体を温めてくれるウェアとして、寒さを感じる時の登山に欠かせないのがダウンジャケットです。しかし、種類があり過ぎて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では女性ハイカーに向けて、登山用レディースダウンジャケットのおすすめを紹介しています。
人気の高いモンベル、パタゴニアをはじめ、ラブ、ナンガ、ウエスタンマウンテニアリングなどテクニカルなダウン作りに定評のあるブランドの中から、軽量コンパクトで保温性の高いモデルを中心に18品厳選しました。
また、ダウンの基本的な性質や、街とは異なる登山での使い方、おすすめ品の選び方についての解説も行っていますので、登山用ダウンの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
登山にダウンはダメと聞いたけど…?
登山にダウンは「ダメ」どころか、防寒着として欠かすことのできないアイテムです。ただし登山では街で着るのと異なり、ダウンのメリットとデメリットをよく理解した上で適切に着用することが大事です。
ダウンのメリット | 保温力が高く、軽量コンパクト
ダウンは防寒着の中で最も保温力が高く、薄手であっても羽織るだけで体が温かくなる上、軽量なためストレスなく着用できます。また、コンパクトにまとまるので、着用しない時はザックの中に小さく収まり、持ち運びがラク。装備の軽量化にもつながります。
ダウンのデメリット | 汗・雨に弱い
ダウンは濡れに弱く、汗や雨で湿ると保温力が急速に落ちます。しかも、なかなか乾かないため、ダウンは汗をかきやすい行動中の着用には向いていません。
ダウン着用OKシーンとNGシーンがある
保温力が高いけれど、汗や湿気に弱いダウンは、登山中に着用OKなシーンとNGなシーンとがあります。次項で詳しく解説します。
登山でダウンはいつ着るの?
登山でダウンはいつ着ればいいのか、着用OKなシーンとNGなシーンを紹介します。
休憩中の保温着として着るのが基本
登山でダウンは、「休憩中」「止まっている時」に着るのが基本です。登山では登り下りで歩いている時は暑くても、山ごはんの時や山頂で景色を眺めている時など止まっている時に急速に寒さを感じます。そんな時、保温力の高いダウンをサッと羽織って体を温める、といった着方をします。
汗をかかないなら行動着として着用OK
冬でも行動中は熱を生じ、特にハイクアップ時は汗をかくことがあります。ダウンを着たまま行動すると保温力の高さから汗をかき、かえって汗冷えを招いてしまうことから、ダウンは原則、行動中には着用しません。
しかし、厳冬期の高所登山、冬にハイキングレベルの山をゆっくりと歩く方、もともと寒がりの方といったように、寒冷な環境下や体質で汗をかかないのであれば、ダウンを着たまま行動できます。
ダウンは軽量コンパクトにまとまるため、基本的に行動中はザックの中に入れておきます。ダウンを腰に巻いたまま行動すると、小枝にひっかかったり転んだりした時に表面が破けてしまう可能性があるため避けてください。
山小屋やテント場に着いたり、山頂に到着して一息入れたりする時に、ザックから出して着用します。
着用しない時は濡らさないようドライバッグに入れる
雨や汗、濡れたテントなどが原因でザックの中に収納したダウンが濡れてしまうことがあります。ダウンを着用しない時は、ドライバッグに入れてから収納することをおすすめします。
おすすめのダウンはどう選べばいい?
