ミレーはこの製品を「ベースレイヤー」と位置づけており、3製品の中で最も軽い204gです。

素材は「ライト ウール グリッドバック」で、混率はリサイクルポリエステル80%、ウール20%。肌面のポリエステルが汗を吸って速く乾かし、肌離れをよくする一方、表面のウール混が保温性と吸湿性を受け持つという二重構造です。動きやすさを考えた裁断、温度調節しやすいスタンドカラーのハーフジップ、保温性の高いフィンガーホール付きの袖口を備え、ストレッチ性と抗菌・消臭機能もうたわれています。

ミレー キャスター ウールIIの表側と肌側の二重構造を示した図

肌に直接着られるので、春秋はこの上にシェルを重ね、冬はベースレイヤーとして着て中間着を足す、という組み立てができます。汗の量が多く、肌側の乾きを優先したい人に向きます。ミレー公式オンラインストアではアウトレット扱いのページも見られるため、購入時は在庫と価格を確認してください。

出典:MILLET公式サイト(2026/10/18確認)

Ridge Merino/メリノ・グリッドフリース・クルー(ミドルレイヤー)

山旅旅 Ridge Merino/メリノ・グリッドフリース・クルー(ミドルレイヤー)

画像出典:山旅旅公式サイト

山旅ショップで取り扱っている、Ridge Merinoの製品です(山旅旅のオリジナル製品ではありません)。肌側にメリノウールのグリッド、外側に合成繊維を配した二層ニット生地(特許取得)を使う、クルーネックの中間着です。3製品の中でウールの比率が最も高く、価格も最も高くなっています。

Ridge Merino/メリノ・グリッドフリース・クルー(ミドルレイヤー)の写真

画像出典:山旅ショップ

混率はメリノウール69%、リサイクルポリエステル15%、ナイロン13%、スパンデックス3%。生地の目付は265g/m²、使っているメリノウールの繊維径は18.5マイクロンと公表されています。肌に触れる側がメリノウールなので、汗を吸うだけでなく水蒸気のかたちでも湿気を取り込みます。ストアの説明では、高比率のメリノウールによる調温・吸湿性と天然由来の防臭性、通気性と保温性の両立がうたわれ、サムホール、フラットロック縫製を備え、OEKO-TEX Standard 100の認証を受けています。

Ridge Merinoのグリッドフリースの素材の混率を棒グラフで示した図

山旅旅での着用では、蒸れがとても少なく、遠征中に着続けても汗のにおいが気になりにくいと感じています。ウールの吸着熱による暖かさもあり、秋冬の山行に向いた1枚です。一方で、ウールが多いぶん化繊のモデルより乾きは遅く、サイズはS・Mの2展開、価格は29,900円と高めです。重量はストアに約306g(S)とあり、約352gの値も同じ「S」表記で併記されているため、サイズごとの重量は購入前に確認してください。2026年10月22日時点で、ストアでは売り切れ表示(再入荷のお知らせ登録が可能)になっています。

Ridge Merinoのグリッドフリースの良い点と注意点を比べた図

出典:山旅ショップ(2026/10/22確認)

3製品のスペック比較:重量・素材・形の違い

最も軽いのはミレーの204g、最も安いのはモンベルの7,300円、ウール比率が最も高いのはRidge Merinoの69%です。肌側の素材は、モンベルとミレーがポリエステル、Ridge Merinoがメリノウールという違いがあります。

重量と価格の比較(軽い順)

製品名

重量

価格

MILLET キャスター ウール II ジップ ロングスリーブ

204g

公式記載なし

mont-bell クリマグリッド ジャケット Men's

298g

公式記載なし

Ridge Merino/メリノ・グリッドフリース・クルー(ミドルレイヤー)

約306g(S)※約352gの記載もあり(サイズ表記はいずれもS)

公式記載なし

各社公式サイトの掲載情報をもとに作成(2026/10/18確認)

mont-bell クリマグリッド ジャケット Men's

  • 価格(税込):7,300円
  • 重量:298g
  • 素材:クリマグリッド[ポリエステル]
  • 肌側の素材:ポリエステル(マス目状の起毛)
  • メーカーの位置づけ:薄手のフリース(冬は中間着、春秋・夏の高山はアウター)
  • 首まわり:前開きのジャケット型(ジッパーがあごに当たらない仕様)
  • フード:なし(フード付きはクリマグリッド パーカ)
  • 袖口:サムホール
  • サイズ展開:S、M、L、XL

