山を探す

このエリアを地図でみる このエリアを地図でみる

テーマ

こだわり

天気

※曇りも含まれます

検索条件を加える
テント場あり

山-1ページ目(16件)

16件

山の名前に「」を含む、標高「~m」、天気「」

美瑛富士(標高:1888m)

山域:十勝連峰/北海道

十勝連峰の中にあってただ1つの富士型をした山だが、形が似ているだけで富士山のような独立峰ではない。だから単独で登られることはあまりなく、美瑛岳(びえいだけ)かオプタテシケ山登頂の途中に訪れる人がほとんどであろう。
 明瞭な登山道があるわけではなく、北東の鞍部にある美瑛富士避難小屋から、あるいは美瑛岳とのコルから、ハイマツの間を縫って登頂する。小屋から約1時間。美瑛岳とのコルからの方がハイマツは少なく楽だ。
 頂上には、がらがらした岩の小ピークが3つほどある。

富良野岳(標高:1912m)

山域:十勝連峰/北海道

十勝連峰最南端の山。北に険しい尾根を引いた姿が魅力的だ。十勝連峰中では最も花の多い山であり、人気は高い。
 フラヌとは匂いのあるという意味で、ヌッカクシフラヌイ川を指しているのだろう。本来のアイヌ名はオッチシパンサイウシベ「下の峠山」であった。松浦武四郎は安政5年(1858)に「上の峠山」前富良野岳(1625m)との間のコルを越えて新得へと向かったと『十勝日誌』に書いている。冬の登頂は、大正14年(1925)に北大山岳部が西尾根からなしとげた。
 登山の出発点は十勝岳温泉。安政火口手前で沢を渡り、長い斜めの登りで尾根へ出ると、もう富良野岳は目前だ。頂上まで3時間30分。さらに三峰山(1886m)を経て、上ホロカメットク山、十勝岳へ足を延ばすのもいい。南方に広がる湿原「原始ガ原」からの道も興味深いが、登山口から5時間30分の長めのコースだ。

上ホロカメットク山(標高:1920m)

山域:十勝連峰/北海道

十勝岳からなお南西に延びる主稜線上の最高点が、上ホロカメットク山である。南面は穏やかだが、火口側は大砲岩、八ツ手岩などの岩峰が立ち並ぶ、茶色の荒々しい壁となっている。一般的な登山道は、十勝岳温泉から入り安政火口手前の尾根(D尾根)を登るもので、約2時間30分で登頂できる。このほか十勝岳や富良野岳、三段山からのルートがあり、頂上北側に避難小屋もある。
 山名はアイヌ名のペナクシホロカメットクからきたもので、「逆さ川(河口と反対方向に流れる川)の奥にある高い山」という意味。また下(パナクシ)ホロカメットク山(1688m)は上ホロから南東に延びる長い尾根の末端にあり、美しい円錐形で人目を引く。
 上ホロの冬期初登頂は、昭和2年(1927)1月、北大山岳部が吹上温泉から登り、達成している。

忠別岳(標高:1963m)

山域:大雪山/北海道

 忠別川は、天人峡(てんにんきょう)温泉から上流は険悪だが、源頭部は広大である。忠別岳はこの川の上部にある。大雪山方面からは左が緩斜面で右が切れ落ちた形に見える。
 白雲岳避難小屋から広い高根ガ原を通り、鞍部の忠別沼から、ひと登りで頂上。小屋から約4時間。なだらかなここまでの道とは対照的に、西面の忠別川側は切り立った岩壁になっている。
 単独で登られることはあまりなく、表大雪からトムラウシ山への縦走の途中に通過することが多い。東側のシビナイ第一沢からの道もあり、登山口から約4時間というが、割に利用されていない。
 頂上から南に約2km下った所に忠別岳避難小屋への分岐点があり、ここから10分ほどで小屋に到着する。ここはまた指定のキャンプ地にもなっている。

オプタテシケ山(標高:2013m)