登山に持っていくならどんなダウンがいいか、おすすめのダウンの選び方を紹介します。
1.いつ、どんな山に登るのか、山行形態やシーンに合わせて選ぶ
3シーズンの登山か冬山登山か、日帰り登山か小屋泊かテント泊か、冬の縦走登山かバックカントリースキーかなど、季節や山行形態、登る山の高さ、シーンやアクティビティに応じてダウンを選びます。
例えば、3シーズンの登山なら軽量で携行しやすいコンパクトにまとまるタイプがおすすめです。
冬山であれば着用シーンによって異なります。例えば厳冬期の高所登山であれば、寒冷な雪山に対応するようミドルレイヤーとして行動中に着用する軽量性と保温性のバランスに優れたタイプを選び、上からハードシェルを着用するか、ハードシェルと一体化した撥水性のあるタイプを選びます。
また、テント泊で縦走するなら、停滞時の寒さをしのぐ保温着としてのダウンジャケットやダウンパンツが必要です。軽量でありながらも保温性に優れたモデルを選びます。
2.必要な保温力はフィルパワーと羽毛の量のバランスで選ぶ
ダウンは製品ごとにそれぞれ保温力が異なるため、自分が行おうとしている登山に必要な保温力を備えたダウンを選ぶことが大事です。
保温力を知るには、フィルパワーの数値を参考にします。フィルパワー(FP)とは、重量に対しての保温力を示したもので、数値が高いほど羽毛の量が少なくても保温力が高いことを表しています。
フィルパワーが600以上あると良質とされ、700~800だと高品質、800以上だと超高品質といわれており、登山に適したダウンのフィルパワーは700、800以上がおすすめです。
ただし、フィルパワーの数値が高くなるほど軽量でありながら保温力が高いため、高額になります。登山のダウンは必ずしも高フィルパワーでなくてはならない、というわけではありません。
ダウンの保温力は、フィルパワーだけでなく、羽毛の量によっても変わります。例えば900フィルパワーの薄手のダウンジャケットと、600フィルパワーの極厚のダウンジャケットなら後者の方が温かく感じます。
とはいえダウンを携行するには軽量の方がいいため、保温力を備えたダウンを選ぶには、フィルパワーと羽毛の量のバランスで選ぶといいでしょう。
また、外気に触れるシェル素材(表地)が厚手(デニール数が大きい)であると、外から冷気が入り込みにくく、保温力が増します。しかし、生地が厚いとごわつき、収納時のコンパクト性が落ちるため、こちらも表地の厚さ(デニール数)とパッキングサイズのバランスを見て選ぶといいでしょう。
製品の重量、フィルパワー、封入されている羽毛の量、表地のデニール数などをチェックするとともに、ダウンジャケットの構造やデザインを確認することも大切です。
例えば、フードの有無、襟の有無は保温力に影響します。フードはなくてもビーニーやバラクラバで防寒ができますが、襟がないと防寒性が低くなります。
また、ほとんどの商品は通販で購入可能ですが、人により体感温度は異なるため、できれば実際に商品を試着して保温性やフィット性、着心地を確認した方がいいでしょう。
まとめると次のようになります。
軽量ダウンの保温力を見極めるポイント
- フィルパワーと羽毛の量のバランスで選ぶ
- 表地の厚さ(デニール数)とコンパクト性のバランスもポイント
- 構造やデザインも要チェック
- 人により体感温度は異なるため、できれば試着して確認を
3.一般的な登山なら軽量薄手~中厚手がおすすめ
一般的な登山で使うダウンなら、薄手~中厚手がおすすめです。特に3シーズンに使うダウンなら、行動中はザックに収納しておくことが多いため、軽量でコンパクトにまとまるものがメインとなり、薄手タイプがおすすめです。
しかし、宿泊を伴う登山の場合、夜は急速に冷え込むことがあるため、薄手タイプだと保温力が足りないと感じることがあります。また、普段から寒がりの人だと、春秋の日帰り登山でも薄手だと保温性が少ないと感じるかもしれません。
そんな場合は、ダウンの封入量を増やした中厚手タイプがおすすめです。薄手タイプより多少ボリュームのある見た目でも、軽量のため着用にストレスを感じず、コンパクトにまとまり携行しやすいです。
薄手タイプより保温力が増すので、夏のテント泊縦走登山や、中級レベルの雪山などでも使えます。
レディース登山向け軽量ダウンおすすめ18選
登山のダウンは、持ち運びしやすい軽量でコンパクトにまとまるタイプがおすすめです。夏なら「ウルトラライト」や「インナーダウン」と呼ばれる薄手タイプのダウンジャケットを選べば、装備の軽量化が図れます。