MILLET キャスター ウール II ジップ ロングスリーブ

  • 価格(税込):13,200円
  • 重量:204g
  • 素材:ライト ウール グリッドバック(リサイクルポリエステル80%、ウール20%)
  • 肌側の素材:リサイクルポリエステル(グリッドバック)
  • メーカーの位置づけ:ハイブリッド・ベースレイヤー
  • 首まわり:スタンドカラーのハーフジップ
  • フード:なし
  • 袖口:フィンガーホール
  • サイズ展開:XS、S、M、L、XL

Ridge Merino/メリノ・グリッドフリース・クルー(ミドルレイヤー)

  • 価格(税込):29,900円
  • 重量:約306g(S)※約352gの記載もあり(サイズ表記はいずれもS)
  • 素材:二層ニット生地(メリノウール69%、リサイクルポリエステル15%、ナイロン13%、スパンデックス3%)、目付265g/m²
  • 肌側の素材:メリノウール(18.5マイクロン、グリッド構造)
  • メーカーの位置づけ:ミドルレイヤー
  • 首まわり:クルーネック
  • フード:なし
  • 袖口:サムホール
  • サイズ展開:S、M

結局どれを選ぶ?山行スタイル別の答え

迷ったら、日帰り中心で価格と扱いやすさを優先するならモンベル、汗が多く軽さを優先するならミレー、連泊や遠征で蒸れとにおいを抑えたいならRidge Merinoです。

山行スタイル別にモンベル・ミレー・Ridge Merinoのどれを選ぶかを示した図
  • 初めての1枚、日帰りの低山が中心:モンベル クリマグリッド ジャケット。前開きで単体でも重ね着でも使いやすく、洗濯の手間もかかりません。
  • 汗っかき、荷物を軽くしたい:ミレー キャスター ウール II ジップ ロングスリーブ。肌側が乾きの速いポリエステルで、ベースレイヤーと兼用できるので枚数も減らせます。
  • 山小屋泊・テント泊の連泊、秋冬の山行:Ridge Merino メリノ・グリッドフリース・クルー。蒸れにくく、においが出にくいので着続ける山行に向きます。価格と乾きの遅さを許容できるかが判断のポイントです。

よくある質問

グリッドフリースは風を通しますか?

通します。通気性を高める構造なので、風を止める力はほとんどありません。稜線や冬の山では、上にウインドシェルやハードシェルを重ねて使うのが前提です。

グリッドフリースは肌に直接着てもいいですか?

薄手でベースレイヤーとして設計されたもの(今回ならミレー キャスター ウール II)は、肌に直接着る前提です。中間着として作られた厚めのものは、ベースレイヤーの上に着るのが基本ですが、暖かい時期に肌に直接着る使い方もできます。どちらの場合も、下に綿の肌着を着るのは避けます。

グリッドフリースとダウンジャケットは両方必要ですか?

役割が違うので、秋冬の山では両方持つのが基本です。グリッドフリースは歩いている間に着るもの、ダウンジャケットは休憩や山頂、山小屋やテントで止まっているときに着るものです。行動中にダウンを着ると汗で濡れて保温力が落ちやすく、止まっているときにグリッドフリースだけでは寒さを感じやすくなります。

まとめ

グリッドフリースは、裏面の格子が空気の層と通り道を同時につくることで、登りで汗をかいても脱がずに着続けられる行動用の保温着です。選ぶときは、肌側の素材、厚さ、首まわりの形、フードの有無を、季節と汗のかき方に合わせて決めます。今回の3製品は、価格と扱いやすさのモンベル、軽さとベースレイヤー兼用のミレー、蒸れにくさと防臭性のRidge Merinoと、得意な場面が分かれます。どれを選んでも、風を止めるシェルと休憩用の保温着を組み合わせることで、汗冷えしにくいレイヤリングになります。

※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。

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