山域:大雪山/北海道

十勝連峰の最北に位置し、美瑛から見ると一番左に見える形のいい山。
「槍がそこにそりかえっている山」という意味で鋭い山容をもち、北西面は深い谷にえぐられている。
 頂上への最短距離は、白金温泉から入山。美瑛富士(びえいふじ)避難小屋に1泊して、ベベツ岳(1860m)を経て往復するもので、小屋までが4時間、小屋から頂上へは約3時間。冬期は頂上西側の尾根から、西壁を左に見てスキーで登る。上部は完全にアイゼンの領域。
 頂上は狭く、高度感は充分。頭が2つに割れたトムラウシ山と、十勝川を隔てたニペソツ山が印象的だ。十勝岳方面は、山が重なり合って、期待したほどの展望はない。
 古い登頂記録に、大正5年(1916)5月、北大スキー部が十勝岳からこの山を越えてトムラウシ山へ縦走した記録がある。

美瑛岳(標高:2052m)

山域:十勝連峰/北海道

 頂上の南西面に、荒々しくえぐられた古い火口がある。白金温泉から仰げば、小さく尖った優美な山だが、十勝岳から見た姿は、火口壁を正面から見るだけに強烈な迫力。
 山名は美瑛川の語源ピイエベツ「油ぎった川」からきているもので、硫黄で川が濁っていたためにそう呼ばれた。しかし現在、火口から出ているポンピ沢の水は充分飲用になる。
 登山する場合は、望岳台から頂上まで約4時間。また美瑛富士避難小屋からは1時間30分。十勝岳からの縦走は火山灰で道が分かりにくく、視界の悪いときは注意が必要。十勝岳から2時間30分。頂上は縦走路から少し北に離れた岩稜上にある。冬期の初登頂は昭和3年(1928)1月の北大山岳部。

十勝岳(標高:2077m)

山域:大雪山/北海道

 北海道の火山の中でも特に有名な山。過去に何度も爆発し、最近では昭和63年(1988)末の噴火で、ふもとの白金(しろがね)温泉は閉鎖、登山も禁止になった。平成2年(1990)6月に解禁になったが、噴火のたびに地形が変化し、登山道が変わる。また火山灰で道がはっきりしない部分もある。
 山名は十勝(とかち)「トカプチ」川の水源であるところからきているが、意味は不明。
 一般的な登山道は、夏冬ともに白金温泉から車で行ける望岳台(ぼうがくだい)が出発点となる。泥流跡の大斜面を登り、途中にある十勝岳避難小屋から北側の尾根上に出て、約4時間で頂上に達する。以前使われていた前十勝経由のコースは登山禁止だが、他に上ホロカメットク山、美瑛岳、新得側からのコースがある。
 岩の積み重なった狭い頂上からの展望は、大雪山方面、トムラウシ山、東大雪の峰々などを一望できる雄大なもので、白い噴煙が足元から立ち昇り、硫黄臭が鼻をつくのも活火山らしい。
 登山の歴史は古く、明治20年(1887)には硫黄鉱の調査登山が行われ、同38年(1905)には硫黄採取が始められた。ここを基地に大正9年(1920)、北大スキー部は初の冬期登山に成功した。スキーは用いずアイゼンを使用した。

トムラウシ山(標高:2141m)