残雪期は、昼夜の寒暖差が激しく、特に標高が高い場所では、日中は暖かくても、夜は急速に冷え込むため、軽量でありながらも保温力をしっかり備えたモデルがおすすめです。
今回は、軽量なモデルの中からおすすめのダウンを紹介します。
レディース登山向け軽量ダウンおすすめ一覧表
ブランド | 商品名 | 特徴 | 価格 | 重量 | 羽毛の量 | ダウンの質 | 表地の厚さ |
モンベル | プラズマ1000ダウンジャケットウィメンズ | 雪山のミドルレイヤーに最適な1000フィルパワーEXダウンの保温力を誇る最軽量ダウンジャケット | 27,390円 | 116g | 不明 | 1000フィルパワー | 7デニール |
モンベル | プラズマ100アルパインダウンパーカウィメンズ | 1000フィルパワーEXダウンをたっぷり封入した保温性の高い最軽量ダウンフーディ | 40,700円 | 221g | 不明 | 1000フィルパワー | 7デニール |
モンベル | スペリオダウンパーカーウィメンズ | 保温性と軽量性のバランスに優れたコスパの良い大人気ダウン | 19,800円 | 202g | 不明 | 800フィルパワー | 10デニール |
モンベル | イグニスダウンパーカーウィメンズ | 防風性、防水透湿性を備えた軽量コンパクトな人気の高級ダウンパーカー | 37,400円 | 239g | 不明 | 1000フィルパワー | 13デニール |
パタゴニア | ウィメンズ・ダウン・セーター | 登山からタウンユースまで幅広いシーンで活躍するパタゴニアの定番ダウンジャケット | 38,500円 | 292g | 不明 | 800フィルパワー | 20デニール |
パタゴニア | ウィメンズ・アルプライト・ダウン・プルオーバー | 非常に軽量で温かいハーフジップタイプのプルオーバー型ダウン | 18.425円 | 180g | 不明 | 800フィルパワー | 不明 |
パタゴニア | ウィメンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ | 羽毛布団にくるまれているような温かさ。真冬のアウトドアで人気の中厚手タイプ | 55,000円 | 420g | 不明 | 800フィルパワー | 20デニール |
ザ・ノース・フェイス | サンダージャケット(レディース) | ダウンと化繊のハイブリッドで濡れに強く、行動着として積極的に活用できる人気のダウン | 33,000円 | 245g | ダウン54%、ポリエステル40%、フェザー6% | 不明 | 不明 |
ザ・ノース・フェイス | ライトヒートジャケット(レディース) | 空気を羽織るような超軽量で温かいインナーダウンジャケット | ~28,600円 | 170g | ダウン80%、フェザー20% | 不明 | 不明 |
ラブ(Rab) | ミシックGジャケットウィメンズ | 1000フィルパワーの圧倒的な保温力と軽量コンパクトな超高品質ダウン | 60,500円 | 252.5g | 115g | 1000フィルパワー | 7デニール |
ラブ(Rab) | ミシックアルパインライトジャケット レディース | ハードな環境下で行動着としても保温着としても使える超高品質ダウン | 41,800円 | 不明 | 80g | 900フィルパワーの撥水ダウン | 10デニール |
アークテリクス | セリウムフーディウィメンズ | 軽量コンパクトで温かく、汎用性の高いテクニカルダウンインサレーション | 68,200円 | 290g | 不明 | 850フィルパワーの撥水ダウン | 15デニール |
ウエスタンマウンテニアリング | ウィメンズ・クイックフラッシュジャケット | 軽量で見た目より保温能力が高いため装備の軽量化を図りたい方におすすめ | 64,130円 | 225g | 70g | 850+フィルパワー | 12デニール |
ウエスタンマウンテニアリング | ウィメンズ・フラッシュジャケット | 軽量コンパクトで保温性、機能性に優れたフード付きダウンジャケット | 68,530円 | 290g | 85g | 850+フィルパワー | 20デニール |
マムート | ブロード ピーク イン フーデッド ジャケット ウィメンズ | 最も軽量コンパクトで機能性が高く、3シーズンの防寒着におすすめ | 39,600円 | 334g | 105g | 800フィルパワー | 20デニール |
ナンガ | マウンテンロッジダウンジャケット(ウィメンズ) | 信頼のおける国産ダウンメーカーの軽さと保温力にこだわったモデル | 38,500円 | 236g | 70g | 860フィルパワー | 10デニール |
ノローナ | レディーストロールヴェッゲンスーパーライトダウン850フーデット ジャケット | 最も軽量で収納性に優れたフード付きダウンジャケット | 31,433円 | 206.96g | 71g | 850フィルパワー | 7デニール |
マウンテンイクイップメント | ウィメンズベーシックダウンジャケット | 登山に安心の保温力で休憩時の保温着におすすめ | 46,200円 | 327g | 180g | 700フィルパワー | 20デニール×10デニール |
モンベル | プラズマ1000ダウンジャケットウィメンズ
重量わずか116gと、登山ダウンで最軽量のジャケットです。わずかな綿量で極めて高い保温力を発揮する高品質なEXダウンを使用し、フィルパワーは最高品質の1000を示しているため、軽量でありながらも圧倒的な保温性を備えています。
また、軽量性と保温性を両立させるため、コールドスポットができにくい独自のキルティングパターンを採用。表地が7デニールと極薄な素材を使用していることも軽量化に寄与しています。
携行時は付属のスタッフバッグに入れると直径10cm、高さ14cmと非常にコンパクトになるため、3シーズンの縦走登山や秋冬の日帰り登山の防寒着として装備の軽量化に役立ちます。また、雪山登山のミドルレイヤーとしてレイヤリングしやすく、使い勝手の良いモデルです。
特徴 | 雪山のミドルレイヤーに最適な1000フィルパワーEXダウンの保温力を誇る最軽量ダウンジャケット |
価格 | 27,390円 |
重量 | 116g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 1000フィルパワー |
表地の厚さ | 7デニール |
モンベル | プラズマ100アルパインダウンパーカウィメンズ
モンベルの1000フィルパワーのフード付きダウンで最軽量のモデルです。同じく1000フィルパワーで最軽量のダウンジャケット(フードなしタイプ)と比較すると、極薄なシェル素材や独自のキルティングパターンは同じでも、細かな部分で違いがあります。
プラズマ100アルパインダウンパーカはフードがあるため、首や顔周りの保温力が高く、ポケットにジッパーが付いているため、グローブを入れておいても落とす心配がありません。
また、プラズマ100アルパインダウンパーカは、ダウン量が多くモコモコしているので、紅葉登山、森林限界を越えない標高2500m位までの雪山登山の防寒着、寒がりの方の3シーズン用防寒着に適しています。
特徴 | 1000フィルパワーEXダウンをたっぷり封入した保温性の高い最軽量ダウンフーディ |
価格 | 40,700円 |
重量 | 221g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 1000フィルパワー |
表地の厚さ | 7デニール |
モンベル | スペリオダウンパーカーウィメンズ
重量約200gで800フィルパワーと軽量で保温力の高い高品質なダウンでありながら税込19,800円と、2万円を切るコスパの良いモデルとあって、モンベルでも人気の高い商品です。厳冬期の中間着や春秋の防寒着として、季節やシーンに合わせた使い方ができます。
また、ダウンジャケットに発生しやすい静電気を抑えるための帯電防止加工が施されているので、指先にバチンとくる痛みが苦手な方にもおすすめです。
特徴 | 保温性と軽量性のバランスに優れたコスパの良い大人気ダウン |
価格 | 19,800円 |
重量 | 202g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 800フィルパワー |
表地の厚さ | 10デニール |
モンベル | イグニスダウンパーカーウィメンズ
高品質な1000フィルパワーのダウンを使用している上、コールドスポットができにくい独自のキルティングパターンを採用しているため、軽量でありながら優れた保温性を発揮します。
表地にはゴアテックスインフィニアムを採用。防風性が高く、透湿性に優れているため、冷たい風をブロックしつつ、内部の湿気は外に排出してくれます。また、耐久撥水加工が施されているため、ちょっとした雨では濡れず、耐候性に優れています。