山域:大雪山/北海道

大雪山国立公園のほぼ中央にどっしりと構えた雄大な山だ。沼ノ原、五色ガ原辺りから眺めた、うずくまるスフィンクスのような姿は、強く印象に残る。
 その頂上に近づけば、日本庭園、トムラウシ庭園、黄金ヶ原などと呼ばれるお花畑と沼がみごとに配置されて、訪れる人の目を充分に楽しませてくれる。上部は巨岩が積み重なった複雑な地形で、赤ペンキの標識に導かれて立った頂上から眺める360度の山岳展望は、この山ならではのものだ。
 トムラウシの意味はアイヌ語の「花の美しい所」とする説もあるが、他の山と同じくここに発する川の名に由来するとすれば、「水垢の多い所」と解釈されることになる。アイヌ語のデリケートな発音に適当にカナを当てはめたために生じた混乱である。
 どちらから登るとしても人里から遠いが、ストレートに登れるのは南方のトムラウシ温泉からの道だ。新得町から車で1時間あまり入ったこの温泉から、頂上まで6時間以上。日帰りは可能だがかなりの長丁場だ。それに、この山を単独で登ってくるだけでは、宝の山に入りながら手ブラで帰るようなものだ。トムラウシには、やはり何日かの縦走のあとに到達するのが望ましい。
 一番人気のあるのは、北の表大雪方面から登ってくるコース。健脚者なら途中1泊でも可能だが、花を眺めながら、のんびりと2泊はしたい。3泊目はトムラウシと化雲岳(1954m)のコル東方のヒサゴ沼避難小屋泊まりとすれば、約2時間30分で頂上だ。この小屋は夏山シーズン中は満員で入れないこともしばしばあり、テント持参の方が望ましい。
 また、南の十勝岳方面からの道もある。オプタテシケ山からの長い下りがこのコースのポイントで、やはり最低でも3泊は必要だろう。遠く石狩岳から縦走して登ってくるのは最良のコースだが、最低でも3泊はしたい。ただし、石狩岳―沼ノ原東側鞍部間の通称「根曲り廊下」は、ササが伸びて廃道に近い状態になっている。
 大正9年に登った大島亮吉の名文で知られるクワウンナイ川は途中1泊だが、沢登りの経験者でなければお勧めできないのが残念である。
 下山は化雲岳から天人峡への道が一般的。登るとすれば、ヒサゴ沼まで8時間の長い道だが、それでもトムラウシ温泉に次ぐ短いコースでもあり、登山口の交通の便もよい。
 この山の初の積雪期登頂は大正15(1926)年5月、北大山岳部により達成された。十勝岳から短い夏用スキーを駆っての縦走行であった。

忠別岳(標高:1963m)

山域:大雪山/北海道

忠別川は、天人峡(てんにんきょう)温泉から上流は険悪だが、源頭部は広大である。忠別岳はこの川の上部にある。大雪山方面からは左が緩斜面で右が切れ落ちた形に見える。
 白雲岳避難小屋から広い高根ガ原を通り、鞍部の忠別沼から、ひと登りで頂上。小屋から約4時間。なだらかなここまでの道とは対照的に、西面の忠別川側は切り立った岩壁になっている。
 単独で登られることはあまりなく、表大雪からトムラウシ山への縦走の途中に通過することが多い。東側のシビナイ第一沢からの道もあり、登山口から約4時間というが、割に利用されていない。
 頂上から南に約2km下った所に忠別岳避難小屋への分岐点があり、ここから10分ほどで小屋に到着する。ここはまた指定のキャンプ地にもなっている。

黒岳(標高:m)

山域:大雪山/北海道

 大雪山の北東の隅に位置し、層雲峡から仰ぐ姿は、右に岩壁を抱えた急峻なものだ。火山性の大雪山のなかでは珍しく頂上まで緑が濃く、黒岳の名称も、この深い緑に由来する。
 層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継いで8合目に達し、花が美しい急な登山道をたどって、わずか1時間ほどで頂上。南面には広々とした風景が広がっている。
 ここで引き返す人も多いが、頂上を越えて十数分の黒岳石室まで行ってみよう。夢のように美しい花の道だ。一時はほとんど消滅したがレンジャーの手で、みごとに復元した。
 冬は、黒岳の北斜面は、道内有数のスキーゲレンデと化す。黒々とそびえる針葉樹林に囲まれたよい斜面だが、頂上へ行くにはアイゼンが必要。
 冬の初登頂は大正11年(1922)3月、旭岳とほぼ同メンバーによる。