森林限界を超えない2500m級の雪山登山の防寒着として、また風が強い冬期の低山登山、天気の動向が心配な縦走登山の防寒着としておすすめです。
特徴 | 防風性、防水透湿性を備えた軽量コンパクトな人気の高級ダウンパーカー |
価格 | 37,400円 |
重量 | 239g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 1000フィルパワー |
表地の厚さ | 13デニール |
パタゴニア | ウィメンズ・ダウン・セーター
軽量薄手でレイヤリングしやすく防風性も備えたパタゴニアの定番ダウンです。パタゴニアらしく環境に配慮した素材を使用しています。厳冬期登山のミドルレイヤーや春秋の日帰り登山の防寒着としてなど登山で使えるのはもちろん、スキーやスノボ、タウンや旅行先など幅広いシーンで使える一着です。
特徴 | 登山からタウンユースまで幅広いシーンで活躍するパタゴニアの定番ダウンジャケット |
価格 | 38,500円 |
重量 | 292g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 800フィルパワー |
表地の厚さ | 20デニール |
パタゴニア | ウィメンズ・アルプライト・ダウン・プルオーバー
180gと非常に軽く、コンパクトに収納できて温かいダウンプルオーバーです。肘と肩に使用した細めのキルトラインは形を整え、かさばりを抑えながら動きやすさを促進しています。また、フロントジッパーには、顎へのあたりが快適なジッパーガレージが付いています。
テント泊縦走など装備の軽量化を意識する方におすすめです。山小屋や山頂での保温着として着用するだけでなく、冬のセーター代わりにタウンで着てもかわいいかも。
特徴 | 非常に軽量で温かいハーフジップタイプのプルオーバー型ダウン |
価格 | 18,425円 |
重量 | 180g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 800フィルパワー |
表地の厚さ | 不明 |
パタゴニア | ウィメンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ
寒冷な天候下での高山の日帰りミッションのためにデザインされた中厚手タイプのダウンフーディです。カサがあってもとても軽く、コンパクトに持ち運びできます。保温性を高める工夫が随所に施されており、「羽毛布団にくるまれているような着心地」と称される人気商品です。
クライミングのビレイ用ジャケットとして最適ですが、冬の登山やキャンプなど寒冷な環境下でのアウトドアシーン全般に幅広く使えます。3シーズンのテント泊では、フィッツロイ・ダウン・フーディを着て寝ることでシュラフの保温性を落として軽量化を図ることが可能です。
ダウンセーターでは保温力が足りないと感じる方、普段から寒がりの女性には特におすすめです。
特徴 | 羽毛布団にくるまれているような温かさ。真冬のアウトドアで人気の中厚手タイプ |
価格 | 55,000円 |
重量 | 420g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 800フィルパワー |
表地の厚さ | 20デニール |
ザ・ノース・フェイス | サンダージャケット(レディース)
ダウンと化繊のハイブリッドダウンジャケットです。撥水ポリエステルファイバーを封入し、表地も撥水加工しているため、ダウンの弱点である「濡れ」に強いダウンジャケットとなっています。
軽く温かく、汗や急な雨にも対応できるため、行動着として積極的に活用できます。使用しない時はポケットにコンパクトに収納できるポケッタブル仕様となっているため、軽量装備に力を入れている登山者に人気があります。
デザインがシンプルで、カラーバリエーションもおしゃれです。
特徴 | ダウンと化繊のハイブリッドで濡れに強く、行動着として積極的に活用できる人気のダウン |
価格 | 33,000円 |
重量 | 245g |
羽毛の量 | ダウン54%、ポリエステル40%、フェザー6% |
ダウンの質 | 不明 |
表地の厚さ | 不明 |
ザ・ノースフェイス | ライトヒートジャケット(レディース)
170gと非常に軽く、まるで空気を羽織るような着心地のインナーダウンジャケットです。表地が薄く、光沢感があり、おしゃれな感じです。撥水加工されているため多少の雨や雪に対応します。
ポケットに収納できるポケッタブル仕様で持ち運びに便利です。登山のミドルレイヤーとして着用するだけでなく、キャンプや旅行、普段使いまで、さまざまなシーンで使えます。
特徴 | 空気を羽織るような超軽量で温かいインナーダウンジャケット |
価格 | ~28,600円 |
重量 | 170g |
羽毛の量 | ダウン80%、フェザー20% |
ダウンの質 | 不明 |
表地の厚さ | 不明 |
ラブ(Rab)| ミシックGジャケットウィメンズ
高機能なダウンや寝袋を作り始めたのがブランドのスタートだけあって、Rab(ラブ)のダウンジャケットは非常に品質が高く、なかでもミシックGジャケットはブランドの粋を集めたといわれるほど、保温力と軽量性、コンパクト性、扱いやすさ、着心地の良さで群を抜いています。
1000フィルパワーと圧倒的な保温性と軽量性を両立させているだけでなく、表地と羽毛そのものにも撥水処理が施され、保温力を下げる濡れを徹底して排除しています。
また裏地には、アルミシートのような銀色の「TILT(熱イオンライニングテクノロジー)」を採用し、通気性を損なうことなく断熱性を高めることに成功しています。
さらに、縫製の難しい構造の中にダウンを封入することで保温力を高め、表地も裏地も7デニールという薄さで軽量性を実現。立体裁断で動きやすく、最高の着心地を提供しています。
特徴 | 1000フィルパワーの圧倒的な保温力と軽量コンパクトな超高品質ダウン |
価格 | 60,500円 |
重量 | 252.5g |
羽毛の量 | 115g |
ダウンの質 | 1000フィルパワー |
表地の厚さ | 7デニール |
ラブ(Rab)| ミシックアルパインライトジャケット レディース
良質なダウンを制作するブランドとして知られるRab(ラブ)の軽量コンパクトで温かいダウンフーディです。「アルパイン」と名付けられていることからもわかるように、ハードな環境下でのインサレーションとして安心感のある作りとなっています。
900フィルパワーと軽量で保温力の高い超高品質なジャケットで、濡れても保温力を損なわない羽毛と化繊の中綿を使用しているため、ミドルレイヤーとして着用するだけでなく、携行性に優れているので長期テント泊縦走登山の保温着としても活躍します。
表地は軽量性と耐久性を備え、防風性も優れているため単体での使用も安心です。
特徴 | ハードな環境下で行動着としても保温着としても使える超高品質ダウン |
価格 | 41,800円 |
重量 | 不明 |
羽毛の量 | 80g |
ダウンの質 | 900フィルパワーの撥水ダウン |
表地の厚さ | 10デニール |
アークテリクス | セリウムフーディウィメンズ
無駄を省いたミニマルデザインの軽量テクニカルダウンインサレーションです。フィルパワー850と高品質な保温性で、湿気がこもりやすい部分にはコアロフトの合成素材を配置。高所登山からスキー、スノボーまで、どんなアルパインアクティビティにも対応します。
耐久撥水仕上げで、フードはヘルメット対応です。立体構造で動きを妨げず、ミドルレイヤーとしても単体でも幅広いシーンで着用できます。
特徴 | 軽量コンパクトで温かく、汎用性の高いテクニカルダウンインサレーション |
価格 | 68,200円 |
重量 | 290g |
羽毛の量 | 不明 |
ダウンの質 | 850フィルパワーの撥水ダウン |
表地の厚さ | 15デニール |
ウエスタンマウンテニアリング | ウィメンズ・クイックフラッシュジャケット
圧倒的なダウンへのこだわりで信頼の高いウエスタンマウンテニアリングの最軽量ダウンジャケットです。首周りを覆うダウン入りのカラーや、ダウンの偏りを防ぐ縫製など、最小限の重量で、最大限の温かさを提供する細かな工夫がなされています。
また、肩回りは動きやすく、後丈はやや長め。女性の身体にフィットするようデザインされています。装備の軽量化を図りたい女性におすすめのモデルです。
特徴 | 軽量で見た目より保温能力が高いため装備の軽量化を図りたい方におすすめ |
価格 | 64,130円 |
重量 | 225g |
羽毛の量 | 70g |
ダウンの質 | 850+フィルパワー |
表地の厚さ | 12デニール |
ウエスタンマウンテニアリング | ウィメンズ・フラッシュジャケット
最高級の850+フィルパワーのグースダウンを使用したダウンジャケットです。シェルには擦れても音がしづらい0.9ozのドットリップストップナイロンが採用され、引き裂き強度にも優れているため耐久力があります。
ダウンの入ったフード付きで顔周りも温かく、袖口や裾のパイピングで冷気の侵入を防ぎます。3シーズンの防寒着として、冬間には行動着のミッドレイヤーとして年間を通じて使えます。
特徴 | 軽量コンパクトで保温性、機能性に優れたフード付きダウンジャケット |
価格 | 68,530円 |
重量 | 290g |
羽毛の量 | 85g |
ダウンの質 | 850+フィルパワー |
表地の厚さ | 不明 |
マムート | ブロード ピーク イン フーデッド ジャケット ウィメンズ
スイスのブランド、マムートのダウンは、雪山登山などハードな環境下で通用するよう保温性と耐候性に優れています。
ブロード ピーク イン フーデッド ジャケットは、800フィルパワー&重さ約330gと保温性と軽量性に優れ、ポケットに小さく収納できるため、装備の軽量化にも役立ちます。3シーズンの保温着や冬場のレイヤリングに活躍する一着です。
特徴 | 最も軽量コンパクトで機能性が高く、3シーズンの防寒着におすすめ |
価格 | 39,600円 |
重量 | 334g |
羽毛の量 | 105g |
ダウンの質 | 800フィルパワー |
表地の厚さ | 20デニール |
ナンガ | マウンテンロッジダウンジャケット(ウィメンズ)
国産のダウンメーカーであるナンガの製品は、クオリティが高く、多くの登山者に支持されています。マウンテンロッジダウンジャケットは、山小屋や山岳ベースキャンプでの着用をコンセプトに開発された、軽さと保温力にこだわったモデルです。
860FPの保温力を備えながら軽量で、ポケットに収納できるパッカブル仕様のため、持ち運びに便利です。アームホールを太めに設定し、立体的なカッティングとパターンワークより腕を動かしやすく、着心地も快適です。
登山では行動中のミドルレイヤーや山小屋での保温着として活用し、タウンではこれ一枚で暖かく軽量なアウターとして着用できます。
特徴 | 信頼のおける国産ダウンメーカーの軽さと保温力にこだわったモデル |
価格 | 38,500円 |
重量 | 236g |
羽毛の量 | 70g |
ダウンの質 | 860フィルパワー |
表地の厚さ | 10デニール |
ノローナ | レディーストロールヴェッゲンスーパーライトダウン850フーデット ジャケット
ノルウェーのブランド、ノローナで最も軽量で収納性に優れたフード付きダウンジャケットです。登山のミドルレイヤーとしてもアウターとしても着用可能で、幅広いアウトドアアクティビティに適しています。
表地は防風性がある上、非常に軽く、重量のわりに耐久性があります。軽量コンパクトで保温力を備え、Y字型のフィットで動きやすく、後が長めにカットされているため、しゃがんでも背中が見えません。
ダウンを均一かつ持続的に分布させるために、しっかりとキルティングされているのも特徴です。
特徴 | 最も軽量で収納性に優れたフード付きダウンジャケット |
価格 | 31,433円 |
重量 | 206.96g |
羽毛の量 | 71g |
ダウンの質 | 850フィルパワー |
表地の厚さ | 7デニール |
マウンテンイクイップメント | ウィメンズベーシックダウンジャケット
マウンテンイクイップメントは、ダウンシュラフの開発からスタートした、高所用ダウン製品のパイオニアとして知られるブランドです。
羽毛を180gとたっぷり封入し、偏りを防いでダウンの膨らみを活かす幅広のバッフル構造を採用することで、優れた保温力を均一に維持しています。ベーシックという名称からわかるように、軽量薄手というよりも登山に必要な保温力を与えてくれる、安心感のあるタイプです。
3シーズンや雪山登山の休憩時の保温着として着用します。行動着としての使用は、汗で内側が結露するためNGです。
特徴 | 登山に安心の保温力で休憩時の保温着におすすめ |
価格 | 46,200円 |
重量 | 327g |
羽毛の量 | 180g |
ダウンの質 | 700フィルパワー |
表地の厚さ | 20デニール×10デニール |
ダウンで寒さ対策を万全に
ダウンは、登山ウェアの中でも値段が高いのが難点ですが、厳しい環境下でしっかりと体を温めてくれて、なおかつ軽量で着心地が良く、持ち運びにも便利であるとなると、ある程度の出費は必要といえます。
メンテナンスをすれば長く使えるため、今回紹介した製品のように信頼のおけるブランドのモデルで寒さ対策を万全にしましょう。